1: ミレイユ ★ 投稿日:2016/03/15(火) 18:50:25.87 ID:CAP
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160315/k10010443851000.html
3月15日 18時35分
日銀が導入したマイナス金利政策の影響で、今月、財務省が行った10年物の国債の入札で、落札利回りが初めてマイナスになり、国が借金をしてももうけを得られる事態が生じています。 財務省は今月1日、金融機関を対象に新たに発行する満期までの期間が10年の国債の入札を行いました。この国債は額面100円、表面利率は年0.1%、つまり年間10銭の利息がつくもので、満期まで保有すると101円を得られます。これに対し、平均の落札価格は101円25銭、つまり満期まで保有すると25銭損する価格で落札され、この結果、平均の落札利回りはマイナス0.024%と、10年物の国債で初めてマイナスとなりました。この入札で発行された国債は合わせて2兆3992億円で、利回りがマイナスになったことで、国は元本や利息を支払ってもおよそ60億円のもうけを得られることになります。このように、マイナス金利の影響で国債の利回りがマイナスになると、国は借金に当たる「国債の発行」で逆に得をする事態が生じます。ただ、各金融機関が損をする価格、マイナスの利回りでも国債を買うのは、大規模な金融緩和で国債の大量購入を続ける日銀に、その後より高い価格で買ってもらえると期待しているためです。これは日銀にとって利益の減少につながりかねず、そうなれば国が日銀から受け取る「納付金」が減ることにもなり、マイナス金利が国の財政に及ぼす影響は全体的にとらえる必要があります。
3月15日 18時35分
日銀が導入したマイナス金利政策の影響で、今月、財務省が行った10年物の国債の入札で、落札利回りが初めてマイナスになり、国が借金をしてももうけを得られる事態が生じています。 財務省は今月1日、金融機関を対象に新たに発行する満期までの期間が10年の国債の入札を行いました。この国債は額面100円、表面利率は年0.1%、つまり年間10銭の利息がつくもので、満期まで保有すると101円を得られます。これに対し、平均の落札価格は101円25銭、つまり満期まで保有すると25銭損する価格で落札され、この結果、平均の落札利回りはマイナス0.024%と、10年物の国債で初めてマイナスとなりました。この入札で発行された国債は合わせて2兆3992億円で、利回りがマイナスになったことで、国は元本や利息を支払ってもおよそ60億円のもうけを得られることになります。このように、マイナス金利の影響で国債の利回りがマイナスになると、国は借金に当たる「国債の発行」で逆に得をする事態が生じます。ただ、各金融機関が損をする価格、マイナスの利回りでも国債を買うのは、大規模な金融緩和で国債の大量購入を続ける日銀に、その後より高い価格で買ってもらえると期待しているためです。これは日銀にとって利益の減少につながりかねず、そうなれば国が日銀から受け取る「納付金」が減ることにもなり、マイナス金利が国の財政に及ぼす影響は全体的にとらえる必要があります。