http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N9VO1P6TTDSA01.html
8月11日(ブルームバーグ):円安になれば輸出が伸びて景気がよくなるとの
期待が薄れつつある。輸出が低迷し、景気を押し上げる勢いがなくなっている
一方、円安で輸入物価が上昇しているためだ。
第2次安倍政権が発足して1年半以上が過ぎた。
アベノミクスを背景に円は対ドルで16%下落した。
円安は輸出にとって追い風になる一方、輸入物価を押し上げる。
現時点ではデメリットが目立ち始めており、政府・日銀の悩みの種となっている。
ゴールドマン・サックス証券の馬場直彦チーフエコノミストは
「円安にしたときに輸出の数量が伸び、国内に生産誘発効果を生み、経済の
拡大均衡を見込んでいたが、そのパスが全く動いていない。何のために
円安にしたのか」と述べた。
今年1-3月期の燃料輸入額は2012年1-3月期に比べ
1兆5600億円増えた。これに対し、全体の輸出の増加額は1兆2800億円にとどまった。
鉱工業生産も2年前と比べ減少している。過去10年間の製造業の
人員削減は100万人に達した。
アベノミクスのリフレーション
安倍氏が首相に復帰した12年12月時点の日本経済は
それまでの5年間で34%対ドルで上昇した円高に苦しんでいた。
製造業は国外に生産拠点を移し、コストと賃金を削減した。
10年以上にわたって需要は
抑制され、消費者物価は低下していた。
安倍氏は13年の年頭所感で「日本にとって何より喫緊の課題は、デフレと
円高からの脱却による経済の再生だ」と述べた。安倍首相の政策はアベノミクスと呼ばれ、
日銀による量的・質的緩和、財政出動と規制緩和で経済成長を促すことを
狙いとしている。安倍首相が任命した黒田東彦日銀総裁は
13年4月から異次元の緩和を実施している。
アベノミクスの効果で消費者物価(CPI)は
上昇し、輸出メーカーの利益も増えた。TOPIXは昨年1年間で
51%上昇した。しかし、その効果は色あせ輸出は伸び悩んでいる。
6月の輸出量は円安が始まった12年9月に比べ2.5%減少した。
以下ソース
★1の立った日時 :2014/08/11(月) 16:06:59.68
※前スレ
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1407755339/