ドル/円は弱含み。118.12円付近。
商品市場で原油安の流れが強まっており、朝方、米原油先物 が56.25ドル、
北海ブレント原油先物 が60.28ドルと、それぞれ1ドル超下落。ドルは一時117.97円まで下押しされた。
市場では「衆院選の結果を受けた円売りより、先週末の欧米株安、原油安などリスクオフの方が意識されている」(外為アナリスト)との指摘があった。
<7:52> きょうの予想はドル117.80―119.00円、株価の動向に注目
ドル/円は118.33円付近、ユーロ/ドルは1.2474ドル付近、ユーロ/円は147.53円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が117.80―119.00円、ユーロ/ドルが1.2420─1.2520ドル、ユーロ/円が146.90―148.20円。
ドル/円は株価にらみの展開が予想される。市場では「株価が下げれば118円を割れてもおかしくはないが、
117円台では本邦勢の押し目買いが下値を支えそうだ」(国内金融機関)との声が出ていた。
14日に投開票された衆院選では、自民党が291議席を獲得した。公示前の295議席に届かなかったものの、
公明党の35議席と合わせて、連立与党が326議席を確保。連立与党は、参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2を超える勢力を維持した。
ドル/円は午前3時過ぎに119円台まで上昇したが、勢いは続かず、朝方までに118円前半に押し戻された。
「自民党の大勝を織り込んで株高・円安になっていたが、想定内の結果を受けて利食いが優勢となっている」(同)という。
http://jp.reuters.com/article/forexMarketOutlook/idJPL3N0TY0RQ20141214
BUZZ-〔外為マーケットアイ〕ドル弱含み、原油安などリスクオフ意識