1:ジーパン刑事 ★@\(^o^)/ 2014/12/02(火) 16:45:39.85 ID:???0.net
急速に円安が進展し、財政危機が指摘され始めた日本。実際、将来はどうなるのだろうか。
そこで「マネー運用完全マニュアル」を特集したダイヤモンドQ編集部では、「伝説のディーラー」の異名を持ち、金融最前線での経験が長く、経済に詳しい参議院議員の藤巻健史氏に、日本の将来を解説してもらうとともに、どう資産運用すべきかを聞いた。
──日本銀行は10月、長期国債の買い入れを約30兆円増やして年間約80兆円にする異次元金融緩和の第2弾を発表したが、どう評価しますか。
はっきり言いましょう。日本の財政はすでに実質的な破綻状態にあります。日銀が量的金融緩和によって延命させているだけです。今回のさらなる量的緩和の決定は予想通り。2013年4月に量的緩和を開始した時点で、後戻りは難しかった。買い入れするほど破綻のマグニチュードは大きくなっている。ハイパーインフレ、円暴落が近づいています。
──円安が急速に進んでいます。
円安ドル高は長期にそして大胆に続くだろう。FRB(米連邦準備制度理事会)は10月に「量的緩和の縮小」を完了した。
これ以上FRBのバランスシートは拡大しない、つまりドル紙幣をヘリコプターで空からばらまくのをやめたということだ。
一方、日銀はヘリコプターで空からばらまく円紙幣の量を増やした。どちらに希少価値があるのかは明らか。
“異次元の円安”がいよいよ始まったと思う。1ドル=114円など序の口もいいところだ。
──財政が実質的に破綻状態とは、にわかには信じない人もいます。
日本の借金は14年6月末で1039兆円と巨額になっています。それに対して、税収入+税外収入は55兆円しかない。
歳出を削って年10兆円ずつ返済しても100年かかる計算だ。返済するのは相当困難だ。
それどころか、毎年40兆~50兆円もの財政赤字を垂れ流して借金を増やしているのだから、あきれたものです。
これまで日本国債は国内金融機関が買い手となっていたが、いまや日銀以外は売り越しするようになり、外国人も買ってくれません。もはや日本国債の買い手は日銀だけです。もし巨額の日本国債を購入している日銀が市場から去れば、国債価格が暴落し、政府は資金繰り倒産するしかない。だから日銀は、異次元緩和を終了できません。
>http://diamond.jp/articles/-/62818
超円安、ハイパーインフレの到来近づく!
実質破綻状態の日本は、国債暴落が必至
――藤巻健史氏(参議院議員)