【FX】「伝説の為替トレーダー」がどこにもいない理由

(中略)
【野口】「投資の話をしてください」という講演依頼をいただくことがよくあるんです。「どんな話がいいですか?」と聞くと、ほとんどの場合「FXの話をお願いします」と言われるんですよ。FXはみんながやっているからと。仕事中もできるし、市場も24時間開いている。理論的にはもう完全市場に近い。
【楠木】近いですね。
【野口】取引コストはゼロで、24時間いつでも、どんな量でもできる。理想の市場のように思えますが、違います。市場って基本的に出し抜けないんです。だから必ずいつかは損をする。長期的に見れば負けるようにできているんです。
僕が以前、ゴールドマン・サックスなどにいたときには、「伝説の為替トレーダーがいる」という話をよく聞きました。でも一度もそういう人に会ったことはありません。
【楠木】なるほど、売買の技術が伝説なのではなくて、存在自体が伝説なんですね(笑)。
【野口】そうです。だいたいそういうトレーダーの伝説のパターンは決まっていて。ある年、ものすごく儲けるわけですね。その実績がすごいから、翌年、
別の会社から引き抜かれるんです、破格の待遇で。「破格の待遇」とは、給料ももちろんそうですが、それとともに、より大きな「リスクの許容量」が与えられるんです。前の会社よりも大きな取引をしてよいと。するとその「伝説のトレーダー」は、そこで決まって大損をする。より大きなリスクをとっているから、本当にひどい負け方をする。
もちろん、FX投資家が10万人いたとしたら、ある年は半分の5万人が儲けて、次の年はそのうちの2万5000人が儲けると考えると、勝ちが10年続いている人も必ず何人かはいます。でもほとんどは、みんな勝ったり負けたりなんですよね。市場は出し抜けない。
【楠木】だから、やっぱりFXをガンガンやってる人たち、「昨日はこれだけ勝った。今日はこれだけ負けた」って毎日一喜一憂している人たちに『あれか、これか』を読んでもらったら、面白いですよね。
【野口】本当にそうですね。
【楠木】そういう人に「自分のやってることをどう思います?」と聞くと、たぶんこう答える人が多いと思うんですよ。「いや、俺がFXをやってるのは、このハラハラドキドキ一喜一憂のプロセスが楽しいのであって、カネのためにやってんじゃねえんだ」って。
【野口】そういう人も多いと思いますね。
【楠木】「このハラハラドキドキこそがプライスレスなんだ」と。そうなるともう「運用してお金を増やす」という視点とは別物ですよね。運用した結果ではなく、運用のプロセスによって報われてしまっているから。
【野口】ギャンブル依存症のようなものなのかもしれませんね。
【楠木】そう。でも面白いですよね。いかにもカネのことばっかり気にしていそうな、FXのデイトレーダーが、じつはプライスレスなことに価値を感じていたり、そうかと思えば一方で、表向きは「お金よりも大切なモノがある」なんて言っている人のほうがよっぽどカネの亡者だったりするわけですから。
こういう「人間の価値観の深さ」を考えさせてくれるところが、類書にはない『あれか、これか』の面白い部分なんですよ。ファイナンスの人間臭さを改めて感じました。普通のファイナンス解説書を読んでも、そんなことは考えない。
【編集担当?藤田】そう思います。企画段階から野口さんともそういうお話をしていて、ファイナンスって一見、すごく冷たい学問に思えるけれど、実はとても奥が深い。価値をめぐる哲学的な問題に触れている学問だなと思いました。
【野口】楠木先生が教えていらっしゃる一橋大学でもそうかもしれないですけど、僕がいま教えているグロービスだと、ファイナンスっていちばん人気のない科目の一つなんですよ。マーケティングや戦略は、社会人として何年かやっている人たちからすれば入り込みやすいじゃないですか。でもファイナンスは、なかなかその世界に入り込めない。人によってはさっぱり理解できないという人もいます。
【楠木】ちょっと数式が複雑だったりしますから、たしかに難しそうなイメージがついてしまっているかもしれませんね。
【野口】そう、イメージなんですよ。それがある種の数字アレルギーを引き起こしているんですよね。これをどう打破して、ファイナンスの「人間臭さ」を伝えていくか。これが自分の役割だと考えています。
同じように捕まった高校教師もいたな
予感だけだな。
メルマガとか講演で儲けてるって事は誰でも知ってるよね?
為替のチャートは読めないし激変するから怖すぎる。
急降下したと思ったら急上昇するし、損切りの嵐と胃潰瘍で死にますわw
株より基本通りに動くので機械的に-2%で損切り+4%で利食いで十分
俺はこの手法で820万を140万にした
味をしめてやり続けてそのうち全部スッてしまう。勝ち逃げできるやつか
何らかの事情で逃げ切ることができるやつだけが結果的に儲けられる。
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尾上縫もあいはら友子も最後はズタボロじゃねえの?
円高に賭けて1年ほかって置くと
資金が2、3倍になるんじゃない
ポン円よりもポンドル・ポンオジ・ポンキウイあたりがいいぞ
https://twitter.com/daisensei777?lang=ja
起業して30代で3億円の貯金をつくり現役を引退する
↓
FXで3億円を稼ぎ資産を6億円にする
↓
6億円の損失を出す
-ではないから、再起できるのでは?
為替で再起は考えない方がいいけど。
有能なんだろうな
金になる能力持っているみたいだし、いくらでも復帰は可能だろう
資産運用とかそんなんじゃない
ただのギャンブル
実際、口座が10万円切った時期もあったけど、それから1000万まで増やした事もある、今は100万円くらいになってる
俺の場合、元本割れはしてないから気軽なもんだが、1000万になった時でも儲かった金を引き出すこともせずそのままだったし、一晩で数百万すっ飛んでもまぁいっかーで終わったw
ほんとに単なるゲーム感覚
めいいっぱい突っ込んで負けたら即退場のパターンが個人には多いのよ・・・
本当にいるのか?
アメリカでも皆30代には辞めて、大学の教師とかになってるじゃん。
勝ち逃げする人は一儲けしたらFXやめるもんね
株は元種がどうしても必要だからな、100株でやっても儲からんし。
FXは少額からでもできる。だがメンタルがいかれる。
株は全然メンタルはいかれん、FXは全力でメンタルを削られるw
資金管理が全てじゃね。
パチンコや公営ギャンブルをやるよりは
ずっとまし
今は引退して儲けた金で悠々自適の生活をおくってるのかなあ
そこの通貨を買うまたは売って何の投資になるの?
fx投資家は流動性を高めるためにいる
この板レベル下がりすぎじゃね
ここの年寄りどもは頭が固くて株式投資しか知らないから怒る怒る。
最近、FXの売買代金が急速に伸びて株式市場の売買代金が
減少しているのは知らないみたいだし。
流動性も影響してくるから俺凄いだろって表に出ると流動性を取られるリスクがある
…って聞いた
株ならふつうに何億10億100億の人が国内マスコミに出てくるのに
何十億や資産100億とかの為替トレーダは出てこないんですよね
ポジションの上限とかがあって複利が効かないとか、
所詮業者との相対取引だからスプレッドや約定を操作されて
増やせないのかなんかあるんでしょうかね
ちゃんとした会社だと基本上限ないし
あっても複数の会社でやればいいだけ
ただレバレッジがかけられなくなるみたい
ほんとのガチ勢はナゾw
FXで勝ち続けてる人というとほとんど短期っぽいので
おなじようなやり方で何十億も運用してる人がいるなら
かなり手のこんだことやってることは想像できる・・・
ということで表に出てくるわけなかったw
ジムは商品先物や各国のインデクスだろ
バフェットはインサイダー
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