1:熱湯浴 ★ 2015/03/09(月) 09:27:06.41 ID:???*.net
今後しばらく株価の好調が続くといっても、忘れてはいけないのは、金融緩和の背景には財政赤字の拡大があるということ。バブル相場には必ずしっぺ返しが来る。
今年から来年にかけては多くの投資家が資産を増やせると思いますが、その後のバブル崩壊を常に意識しておく必要があります。
具体的に言うと、6年後の2021年に日本は財政破綻する可能性が高いと考えています。
正確に言えば日本は今現在も破綻しているのですが、日銀が買い支えているから持っているように見える。未曾有の事態です。
歴史上、戦争などで同様のことが行われると、最後はインフレを起こして国の借金をチャラにするしかなくなる。
「日本は生産過剰だからハイパーインフレは起きない」という説もありますし、私も今すぐそうなるとは思わないけれど、いずれ限界が来るでしょう。
では、財政破綻にどう備えるか。「株は暴落しそうだから、預金する」という考え方もありますが、国が破綻すれば預金の価値も暴落する。日本株に投資対象を限定するのではなく、社債や海外の国債を買うのもいいかもしれません。金融の世界はボーダーレスだから、
日本の財政破綻は世界中に影響する。世界恐慌に備えるなら、金投資も選択肢になる。
常に「次はどんな投資先がいいか」という情報を集めて研究することが大切です。
もう一つ言うと、暴落が始まってから売ろうと思っても遅い。上がっている局面で売らないといけない。
そのためには、「天井で売ろう」などと考えず「この銘柄は割高になっている」と思ったら思い切って売る。
欲張らないことも、被害を最小限にするための秘訣です。
財政破綻を食い止めるには、企業にもっと稼いでもらい、国の予算のうち国債に頼っている60兆円分、税収を増やせばいい。しかし残念ながら、政府は企業を元気づける手立てを見つけていません。
私は、納税額が大きい人を顕彰するといいと思う。中小企業の7割は法人税を払っていないと言いますが、それは儲けると税務署や社会がいじめるからでしょう。税収を増やすには、金儲けを批判するのをやめて、誰もが気持ちよく儲けられる社会にするのが一番です。
私が見る限り、経営者と投資家にはまだまだやる気がある人が大勢います。
私は今、そうした情熱のある後進を育てることに最も力を入れています。今月からは、志望者を集めてセミナーも開催する予定です。
大切なのは、有益な情報を人と共有すること。私自身、株で成功するきっかけは、証券会社の支店長と友人になったことでした。彼のアドバイスで初めて買った株が、どんどん値上がりするのを見た時は驚きましたよ。カネは汗水垂らして働いて稼ぐものだと思っていたのに、こんな方法があるのか、株とはなんとありがたいのか、と心の底から思ったものです。
私は、「真心の連鎖が成功と幸福を招く」という哲学を大切にしています。
投資家が成功するためには、信頼のおける人と打算抜きでつながることが重要なのです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42374?page=4