【経済】世界のFXの57%占める日本の投資家が市場活性化妨げる懸念も
1:幽斎 ★@?(^o^)/ 2014/07/20(日) 08:05:08.42 ID:???0.net
世界のFXの57%占める日本の投資家が市場活性化妨げる懸念も
http://www.news-postseven.com/archives/20140720_261415.html
世界のFX(外国為替証拠金取引)市場で存在感を増す日本の個人投資家
だがそのことで生まれる弊害もあるという。30年以上の経験を持つ為替のスペシャリストで、バーニャマーケットフォーカスト代表の水上紀行氏が解説する。
* * *
世界のFX取引に占める日本の比率は40%と言われていましたが、最近の調べでは
57%までさらに伸びているもようです。日本の個人投資家層の市場占有率は、
尋常ではないレベルにまで達してきています。市場占有率が高いということは、日本の個人投資家が市場への影響度も高くなるということになります。
最近の相場を見てみると、ドル/円にしても大方のクロス円にしても、今年の2月初頭から、
レンジ相場が続いています。日本の個人投資家層の得意とするトレーディングスタイルは「戻り売り」「押し目買い」で、
レンジ相場に適合した、あるいはレンジ相場を形成するトレーディングです。
市場占有率が57%もあって、しかも思考の同一性のある日本人トレーダーがお互いに声を掛けることもなく、
“あうんの呼吸”で同じことをする可能性は高く、2月初頭からのレンジ相場もそのせいではないかと考えます。
その他にも例を挙げますと、ドル/円で104.00前後まで買い上げられた時、104円より上に、
数えきれないほどの戻り売りオーダーが並んでいる気配を感じたことがありましたが、輸出企業のドル売りオーダーのみならず、
たぶん、戻り売りと見た個人トレーダーのオーダーが群れをなして並んだためではないかと思われます。
こうした日本の個人投資家層の市場占有率の高さが、市場の活性化の妨げになる危険性があります。
それは日本の個人投資家層が従来通り「戻り売り」「押し目買い」というトレーディングスタイルを繰り返すと、
マーケットはレンジ相場となり、極端な話、動きをなくしたマーケットになってしまう可能性があるということです。
マーケットが活性化するためには、高値を買い上げ、安値を売り下げてレンジをブレイクする攻めのトレーディングスタイルになることも必要となるのです。
過去にも日本の個人投資家層が、市場を支配した時期がありました。2005年の9月からの3か月間、
日本の個人投資家層はキャリートレード(高金利通貨買い低金利通貨売り)で大儲けしました。
ドル/円やクロス円は一本調子に上がったため、逆にプロはこの上げに乗り切れず、どこかで調整があるとばかりに、
売り上がっては締め上げられて万歳となり、「個人投資家層がプロに勝った」とまで新聞に報じられていました。
12月に入ってもマーケットの熱気は「この相場はまだ続く」と鼻息荒い状況でした。
そんなところに米貿易収支の発表があり、収支は予想より悪い結果が発表されました。
その当時でも、米貿易収支はもうそれほど注目を浴びない指標でしたが、この時の売りはいつもとは違う強烈なもので、ドル/円で5円強急落しました。
その後、結局9月から上げたクロス円の約13円もの利益はすべて返上した格好となり、本邦勢は総崩れとなりました。
あとになって聞いたところによりますと、9月にドル/円のロングをしこんだシカゴ筋が、
貿易収支の発表を利益確定のタイミングに使ったということでした。
確かに、今の日本の個人投資家層の市場占有率は、2005年当時とは比べものにならないほど高くなってはいますが、
個人のFXだけでなく外国為替市場全体におけるビッグプレーヤーは、まだまだ世界中にはいますので、
くれぐれも、自分たちが市場を支配していると思うことは禁物です。相場に謙虚であることが、マーケットで長生きする秘訣です。
※マネーポスト2014年夏号
http://www.news-postseven.com/archives/20140720_261415.html
世界のFX(外国為替証拠金取引)市場で存在感を増す日本の個人投資家
だがそのことで生まれる弊害もあるという。30年以上の経験を持つ為替のスペシャリストで、バーニャマーケットフォーカスト代表の水上紀行氏が解説する。
* * *
世界のFX取引に占める日本の比率は40%と言われていましたが、最近の調べでは
57%までさらに伸びているもようです。日本の個人投資家層の市場占有率は、
尋常ではないレベルにまで達してきています。市場占有率が高いということは、日本の個人投資家が市場への影響度も高くなるということになります。
最近の相場を見てみると、ドル/円にしても大方のクロス円にしても、今年の2月初頭から、
レンジ相場が続いています。日本の個人投資家層の得意とするトレーディングスタイルは「戻り売り」「押し目買い」で、
レンジ相場に適合した、あるいはレンジ相場を形成するトレーディングです。
市場占有率が57%もあって、しかも思考の同一性のある日本人トレーダーがお互いに声を掛けることもなく、
“あうんの呼吸”で同じことをする可能性は高く、2月初頭からのレンジ相場もそのせいではないかと考えます。
その他にも例を挙げますと、ドル/円で104.00前後まで買い上げられた時、104円より上に、
数えきれないほどの戻り売りオーダーが並んでいる気配を感じたことがありましたが、輸出企業のドル売りオーダーのみならず、
たぶん、戻り売りと見た個人トレーダーのオーダーが群れをなして並んだためではないかと思われます。
こうした日本の個人投資家層の市場占有率の高さが、市場の活性化の妨げになる危険性があります。
それは日本の個人投資家層が従来通り「戻り売り」「押し目買い」というトレーディングスタイルを繰り返すと、
マーケットはレンジ相場となり、極端な話、動きをなくしたマーケットになってしまう可能性があるということです。
マーケットが活性化するためには、高値を買い上げ、安値を売り下げてレンジをブレイクする攻めのトレーディングスタイルになることも必要となるのです。
過去にも日本の個人投資家層が、市場を支配した時期がありました。2005年の9月からの3か月間、
日本の個人投資家層はキャリートレード(高金利通貨買い低金利通貨売り)で大儲けしました。
ドル/円やクロス円は一本調子に上がったため、逆にプロはこの上げに乗り切れず、どこかで調整があるとばかりに、
売り上がっては締め上げられて万歳となり、「個人投資家層がプロに勝った」とまで新聞に報じられていました。
12月に入ってもマーケットの熱気は「この相場はまだ続く」と鼻息荒い状況でした。
そんなところに米貿易収支の発表があり、収支は予想より悪い結果が発表されました。
その当時でも、米貿易収支はもうそれほど注目を浴びない指標でしたが、この時の売りはいつもとは違う強烈なもので、ドル/円で5円強急落しました。
その後、結局9月から上げたクロス円の約13円もの利益はすべて返上した格好となり、本邦勢は総崩れとなりました。
あとになって聞いたところによりますと、9月にドル/円のロングをしこんだシカゴ筋が、
貿易収支の発表を利益確定のタイミングに使ったということでした。
確かに、今の日本の個人投資家層の市場占有率は、2005年当時とは比べものにならないほど高くなってはいますが、
個人のFXだけでなく外国為替市場全体におけるビッグプレーヤーは、まだまだ世界中にはいますので、
くれぐれも、自分たちが市場を支配していると思うことは禁物です。相場に謙虚であることが、マーケットで長生きする秘訣です。
※マネーポスト2014年夏号
勝間和代氏 「なぜ野菜を食べない家は貧乏なのか?」
1:影のたけし軍団ρ ★@?(^o^)/ 2014/07/11(金) 14:29:34.71 ID:???0.net
野菜を食べない家は年収が低い──そんな衝撃的なデータが公表されている。背景にはいったい何があるのだろうか?
低収入世帯ほど野菜不足であるということが厚労省の国民健康・栄養調査で明らかになりました。
一口に野菜といっても根菜か葉もの野菜かで摂取できる栄養素が異なるので、重量だけでは判断できません。
いずれにしろ、生鮮食品を食べている層のほうが、健康に対する意識が高いのは確かです。
カロリーの単価として考えると炭水化物が一番安価で、一方最も高価なのが野菜です。しかしカロリー単価だけではなく、
大切なのは栄養単価で見ること。たとえば100グラムのホウレンソウが150円とすると、150円で手に入るホウレンソウの栄養価と
150円のおにぎり一つで手に入る栄養価だと、100グラムのホウレンソウが圧倒的に優れています。
こういった知識を、頭で理解しているかどうかが重要なのです。健康に対する知識を持つと、
正しい食事で生き生きと生活することができるので、病気にもなりにくくなる。
その結果、生産性も向上し、医療費も削減することができる、自ずから、お金もうけの機会も増えます。
実際、毎日菓子パンとかおにぎりですませていると、思考能力も低下し、少し動いただけでも疲れてしまいます。
私は生活習慣病になるのも、がんになるのも嫌です。生活習慣病になることなく、
健康で長生きできる体を手に入れるために出した結論が野菜を食べることなんです。それもビタミンやミネラルなどの微量栄養素に優れた野菜。
さらに大根の葉っぱやにんじんやりんごの皮など、栄養素が多く含まれている部分もすべて食べること。
ところが野菜は高いだけではなく手間もかかるので面倒だ、という声をよく耳にします。
しかし、これも正しい知識があれば手間がほとんどかからないということがわかると思います。
たとえば大豆にしても、圧力鍋を使えば簡単に煮えます。缶詰を買うより安くおいしく仕上がります。
私はこの圧力鍋やスチームオーブンなど、温度と時間をセットすれば、そのまま放っておける調理器具を揃えています。
理想はレンジ台と鍋を使わない調理。火加減いらずで自動プログラムを使ったほうが、ほとんどの家庭料理は楽においしく調理することができます。
コンビニに買いに行くよりよほど簡単。工夫次第で加工食品や外食よりも、はるかに体に良くておいしい食事を摂取することができるのです。
http://president.jp/articles/-/12912
低収入世帯ほど野菜不足であるということが厚労省の国民健康・栄養調査で明らかになりました。
一口に野菜といっても根菜か葉もの野菜かで摂取できる栄養素が異なるので、重量だけでは判断できません。
いずれにしろ、生鮮食品を食べている層のほうが、健康に対する意識が高いのは確かです。
カロリーの単価として考えると炭水化物が一番安価で、一方最も高価なのが野菜です。しかしカロリー単価だけではなく、
大切なのは栄養単価で見ること。たとえば100グラムのホウレンソウが150円とすると、150円で手に入るホウレンソウの栄養価と
150円のおにぎり一つで手に入る栄養価だと、100グラムのホウレンソウが圧倒的に優れています。
こういった知識を、頭で理解しているかどうかが重要なのです。健康に対する知識を持つと、
正しい食事で生き生きと生活することができるので、病気にもなりにくくなる。
その結果、生産性も向上し、医療費も削減することができる、自ずから、お金もうけの機会も増えます。
実際、毎日菓子パンとかおにぎりですませていると、思考能力も低下し、少し動いただけでも疲れてしまいます。
私は生活習慣病になるのも、がんになるのも嫌です。生活習慣病になることなく、
健康で長生きできる体を手に入れるために出した結論が野菜を食べることなんです。それもビタミンやミネラルなどの微量栄養素に優れた野菜。
さらに大根の葉っぱやにんじんやりんごの皮など、栄養素が多く含まれている部分もすべて食べること。
ところが野菜は高いだけではなく手間もかかるので面倒だ、という声をよく耳にします。
しかし、これも正しい知識があれば手間がほとんどかからないということがわかると思います。
たとえば大豆にしても、圧力鍋を使えば簡単に煮えます。缶詰を買うより安くおいしく仕上がります。
私はこの圧力鍋やスチームオーブンなど、温度と時間をセットすれば、そのまま放っておける調理器具を揃えています。
理想はレンジ台と鍋を使わない調理。火加減いらずで自動プログラムを使ったほうが、ほとんどの家庭料理は楽においしく調理することができます。
コンビニに買いに行くよりよほど簡単。工夫次第で加工食品や外食よりも、はるかに体に良くておいしい食事を摂取することができるのです。
http://president.jp/articles/-/12912