1: みんと ★ 2019/03/01(金) 14:05:33.10 ID:/3K+7WIQ9
財務省が1日発表した2018年10~12月期の法人企業統計によると、ソフトウエアを除く設備投資(季節調整値)は前期比で3.3%増えた。製造業の投資が堅調で、2四半期ぶりに増加に転じた。民間調査機関の多くは10~12月の国内総生産(GDP)改定値が上方修正になると見る。だが足元では輸出と生産が弱含み、設備投資の先行きにも不安が出ている。
法人企業統計でまとめるソフトウエアを除く設備投資の動向はGDPの推計に使われ、改定値に反映される。2月中旬に発表された10~12月期のGDP速報値は、物価の動きを除いた実質の年率換算で前期比1.4%増だった。農林中金総合研究所の南武志氏は、改定値では年率1.6%増に上方修正されると見込む。
だが先行きは不透明だ。10~12月期の法人企業統計では売上高が前年同期比3.7%増と、7~9月期の6.0%増から伸び率が縮小した。人件費増などの影響で、経常利益は7.0%減と10四半期ぶりに前年同期を割り込んだ。
伊藤忠経済研究所の武田淳氏は「製造業を中心にピークアウト感が出ている。輸出の鈍化も考慮すると、設備投資は今後盛り上がりに欠く」と分析する。
10~12月期の設備投資は製造業が前期比8.8%増となり、7.4%減だった7~9月期から回復した。自動車向けの電子部品や素材、半導体向けの投資が伸びた。一方、非製造業は前期比0.2%増にとどまり、7~9月期の2.7%減を踏まえると回復が鈍かった。
日本経済新聞 2019年3月1日 13:50
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41910330R00C19A3EA4000/
法人企業統計でまとめるソフトウエアを除く設備投資の動向はGDPの推計に使われ、改定値に反映される。2月中旬に発表された10~12月期のGDP速報値は、物価の動きを除いた実質の年率換算で前期比1.4%増だった。農林中金総合研究所の南武志氏は、改定値では年率1.6%増に上方修正されると見込む。
だが先行きは不透明だ。10~12月期の法人企業統計では売上高が前年同期比3.7%増と、7~9月期の6.0%増から伸び率が縮小した。人件費増などの影響で、経常利益は7.0%減と10四半期ぶりに前年同期を割り込んだ。
伊藤忠経済研究所の武田淳氏は「製造業を中心にピークアウト感が出ている。輸出の鈍化も考慮すると、設備投資は今後盛り上がりに欠く」と分析する。
10~12月期の設備投資は製造業が前期比8.8%増となり、7.4%減だった7~9月期から回復した。自動車向けの電子部品や素材、半導体向けの投資が伸びた。一方、非製造業は前期比0.2%増にとどまり、7~9月期の2.7%減を踏まえると回復が鈍かった。
日本経済新聞 2019年3月1日 13:50
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41910330R00C19A3EA4000/