1: いちごパンツちゃん ★ 投稿日:2016/03/02(水) 10:58:42.58 ID:CAP
2016年米大統領選の共和党候補指名争いでドナルド・トランプ氏が勝利して、恐らく民主党候補になるヒラリー・クリントン氏と11月の選挙で対決するとの見方が強まり、米国株投資家の間で売りに走る向きが出てきた。
もしも動きが読めないトランプ氏が大統領になれば、世界的な貿易戦争が起こり、経済に打撃を与えて市場に大混乱を及ぼしかねないとの懸念が背景にある。
ヘッジファンド運営会社シーブリーズ・パートナーズ・マネジメントを率いるダグラス・カス氏は 「予測可能性が乏しい状況を市場が好むことはほとんどなく、トランプ氏は投資家にとって悪夢のようなものだ」と語り、共和党候補指名争いでトランプ氏が優位を保っていることなどから前週、米国株のショートポジションを積み増したことを明らかにした。
トランプ氏の企業や株式市場に関する発言を総合して考えても、必ずしもきれいに1つのイデオロギーに収まらず、世界が1つにつながっている現状にあって孤立主義を唱えているように見える。また突然、さまざまな問題で個別企業への批判も飛び出す。銃乱射事件の捜査をめぐって裁判所からのロック解除命令を拒否したアップル(AAPL.O)の製品ボイコットを呼びかけたのはその一例だ。
フェデレーテッド・インベスターズ(運用額3510億ドル)のチーフ株式ストラテジスト、フィル・オーランド氏は 「今年の大統領選は不確実性の極みだ」と嘆く。
オーランド氏は、1月半ばに株式投資を縮小し始めたのは、トランプ氏が共和党候補指名争いの最有力者となったことが主な理由の一つと説明した。
<見えない政策の中身>
トランプ氏の政治的な発言には、現在の移民政策や株式市場の行動、外国の通商政策などに対する大衆迎合的な批判と、減税など企業に友好的な姿勢がミックスされている。
もっとも投資家にとって一番不安なのは、トランプ氏自身が具体的な政策の内容とその実行方法をほとんど示していないことだ。
ナティクシス・グローバル・アセットマネジメント(運用額8703億ドル)のチーフ市場ストラテジスト、デーブ・ラファーティ氏は「トランプ氏の政策の中身はほとんどわかっていないので、市場が予想を立てるのは極めて難しい」と指摘。トランプ氏が1日の「スーパーチューズデー」でリードを広げれば、市場のボラティリティは拡大するとみている。
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-markets-idJPKCN0W4046
もしも動きが読めないトランプ氏が大統領になれば、世界的な貿易戦争が起こり、経済に打撃を与えて市場に大混乱を及ぼしかねないとの懸念が背景にある。
ヘッジファンド運営会社シーブリーズ・パートナーズ・マネジメントを率いるダグラス・カス氏は 「予測可能性が乏しい状況を市場が好むことはほとんどなく、トランプ氏は投資家にとって悪夢のようなものだ」と語り、共和党候補指名争いでトランプ氏が優位を保っていることなどから前週、米国株のショートポジションを積み増したことを明らかにした。
トランプ氏の企業や株式市場に関する発言を総合して考えても、必ずしもきれいに1つのイデオロギーに収まらず、世界が1つにつながっている現状にあって孤立主義を唱えているように見える。また突然、さまざまな問題で個別企業への批判も飛び出す。銃乱射事件の捜査をめぐって裁判所からのロック解除命令を拒否したアップル(AAPL.O)の製品ボイコットを呼びかけたのはその一例だ。
フェデレーテッド・インベスターズ(運用額3510億ドル)のチーフ株式ストラテジスト、フィル・オーランド氏は 「今年の大統領選は不確実性の極みだ」と嘆く。
オーランド氏は、1月半ばに株式投資を縮小し始めたのは、トランプ氏が共和党候補指名争いの最有力者となったことが主な理由の一つと説明した。
<見えない政策の中身>
トランプ氏の政治的な発言には、現在の移民政策や株式市場の行動、外国の通商政策などに対する大衆迎合的な批判と、減税など企業に友好的な姿勢がミックスされている。
もっとも投資家にとって一番不安なのは、トランプ氏自身が具体的な政策の内容とその実行方法をほとんど示していないことだ。
ナティクシス・グローバル・アセットマネジメント(運用額8703億ドル)のチーフ市場ストラテジスト、デーブ・ラファーティ氏は「トランプ氏の政策の中身はほとんどわかっていないので、市場が予想を立てるのは極めて難しい」と指摘。トランプ氏が1日の「スーパーチューズデー」でリードを広げれば、市場のボラティリティは拡大するとみている。
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-markets-idJPKCN0W4046