1: へっぽこ立て子@エリオット ★ 2019/07/26(金) 13:08:08.37 ID:CAP_USER
【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムが25日に発表した2019年4~6月期の純利益は、前年同期に比べ4%増の26億2500万ドル(約2800億円)にとどまった。主力のネット通販事業は、米国で翌日配送の地域を広げたため費用が先行して膨らんでいる。米小売り最大手ウォルマートとの競争も激しく、全体を押し下げた。
純利益は4四半期連続で最高益を更新してきたが、勢いはいったん止まった。1株当たり利益(EPS)は5.22ドルで、市場予想(5.56ドル程度)を下回り、アマゾン株は25日の時間外取引で一時3%安を付けた。
全体の売上高は20%増の634億400万ドルだった。うち半分を占める直営のネット通販事業は、14%増の310億5300万ドルで、事前の市場予想(10%)を上回った。米国で会員制サービス「プライム」の利用者に、無料で翌日配送する地域を拡大した効果だ。
(日経新聞の仕様により画像引用ができません。Amazonの業績増減グラフは元ソースでご覧下さい)
ただ、翌日配送のために、従業員に加えて在庫も増やしたため4~6月だけで8億ドルを超す追加費用が発生した。クラウドサービスを除いたネット通販などの北米事業の営業利益をみると、15%減の15億6400万ドル。全体の営業利益も、30億8400万ドルと3%の増加にとどまった。
配送サービスを巡っては、ウォルマートも店舗とインターネットを組み合わせた当日受け取りに力を入れている。25日に電話会見したアマゾンのブライアン・オルサブスキー最高財務責任者(CFO)は翌日配送について「海外でも順次拡大する」と述べ、7~9月期以降も関連費用が増えるとの見通しを示した。
クラウドサービス「AWS」部門の売上高は37%増の83億8100万ドル。営業利益は29%増の21億2100万ドルで、営業利益全体の7割近くを稼いだ。人工知能(AI)を使ったデータ解析などの需要が伸びた。
クラウドサービスは利幅が大きく、米マイクロソフトなどIT(情報技術)大手との顧客の奪い合いが激しい。増収増益のペースが維持できるかどうかが焦点となる。
アマゾンは7~9月期の売上高が660億~700億ドルになるとの予想を示した。前年同期からの伸び率は17~24%で、1年前の伸び率である29%は下回る見通しだ。
2019/7/26 5:17 (2019/7/26 11:01更新) 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47808310W9A720C1000000/
純利益は4四半期連続で最高益を更新してきたが、勢いはいったん止まった。1株当たり利益(EPS)は5.22ドルで、市場予想(5.56ドル程度)を下回り、アマゾン株は25日の時間外取引で一時3%安を付けた。
全体の売上高は20%増の634億400万ドルだった。うち半分を占める直営のネット通販事業は、14%増の310億5300万ドルで、事前の市場予想(10%)を上回った。米国で会員制サービス「プライム」の利用者に、無料で翌日配送する地域を拡大した効果だ。
(日経新聞の仕様により画像引用ができません。Amazonの業績増減グラフは元ソースでご覧下さい)
ただ、翌日配送のために、従業員に加えて在庫も増やしたため4~6月だけで8億ドルを超す追加費用が発生した。クラウドサービスを除いたネット通販などの北米事業の営業利益をみると、15%減の15億6400万ドル。全体の営業利益も、30億8400万ドルと3%の増加にとどまった。
配送サービスを巡っては、ウォルマートも店舗とインターネットを組み合わせた当日受け取りに力を入れている。25日に電話会見したアマゾンのブライアン・オルサブスキー最高財務責任者(CFO)は翌日配送について「海外でも順次拡大する」と述べ、7~9月期以降も関連費用が増えるとの見通しを示した。
クラウドサービス「AWS」部門の売上高は37%増の83億8100万ドル。営業利益は29%増の21億2100万ドルで、営業利益全体の7割近くを稼いだ。人工知能(AI)を使ったデータ解析などの需要が伸びた。
クラウドサービスは利幅が大きく、米マイクロソフトなどIT(情報技術)大手との顧客の奪い合いが激しい。増収増益のペースが維持できるかどうかが焦点となる。
アマゾンは7~9月期の売上高が660億~700億ドルになるとの予想を示した。前年同期からの伸び率は17~24%で、1年前の伸び率である29%は下回る見通しだ。
2019/7/26 5:17 (2019/7/26 11:01更新) 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47808310W9A720C1000000/