【経済】 「ほんとうに匿名」な暗号通貨の夢、復活──ゼロコインとは何者か?

『WIRED』US版では彼らにメールでのインタヴューも試みた。
http://wired.jp/2015/11/29/zerocoin-startup/
そのテクノロジーは、基本的に破られることのない匿名性を実現するよう考えられている。数年におよぶ開発の末、その匿名暗号通貨はついに、(こっそり)始動しようとしている。先日、Zerocoin Electric Coin Companyと名乗る企業が、 Angel List(エンジェルリスト)に、個人投資家からの資金を募るためのウェブサイト立ち上げに関する投稿をした。
Zerocoinの新しいCEO兼共同設立者で暗号作成者でもあるズーコ・ウィルコックス・オハーンは、『WIRED』US版へのメールで、同社がZerocoinを運用へ進めることを認めている。のちにZerocashと知られることになるこれは、元々、2013?14年にジョンズ・ホプキンス大学、MIT、テルアヴィヴ大学の暗号研究チームによって生み出されたものだ。その目的は、現代の数学が提供し得る最高のプライヴァシーと匿名性を実現する、ビットコインのような通貨をつくることにあった。
「ビットコインが〈HTTP〉なら、われわれは〈HTTPS〉といったところだ」とは、Angel ListでのZerocoinに対する、ある種のアナロジーといえる説明だ。
ビットコインの取引はブロックチェーン上で公開され、ビットコイン支払すべての公記録がビットコイン経済のバックボーンとして役立っている。あるアドレスによって行われたすべての支払いを、誰もが追跡できるわけだ。
言い換えるなら、Zerocoinは理論上、ユーザーが完璧な匿名性をもってインターネット通貨を使うことを可能にする。もっとも、更新されたAngel Listのページで彼らは、同じゼロ知識証明においても、必要に応じてユーザーがそのプライヴァシーを放棄し、例えばZerocoinで買った物のレシートなど、その人が行ったあらゆる取引証明を公開することができると記載している。
とはいえ、立ち上げにあたってZerocoinがどのように利益を出そうというのか、まったく明確ではない。 いまのところウィルコックス・オハーンは、われわれ『WIRED』からの、同社がどう機能し、正式スタートがいつで、新しい暗号通貨をいつ流通に乗せるのかといった質問に対する回答は避けている。
他の「ビットコインの代替物」と同様に、Zerocoinも間違いなく、ビットコインとの激しい競争に直面することになる。とはいえ、ウィルコックス・オハーンによれば、有力なエンジェル投資家らはすでにZerocoinに715,000ドルを投資しているという。Angel Listに名を連ねている初期からの支持者は、ツイッターやウーバーの投資家ナバル・ラビカントと、新興企業株式取引プラットフォーム、Second Market設立者バリー・シルバートである。 もう1人は、自由意志論者でビットコインの大御所であるロジャー・バーで、彼はBlockchain InfoやBitBayの立ち上げに際し投資し、そこから築いた財産の多くを、有罪判決を受けたSilkRoadの作成者ロス・ウルブリヒトに対して融資している。
ゼロコインはまた、そのAngel List上でかなりの数の「助言者」も挙げている。ジョンズ・ホプキンス大学でコンピューターサイエンスを教えるマシュー・グリーン教授が率いるチームのほか、暗号通貨の新興企業Ethereumの創立者ヴィタリック・ブテリン、ビットコインを最初に開発した1人で、ビットコイン財団の主任研究員であるギャビン・アンダーセンも名を連ねている。また、ウィルコックス・オハーン自身も、彼自身の暗号クレジットをもっている(彼は分散暗号化ファイルストレージシステム「Tahoe LAFS」〈Tahoe Least Authority File Store〉の作成者でもある)。
Microsoft ResearchでZerocoinについての講演を行うマシュー・グリーン(2013年4月24日)。
http://youtu.be/4LDA0kCMMIY
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=4LDA0kCMMIY]
シルクロードの連邦検事は、1億3,400万ドル分のビットコインが麻薬販売サイトからその作成者ロス・ウルブリヒトに流れていることをつきとめたとき、追跡の難しい暗号通貨が犯罪者にとっていかに価値があるかを証明することとなった。
関連記事:ヘロイン密売人、オンラインでのドラッグ密売について語る
http://wired.jp/2015/01/31/silk-road-heroin-dealer-testifies/
取引を匿名化できる「Dark Wallet」や「Bitcoin Fog」といったサーヴィスを注意深く使えば、現金やビットコインを使いすでに匿名取引できるようになっていることが指摘されているが、Zerocoinのつくり手側は、オンラインのFAQでそういった懸念に答えようとしている。
関連記事:ビットコインの資金洗浄ソフト「ダークウォレット」つくった男たち
http://wired.jp/2014/05/18/dark-wallet/
むしろ、彼らは逆の意見を主張している。彼らの暗号通貨を代替する物とはすなわち、ビットコインに依存するということであり、そのブロックチェーンは取引を非公開にしたいユーザーに深刻な問題を引き起こす可能性がある、
ということである。「人は銀行の残高証明書を一般に公開したいと思うでしょうか? もちろんそうではないでしょう。残高証明書(のオープン化)は、人々のプライヴェートな情報を晒すものです」と彼らは記載する。「例えば精神科医への支払い情報は、その人が精神衛生上の問題を抱えていることを明らかにしてしまいます」
Zerocoinは「スタートアップ」としての立ち上げを迎えたが、 有望さと危険性を伴いながら、暗号通貨コミュニティーが抱く“真の匿名通貨への夢”を再生する。
で、次は誰が詐欺で儲かるの?
これってマネロン目的で作ってるわけじゃないんだろうけど、
マネロン需要が一番多いよね・・・
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後は犯罪組織の資金移動ね
ISISがビットコインは利用してるからそろそろ終焉でしょ
既存通貨と交換すること自体が犯罪になるようになる
ゼロコインとか他の仮想通貨もたぶん巻き添え規制になるんじゃない?
2なんかあるんか…
知らなかったわ
ビットコインの亜種は1000個以上あるよ
ビットコイン2.0と呼ばれる次世代型は10~20個くらいだけど
公に認められる理由がなければ必ず法律で禁止される
結局、「通貨」って発行主体の信用度がキモだからなあ
マネーロンダリングやりたい人にとっては、多少のリスクがあっても足が着かないなら魅力があるだろうが、
俺のような庶民にとっては、現時点でビットコインよりも全然魅力がないな
サーバーがクラッシュ、データ飛んだら何も証明するもの無いよね
採掘者と呼ばれるデータベース維持作業従事者が
世界中に居て分散されてるから
一度にパーになる事は無いように設計されてる
あるとしたら太陽フレアによる電磁波とか核戦争とか
金を貯めないで、取引したら、すぐに引き出せば安全だろ。
一般の人にとってのメリットって何なの?
そもそも犯罪幇助のために産まれた物なの?
インフレが激しい国や財政破綻した国の国民が
資産保全に使ったり預金封鎖対策に使ったり
後は小口決済とか
海外旅行に行っても両替の必要が無いとか
日本だと電子マネーが普及してるから小口決済用途はイマイチだね
アフリカとか東南アジアとかだと中国製の格安スマホが普及してて
銀行が無かったり少なかったりするから
そういう新興国住民の少額決済には良い感じ
ケニアではM-PESAっていうガラケー使った決済サービスが流行ってる
暗号通貨さえ使えれば金融インフラが整っていない新興国からでも
先進国経済にアクセス出来るから
預金したり株式に投資したり資本主義の恩恵を受け易くなる
勿論少額決済とかね
まぁ基本的に先進国民にとってはあんまり恩恵ないよ
新テクノロジー好きの一部の人向けだね
例えば、円をドルに変えて商品を買う
と言う時に銀行とかで替えようとすると、その手数料だけで2%ちょい取られる
それが0になると言うメリットがある
あとは、中間業者を通さずに居られる為
個人売買等が活発になるってメリットがある
中間業者が入らない分、安い物を安いまま購入することができるってこと
例えばブログやHPで寄付金を募集するのに、
個人名の銀行口座だと、個人名がバレるが、
暗号通貨なら匿名で金を集めれる。
PayPalを使うという手もあるが、
PayPalだと搾取される。
シェアウェアソフトを販売するのに使うとか。
vectorやApp Storeなどで販売することもできるが、
その場合は搾取されるし審査がある。
Woooo ゼーローーー♪
・暗号通貨の特性を知った上で手を出す ← チャレンジャー
・知った上で手を出さない ← 無難
・知ったかぶりでドヤ顔 ← 無様
・稼働開始してすらいないコインに投資 ← ギャンブラー
分散型データベースであるブロックチェーン技術
「ブロックチェーン」でググればいい
ビットコインよりこちらの方が話題になってる
日本の銀行は
フィンテックとしてビットコインの基幹技術のブロックチェーンを研究してるな
これを見に来た
運営が書き換えることができない