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お金
1: ノチラ ★ 2018/05/31(木) 21:55:18.43 ID:CAP_USER
これから公的年金の給付額はどんどん少なくなる。すると高齢世代の日々の暮らしは年金だけでは足りず、赤字を預貯金で穴埋めするしかない。ところが、その「預貯金」が足りない。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの試算によれば、2050年には85歳の約半数が「金融資産ゼロ」になるとみられている。具体的には65歳時点で1500万円以上の貯金がなければ、85歳までに底をつくという――。
2050年の公的年金は14年比2割も減少
少子高齢化による社会保障給付の抑制によって、高齢期の生活に対する不安がますます高まっている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2017年3月に20~50歳代の国民に対して老後の生活について尋ねたところ(退職後の資産形成に関するアンケート)、「退職後の生活にはいくらかかるか心配である」が35.6%と最も多く、「できる限り早く退職後の生活資金の準備をすべきだ」の27.2%が次いでいる。老後の資金面での不安が大きいことが改めてわかる。こうした退職後の不安の背景には「自分自身・配偶者の医療費・介護費が多くかかること」(55.6%)、「公的年金の毎月の受給額が減少すること」(46.0%)がある。

実際、多くの国民が不安視するように、公的年金は今後、物価上昇要因を除いた実質的な受給額が減少することになる。これは「マクロ経済スライド」と呼ばれる仕組みであり、少子高齢化が進展するなかで、現役世代からの限られた年金保険料の原資を、高齢者に対して抑制して給付するものである。

2050年時点での受給額は2014年時点での受給額に比べて約2割、金額にして年間約40万円が実質的に減少する可能性がある。マクロ経済スライドは、公的年金財政を安定化させる、すなわち公的年金の収支尻を合わせるためには実に良くできた制度だが、それが国民の高齢期所得の安定化にそのままつながるわけではない。

高齢期所得減少は、公的年金の給付抑制だけが理由ではない。日本企業は以前には福利厚生の一環として従業員に対して企業年金を用意してきたが、2001年の適格退職年金の廃止や景気の低迷による経営環境の悪化等により企業年金制度の廃止が進んでいる。さらに、人生100年時代と言われるように長寿化が進むことで、高齢期の「支出」がより長く続くことになり、そのための資金確保がさらに必要になる。

金融資産はどの程度不足するのか
筆者らは、特に今後の公的年金給付額の減少が老後の生活資金確保にどの程度影響するかを計算してみた。最初に結果を示すと、公的年金給付水準が現状(2014年時点)維持された場合、85歳時点で金融資産が枯渇する世帯は36.9%であるのに対して、公的年金給付がマクロ経済スライドにより低下した水準(時期的には2050年時点)になると、それが48.8%とほぼ半数の世帯にまで上昇する可能性がある(図表1)。

ここで、「金融資産が枯渇する」とは、高齢期の平均的な支出額(すなわち消費額)を賄うのに必要な公的年金の受給額や金融資産額が足りなくなることである。枯渇を避けるには、生活を切り詰めて月々の支出額を抑制するか、取り崩し可能な金融資産を予め多く確保しておく、あるいは、別の収入源を確保するしかない。

金融資産が枯渇するプロセスを、現役期(20~50歳代)の平均年収(税引き前)が500万円である世帯を一例として少し詳しくみてみよう。この世帯の場合、年代毎の年収は30歳代492万円、40歳代567万円、50歳代597万円、60歳代前半400万円である。

では、65歳以上になったときの収入と支出はどうなるか。まず収入について、公的年金受給額は現状水準で221万円、公的年金以外の収入は60代後半には77万円あり、合わせて300万円弱の収入総額になる。なお、公的年金は上記の額が一生受給できるが、それ以外の収入は、統計上(厚生労働省「国民生活基礎調査」より算出)、平均的には70歳代前半24万円、70歳代後半13万円、80歳代前半0万円と年齢が上がるに従って減少している。

これに対して、支出額についても同じ統計上、平均的には60歳代後半318万円(収入約300万円)、70歳代前半308万円(同245万円)、70歳代後半以降259万円(同235万円)である。その結果、60歳代後半以降一貫して30~50万円程度、支出に対して収入が不足することになる。そして、この収入不足分は、それまでの金融資産を取り崩して生活するしかない。
http://president.jp/articles/-/25245

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 goldman
1: しじみ ★ 2018/06/01(金) 08:48:28.43 ID:CAP_USER
ゴールドマン・サックス・グループのバイスプレジデント、ウージェイ・スティーブ・チョン氏が、 顧客に関する非公開情報に基づいて取引し利益を得たとして訴追された。

  マンハッタンの連邦裁判所が31日公表した資料によると、 同氏は十数人の顧客との取引を巡る非公開情報を利用して14万ドル(約1520万円)の不正な利益を上げた。 韓国在住の友人のものを装った偽名での証券口座を利用した。

  韓国国民でサンフランシスコ勤務の同氏は2015年から17年にかけての不正行為について、 1件の共謀罪と6件の証券詐欺罪に問われた。

  ゴールドマンは電子メールで、 「チョン氏を巡る状況を承知しており、司法当局に協力している」とのコメントを出した。 ゴールドマンは訴追の対象ではない。

  チョン氏のリンクトインのページによると、同氏は2012年からゴールドマンに勤務。

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iYuT6At7p714/v0/1000x-1.jpg

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-31/P9LODISYF01S01

仮想通貨

 monacoin
1: 孤高の旅人 ★ 2018/06/01(金) 04:02:35.25 ID:CAP_USER9
仮想通貨 “不可能”なサイバー攻撃が現実に
5月31日 15時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180531/k10011459831000.html?utm_int=news-business_contents_news-main_002

仮想通貨を狙い、不可能とされたサイバー攻撃が現実のものとなりました。仮想通貨の安全を担保する「ブロックチェーン」と呼ばれる取り引き記録が改ざんされ、海外の交換会社から仮想通貨が奪われたことがわかり、国内の交換会社が警戒を強めるとともに、金融庁も調査を進めています。
仮想通貨の取り引き記録は「ブロックチェーン」と呼ばれ、世界中の利用者が共有する仕組みになっているため、一部の者による改ざんは事実上不可能とされ、仮想通貨の信用の大前提となっていました。

ところが、今月14日から15日にかけて、何者かがブロックチェーンを改ざんし、海外の交換業者から「モナコイン」と呼ばれる仮想通貨を奪ったことが関係者への取材でわかりました。
その直前に何者かがこの交換業者にモナコインを売却していて、改ざんによって売却の記録を消し、モナコインを不正に取り戻したと見られています。

こうした改ざんを行うには、モナコインのブロックチェーンに関わる世界中の利用者の過半数の承認が必要なため、どうやって改ざんを成功させたのか、詳しい手口はわかっていません。

ブロックチェーンの改ざんが現実に起きたことを受けて国内の交換会社が警戒を強めているほか、金融庁も国内の交換会社に聞き取りを行うなど実態を調査しています。

大手交換会社「ビットフライヤー」の橋本欣典リサーチャーは「これほど大規模にブロックチェーンが上書きされる攻撃は見たことがない。攻撃がこれからも続くのか監視していきたい」と話しています。
仮想通貨ごとに異なる仕様 急がれる安全性の確立
仮想通貨の取引記録「ブロックチェーン」は、世界中の利用者の過半数が承認しなければ書き換えられない仕組みにすることで改ざんを防ぎ、安全を担保しています。

しかし、ブロックチェーンの仕様は仮想通貨の種類ごとに異なり、代表的な仮想通貨である「ビットコイン」では新たな取り引きが承認されるまでに10分程度かかりますが、「モナコイン」は利便性を高めるため平均で90秒で承認され、暗号の方式もビットコインとは異なるものが使われています。

仮想通貨は世界で2000種類以上発行されているといわれ、今回明らかになったサイバー攻撃も、モナコインのブロックチェーンの弱さを突いて改ざんしたとみられています。

一方で、ブロックチェーンは改ざんが難しいという期待から金融や流通などの分野でも応用が始まっていて、安全性の確立が急がれています。

仮想通貨の技術に詳しいNECセキュリティ研究所の佐古和恵特別技術主幹は「これだけの仮想通貨ができてしまうと、それが安全なのかどうか1つ1つ確認できない一方、投機熱が先行してさらに乱立している。ブロックチェーンの技術はまだ確立していないので、検証を重ねて安全に使えるものにしていかなくてはいけない」と話しています。

経済

 economy
1: ノチラ ★ 2018/05/31(木) 21:46:51.93 ID:CAP_USER
経団連は31日の定時総会で第14代会長に中西宏明日立製作所会長を選任した。任期は2期4年。中西氏は就任あいさつで「時として政府・与党に対しても忌憚(きたん)なく物を申し、職責を果たしたい」と決意を表明した。

 安倍政権との二人三脚を心掛けた前任の榊原定征会長に対しては、政権と距離感が近過ぎるとの批判もあった。「財界総理」として存在感を示せるかどうか中西氏の力量が問われる。

 総会に出席した安倍晋三首相は「今まさにデフレ脱却への正念場だ」と述べた上で、「中西新会長のもと経団連の皆さまの力を借りてアベノミクスをさらに加速させたい」と呼び掛けた。

 総会後、記者会見した中西氏は「経済成長、構造改革、民間外交の三つを強力に進めたい」と抱負を語った。安倍首相が目指す憲法改正については「時代に合わせて柔軟に考えるべきだ」と一定の理解を示した。 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180531-00000121-jij-bus_all

マネー

 manga
1: ノチラ ★ 2018/05/30(水) 17:59:36.87 ID:CAP_USER
「コミック」VS「思想書」先見力のある人がよく読むのはどっち? われわれの研究グループでは、アマゾンのブック・レビューに基づく先見力のある人物とない人物の特徴分析という研究を行っています。この研究では、評価の趨勢が時がたつにつれて大きく転換した書籍について、転換期よりも前の時点でその書籍のレビューをしているレビュアのうち、転換後に趨勢となる評価(星の数)のレビューをしていた人を先見力がある、逆に転換後に劣勢となる評価のレビューをしていた人を先見力がないと定義しています。

たとえば、2011年に出版された武田邦彦著『2015年放射能クライシス』(小学館)という本には、2015年には放射能で日本に住めなくなると書かれています。出版当時は大きな支持を受けましたが、2015年が近づきその予測が間違っていることが明らかになると、低評価が趨勢になりました。武田氏を支持(高評価)していた多数派に惑わされず、早い段階から正しい判断を行っていた人を、先見力のある人と定義するわけです。

図1は、先見力のあるレビュア、先見力のないレビュアのそれぞれについて、アマゾンでレビューしていた商品をカテゴリごとに集計し、それを割合として示したものです。ここでクイズです。

図1の上の円グラフと下の円グラフ、どちらが先見力のあるレビュアのものでしょうか? http://president.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/512/img_4d61b5076b40a4b154db1f4844039f8357748.jpg

http://president.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/512/img_4d61b5076b40a4b154db1f4844039f8357748.jpg

この答えは、多くの人の予想に合致していると思います。上が先見力のある人、下が先見力のない人の分布です。先見力のある人の方が本をよく読み(正確にいうとレビューし)、先見力のない人はDVDをよく視聴する傾向が見て取れます。これはある程度予想可能な結果だと思います。

予想外に目立っているのが、先見力のある人が洋書をよく読んでいることです。レビューした商品の5%が洋書というのは、かなり高い割合です。ちなみに、先見力のない人の場合、0.2%でした。やはり、外国語を自分で直接読んで情報をとれることは、先見力を養うことに貢献するようです。

次に、対象を本(洋書を除く)に限定して、レビューしている本のジャンルの内訳がどうなっているかについて見てみましょう。それを先見力のあるレビュアとないレビュアについてグラフにしたのが図2です。ここで再度クイズです。

図2上の円グラフと下の円グラフ、どちらが先見力のあるレビュアのものでしょうか? http://president.ismcdn.jp/mwimgs/5/4/551/img_5402fc169630d38d66e0b9fd05790501109176.jpg http://president.ismcdn.jp/mwimgs/5/4/551/img_5402fc169630d38d66e0b9fd05790501109176.jpg 正解は、上が先見力のあるレビュアです。先見力のある人はコミック、ラノベ(ライトノベル)を含むフィクションをたくさん読んでおり、先見力のない人は人文・思想書、ビジネス・経済書、科学書などをよく読んでいます(なお、このグラフの文学・評論のカテゴリに入る本のほとんどは小説です)。

何のヒントもなくこの2つのグラフを見せて、どちらが先見力のある人が読む本かをクイズとして出すと、ほとんどの人が下のグラフが先見力のある人がよく読む本だと答えます。こういう人間の直感を裏切る事実を発見する喜びを味わえるのが、研究の醍醐味です。

マスコミに流される人は先見力がない この研究には続きがあります。先見力があるレビュアとないレビュアのレビューの文章自体を機械学習にかけ、それぞれどのような言葉を多く使う傾向にあるかを分析しました。

その結果、表1に示すとおり、先見力のあるレビュアのレビューには、「作者」の「自己」満足、分かり「にくい」、「新しい」切り口といった本の内容に関する分析や、「最初」の一冊におすすめ、「十分」、不「十分」といった他のユーザーへの推薦に言及したものが多く見られます。

一方、先見力のないレビュアについては、「テレビ」化した本、「メディア」や「テレビ」に出ている著者といった、マスコミの権威に流されていることを示す表現が目立ちます。 http://president.jp/articles/-/25261