1: アンクルホールド(東日本)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 06:35:01.51 ID:pI5y00FW0.net BE:837857943-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.sc/ico/u_giko_ebi.gif
【フランクフルト=加藤貴行】独フォルクスワーゲン(VW)が米国で排ガス試験の不正をしていた問題の影響が広がってきた。VWは22日、対象車両が世界で1100万台に上る可能性があり、対策費用として65億ユーロ(約8700億円)を特別損失に計上すると発表した。
また、ドイツと韓国の当局もVWのディーゼル車の検査に乗り出すことを明らかにした。トヨタ自動車と世界首位を争うVWのブランドイメージにも波及しそうだ。
VWによると、VWグループの「EA型189エンジン」を搭載した車両で、排ガスの試験の結果と実際の走行時の排ガス量のデータが異なるという。このエンジンを搭載した車両は全世界で1100万台が販売されている。VWは試験時のデータを正しく示すようにソフトウエアの書き換えなど技術的な対応を開始した。
巨額損失により7~9月期は最終損益が赤字に転落する公算が大きい。
韓国の環境省も22日、VWの「ゴルフ」「ジェッタ」「ビートル」と傘下アウディの「A3」を対象に10月初旬に検査を始めることを明らかにした。韓国はディーゼル車の排ガス基準を欧州連合(EU)と同様に設定している。
韓国の輸入車市場でVWグループのシェアは約3割と最も多く、現代自動車など韓国車のシェアを侵食してきた。VWは1~6月期の世界販売台数が504万台と、トヨタを抜いて上半期で初の首位に立った。各国で同様に調査の動きが広がれば、イメージが悪化し販売に影響する可能性がある。
VWにとってはタイミングも最悪だ。シェア首位の中国での販売減が響き、8月まで5カ月連続で世界販売が前年実績を割り込む。コスト削減など課題が山積のなかで、さらに大きな課題を背負った。 またVWでは今年4月、フェルディナント・ピエヒ氏が社内の権力闘争で監査役会長を退任した。暫定的な体制を続けてきたが、9月下旬にマルティン・ヴィンターコーン社長の18年末までの任期延長と、ハンス・ディーター・ペッチュ最高財務責任者(CFO)の会長就任を正式に決める予定だ。新体制はいきなり荒波からスタートすることになる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM22H5Y_S5A920C1FF2000/?dg=1