1: 水星虫 ★ 2018/10/17(水) 14:52:04.75 ID:CAP_USER9
認知症高齢者の資産140兆円に
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20181017/1000020091.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
認知症の高齢者が保有する金融資産がことし3月の時点で140兆円にのぼり、
2030年度には200兆円を超えるという推計を民間のシンクタンクがまとめました。老後のために蓄えた資産を適切に使えなくなっているケースも出ていて、対策が課題となっています。
第一生命経済研究所は、国がまとめた認知症の人の割合や家計の貯蓄などのデータをもとに認知症の高齢者が預貯金や株などの金融資産をどれくらい保有しているか推計しました。それによりますと、ことし3月の時点で認知症の高齢者が保有する金融資産は143兆円に上るということです。さらに、今後も高齢化が進むことで、2030年度には200兆円以上に達するとしています。
厚生労働省によりますと、認知症の高齢者は全国で500万人を超え、65歳以上の7人に1人が認知症だと推計されています。老後のために蓄えておいた資産を認知症のため適切に使えなくなっているケースが出ているほか、家族が預金を引き出そうとしても本人の意思確認ができず銀行に断られてしまうケースも少なくないということで、対策が課題となっています。
老後のために十分な資産を蓄えたのに、認知症のため生活に支障をきたす高齢者が各地で相次いでいます。現在は東京・世田谷区の有料老人ホームで暮らしている、76歳の男性もその1人です。男性は認知症と診断されていますが、世田谷区内のマンションで1人で暮らしていました。独身で長年にわたって食器メーカーの営業職として働き、老後のための資金を蓄えてきました。ところが、認知症のため次第に金銭管理ができなくなり、水道・電気などの光熱費や税金の支払いが滞って督促が届くようになっていたということです。食事も満足に取れず、おととし、自宅近くの道路で倒れているのを近所の人が見つけ、地域包括支援センターに連絡しました。
それまで福祉や介護の手は届いておらず、マンションの室内は荒れ果てた状態だったということです。その後、男性は、ヘルパーなどの介護サービスを受けて生活してきましたが、1人暮らしがさらに難しくなったため、ことし7月から施設に入ることになりました。その際に、福祉の担当者が男性の資産を正確に確認したところ、残高が1500万円と記載された預金通帳が見つかりました。ほかにも複数の口座があり、預金額はあわせて数千万円に上ることがわかりました。このうち一部の口座については預金通帳がまだ見つかっていないため、今月も男性の立ち会いのもと、マンションの室内を探し回り、ようやく通帳を発見しました。
この預金について男性は「退職金だったと思うがよく覚えていない」と話していました。男性は現在、毎月の料金がおよそ30万円の有料老人ホームに入居しています。預貯金の管理は施設がサポートしていて、男性は、1日3食きちんと食べ、毎日、缶ビール1本を飲むのが楽しみだといいます。運動もして健康状態がよくなり、表情が明るくなったということです。
男性は「今の生活は施設の中にみんないるので、孤独を感じなくていいと思います」と話しています。男性が暮らす有料老人ホーム「らいふ経堂」の松村愛さんは「金銭管理は自分ではできない状態なので、本人としっかり話しをしてご自身のために使えるようにサポートしていきたい」と話しています。
認知症などで判断能力が低下したときに、自分の資産がきちんと医療費などに活用されるように高齢者が事前に備えておく動きも広がっています。東京・立川市に住む早川ミツヱさん(77)は、3年前に脳梗塞で倒れて左半身にまひがあり八王子市の病院に通院してリハビリを続けています。 今後万が一、認知症になったり脳梗塞が再発したりして判断能力が低下した場合にも、自分が望む治療を受けられるよう病院から紹介された新たなサービスの利用を始めました。
このサービスは、信託銀行に口座を作ってあらかじめ預金しておくと、必要なときに病院などに直接口座から入院費や治療費が支払われる仕組みです。資産をどのように使ってほしいかや、判断能力が低下したときの財産管理を
※板のルールにより>>2 以降へはつつきません。ソース元にどうぞ