1: @Sunset Shimmer ★ 投稿日:2015/11/07(土) 08:38:04.47 ID:+ZPIyfUA
PRESIDENT2014年8月18日号
年収が高いほど幸福度が高くなることは、様々な研究でわかっている。今回の調査でもその傾向はあった。しかし、300万円父さんの中にも、幸福度70点以上が半数近くいることも判明。
一方、1000万円も稼いでいるにもかかわらず、幸福度が70点未満の不機嫌父さんは3割強だった。稼がなくても幸せな人と稼いでも幸せになれない人。両者の違いを徹底分析した。
【調査概要】「NTTコムリサーチ」の協力を得て、働くお父さんを対象にインターネット調査を実施。年収300万円台358人、700万円台355人、1000万円以上311人が回答。年収300万円台は平均年齢45歳、1000万円台は50歳。調査期間は2014年6月23~25日。
▼ハッピー父さんの特徴……幸福度【高】年収【低】
[仕事満足度]64点[家庭満足度]85点[育児参加率]72点
・出世競争から降りている
・家族仲が良い
・地域とのつながりが強い
・毎日同じ居酒屋で同じ会話を楽しめる
・将来リスクへの備えがない
▼不機嫌父さんの特徴……幸福度【低】年収【高】
[仕事満足度]50点[家庭満足度]43点[育児参加率]47点
・大企業のミドルに多い
・多忙で身動きがとれない
・中途半端な知恵がついている
・自己評価は高いが、それに見合った能力がない
・人間関係に疲れている
■仕事篇:出世競争に勝つか、降りて幸せになるか
[仕事満足度]ハッピー父さん 64点 VS 不機嫌父さん 50点
調査で、年収1000万円以上で幸福度が70点未満だった人を「不機嫌父さん」、年収300万円台でも幸福度が70点以上だった人を「ハッピー父さん」と位置づけた。
不機嫌父さんは、残業時間が多く、慢性的にお疲れの様子だ。プレッシャーが大きいわりに、評価は自分が思うほど高くない。業績重視の職場はギスギスして、悩みを打ち明ける相手もいない。
そんなに辛ければ、少し力を抜いてもいいのに、そこは高年収のプライドが許さない。しかも、同じ年収でハッピーな「エリート父さん」ほど突き抜けた能力はない。中途半端な能力に、中途半端な自尊心。大企業で働く人のマジョリティーはこのタイプだ。
一方、ハッピー父さんはそんな過酷な競争に初めから参加していないから、ストレスは小さい。職場に足の引っ張り合いはなく、そこそこの努力でそこそこの評価を受け、不満はない。まさしく身の丈に合ったビジネスライフだ。
◆評価に満足している人
→1000万円もらっていても、不機嫌父さんの64%は評価に満足できない。一方、お金の面では報われていないハッピー父さんだが、6割近くが評価を正当と捉えていて対照的だ。
◆「努力は報われる」と思っている人
→「こんなにやってるのに」と不満を募らせる不機嫌父さんの姿が目に浮かぶ。ハッピー父さんは大多数が努力は報われると回答。お金より努力を認めてくれる誰かがいることが重要なのだ。
◆職場に悩みを話せる人がいる人
→競争の世界を生きる不機嫌父さんは周囲に敵だらけ。弱音を吐けば足元をすくわれる。ハッピー父さんは調和が第一。独り勝ちがない代わりに、仲間意識や達成感の共有がある。
◆ストレスやプレッシャーを感じることが多い人
→不機嫌父さんは年収相応の責任ある立場。能力がずば抜けていないとプレッシャーを感じて当然だ。ハッピー父さんも気楽なようで約半数はストレスを感じている。
◆慢性的に疲れている人
→1カ月の残業時間を見ると、不機嫌父さんは「ほとんどない」が3割。ハッピー父さんは「30時間以上」が4割。
◆業務内容に満足している人
→業務に対する満足度が低い不機嫌父さんは2タイプあるだろう。上昇志向が強すぎて常に満足できないタイプ。そして、能力以上の業務を任されて疲弊しきっているタイプだ。
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引用元:PRESIDENT Online http://president.jp/articles/-/16580