
建議は11月をめどに取りまとめる。分科会後半の自由討議に出席した麻生氏は冒頭、「令和最初の予算編成も経済再生と財政健全化の両立をはかる」とあいさつ。「新しい時代にふさわしい質の高い予算を作っていく」と話した。
中長期的にも、経済、社会の構造改革を進めると同時に、7(2025)年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化などの財政健全化目標に向けた取り組みを「しっかり進めていく」と述べた。
委員からは、「『全世代型社会保障』を検討する会議が立ち上がったが、世代間の格差是正などを議論してほしい」「在職老齢年金の仕組みを見直し、高齢者が働いても年金を受給できる制度にするべきだ」といった意見が出た。
https://www.sankei.com/economy/news/191003/ecn1910030012-n1.html