学生時代から趣味として投資を続けている。いまは明治大学理工学部で
講師を務める彼女には、若い女性ならではのポリシーがあった。
■女子会で投資情報交換
女性の社会進出が進んで、女性が自分で資産を運用することが大事になってくると
思います。同世代の女友達にも、投資に関心を持つ子が増えています。よく「始めて
みたい」と相談を受けますし、女子会で投資の情報交換をすることもありますよ。
いまやインターネットで1万円からでも始められます。お洋服を買うのと同じように、
ちょっとしたお買い物として投資ができる時代です。スマートフォン(スマホ)や
タブレットで簡単に取引ができるので、ほとんどアプリをいじるような感覚です。
トレンドに敏感な女性ならではの視点も、市場では生きてくるんじゃないでしょうか。
スマホでみんながやっているゲームとか、花粉をカットしてくれるメガネとか、女子
の間で話題になっているものに、銘柄選びのヒントが隠れています。そういう「これ、
絶対ヒットする!」という感覚を大事にしています。ファッション誌も情報の宝庫ですよ。
美容・健康分野の流行がよく分かります。
■感情の波を読み「告白」
投資って、恋愛と同じだと思うんです。私は日本株に投資をしてきましたが、選ぶのは、
商品やサービスが自分の生活に直接関わっていて、応援したい企業です。そうやって
投資先を選ぶのは、「この人大好き」って思うときに似ています。人を好きになったら、
自分のことよりも相手の気持ちを一番に考えますよね。そうやって、感情の波を察知
するようにチャートやトレンドを分析するんです。「この人で間違いない」と思えたら、
告白するような気持ちで「購入」ボタンをクリックします。利益が出れば告白が成功して
幸せ、損失が出れば振られて残念、というわけです。分散投資をすると恋多き女みたいに
なってしまいますが、それぞれへの愛はすごく深いですよ(笑)。
「好きだから」「応援したいから」という確固たる意志があれば、失敗しても後悔
しません。ただ、まったく損切りをしないでいると大変なことになるので、自分で
決めた損切りラインを超えたら「相性が悪かったんだな」と思って未練を残さず売る
ことにしています。利益が出たときも同様で、スタイルとしては短期投資ですね。
※まだまだ続きますが割愛します。全文はソース記事をご覧ください。
●木村美紀氏
1985年、東京都生まれ。2013年、東京大学大学院博士課程修了。同年から明治大学
理工学部応用化学科講師。テレビ出演やドラマ監修、書籍の執筆も手掛ける。
◎http://www.nikkei.com/money/features/67.aspx?g=DGXNMSFK1102B_11032014000000
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