1: 記憶たどり。 ★ 2017/10/14(土) 11:47:38.22 ID:CAP_USER9
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171014-00010001-nikkeisty-bus_all
ビットコインが急騰している。10月10日時点で1ビットコイン=54万円前後と、 昨年末から4倍以上に上昇した。投資対象として脚光を浴びる仮想通貨だが、決済手段としてはどうか。記者が1週間にわたってビットコイン「だけ」の生活に挑戦し、通貨としての実力を体感してみた。
【初日:10月2日】 ビットコイン生活がスタート。大手取引所「ビットフライヤー」の
スマートフォン(スマホ)アプリが入ったiPhoneを手に、平日5日間を暮らしてみる。
ビットコインで支払えずどうしても現金が必要になった場合は、ヘルプカードの「タス・ヴェリカード」を5回まで使って日本円で支払えるルールとした。1枚も使わず
全部残るかどうか。
「さて、どうしたものか」
日本円が使えないので、自動販売機で飲み物すら買えない。記者は早速、ビットコインが使えるビックカメラへ向かうことにした。ところが現金が使えないため、 電車に乗ることすらできない。普段、当たり前の電車移動だが、早速つまずいた。
やむを得ず、「タス・ヴェリカード」を1枚使用。パスモに1万円をチャージして、電車に乗った。
日本経済新聞社の本社がある大手町から地下鉄で約5分。気を取り直して、
いざビックカメラ有楽町店(東京・千代田)へ。
まず、水や菓子が並ぶ2階の酒販コーナーに向かった。ペットボトルの水に緑茶、ついでに終業後に備えてウイスキーとつまみの柿の種も買った。勤務中にアルコールを
買うのは少し気が引けるが、買えるお店が限られるのでしょうがない。
「お支払いはどうしますか?」
店員の問いかけに、「ビットコイン決済で」と応じる。支払いは簡単だ。 iPhoneで取引所の専用アプリを起動し、レジに表示されたQRコードをカメラで読みとるだけ。
わずか数秒で決済が完了する。サインや暗証番号が必要なクレジットカードより手間が少なく、楽ちんだ。お茶や酒などの代金として支払ったのは計0.00523ビットコイン。日本円にして2566円相当だ。続いて3階で歯ブラシなど日用品を買った。こちらは0.00193ビットコイン(949円)だった。
「意外とビットコインだけで生活できそうだ」
そんな安堵もつかの間。急きょ、会社の先輩から「今夜、歓迎会を開く」と連絡が入った。10月はちょうど異動のシーズン。指定されたお店は、残念ながらビットコイン決済に対応していなかった。後輩の異動を祝う歓迎会で無銭飲食はあり得ない。惜しいが2枚目の「タス・ヴェリカード」使用となった。
【2日目】 仕事に追われ、昼食に出かける余裕がなかった。インターネットでビットコインが使える店を探したが、会社から遠い。面倒になって結局、ビックカメラで買った柿の種を食べて過ごした。
【3日目】 この日も仕事に追われ、昼食に出られなかった。買い込んだ柿の種がどんどん減っていく。空腹感が限界まで高まったところで夕方、東京・日本橋の焼肉店「赤身にくがとう」へと向かった。ビットコインでの支払いに対応し、個人投資家のあいだでよく知られたお店だ。
久しぶりのごちそうだ。赤身のかたまり肉にイチボの1枚焼き、そして生ビール。 口の中に広がる肉のうまみと、ビールの苦み・炭酸が一気に喉を駆け抜ける。
気づけば1人で0.01266ビットコイン(6102円)も注文していた。