1:海江田三郎 ★ 2015/10/05(月) 16:51:16.16 ID:???.net
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/151003/ecd1510031708002-n1.htm
限られた時間をどう使い、巨万の富を手繰り寄せたのか。プライベートFPとして多くの大富豪と接してきた中桐啓貴氏が、 彼らの意外な時間の使い方について語る。
【1】むやみに携帯やメールをチェックしません
一般のサラリーマンなら携帯の着信音やスマホにメールが届くとそのたびに気になるでしょう。それは、取引先からの重要な連絡かもしれません。ところが、お金持ちの方たちは携帯やスマホのチェックはほとんどしません。 私が何かの用事でお会いしている最中はもちろん、ビジネスとはあまり関係のないゴルフをしている間や昼休みのときでも、携帯やスマホを見ることはないのです。その代わり、ゴルフをセッティングするような、富裕層の下で働いている人たちはしょっちゅう携帯やメールを見ます。
なぜ、お金持ちの人たちが携帯やメールを気にしないかといえば、たいていのことは自分の“右腕”に任せているからです。信頼できる幹部を育てているので、最終判断は自分でするにせよ、細々としたことに煩わされることはありません。もちろん経営に関する一番重要な数値や情報は右腕から聞いています。だから、商用でもプライベートでも、お会いしている間に携帯やメールの着信音が次々と鳴る人は、まだまだその域にまでいっていない証拠といえるのです。
【2】通勤や移動中は、オーディオテープを お金持ちの方たちはクルマで移動することがほとんどです。飲食店をたくさん持っていて現場をあちこち回らなければいけないような経営者は運転手付きですが、そうでなければ通勤もゴルフの往復も自分でクルマを運転します。 わりあいと多いのが、運転しながらオーディオテープを聴く人です。 たとえば「日経トップリーダー」という経営者向けの雑誌があって、毎月CDが付いてきます。内容は、著名な経営者やコンサルタントの講演とか、税務アドバイス、マーケット情報などです。1時間半程度で聴き終わります。それを1回きりでなく、何回も聴きます。本は1度読んだら終わりですが、オーディオテープは腑に落ちるまで聴き込むことができます。 そのほか、『人を動かす』で知られるデール・カーネギーや松下幸之助、稲盛和夫さんなどの著書がCDになっているので、そういう経営の古典、名著をよく聴いています。経営コンサルタントの小宮一慶さんも人気です。 富裕層はドライブ中も時間をムダにせず、格好の勉強時間にしています。
【3】昼・夜の会食を上手に使います 富裕層が昼の会食に選ぶのは会員制のレストラン。サービスが行き届き、スタッフとも顔見知りなので気張らないのがいいようです。細かいことに気がつきやすい方たちなので、どんな扱いを受けるかわからない店には行きません。 けっして豪華メニューではありません。ランチでイタリアンなら前菜、パスタ、コーヒーといった軽めのコースです。メーンの肉や魚まで食べる人はあまりいません。1時間くらいで切り上げます。 夜の会食もやはり10年、20年と通っているところです。ミシュラン三ツ星のような店はあえて行きません。どんなに人気の寿司屋でも、隣に若い女性を連れてシャンパンを開けるような無粋な客がいたら台なしだからです。 ワインがお好きな方が多く、万人に美味しさが伝わりやすいカリフォルニアワインを選びます。3万~5万円くらいのボトルが多く、「インシグニア」や「オーパスワン」といった高級銘柄です。フレンチや懐石のコースで2時間くらい過ごし、その後はサッと帰るのが定例ですが、まれに馴染みのクラブに飲みにいくこともあります。
限られた時間をどう使い、巨万の富を手繰り寄せたのか。プライベートFPとして多くの大富豪と接してきた中桐啓貴氏が、 彼らの意外な時間の使い方について語る。
【1】むやみに携帯やメールをチェックしません
一般のサラリーマンなら携帯の着信音やスマホにメールが届くとそのたびに気になるでしょう。それは、取引先からの重要な連絡かもしれません。ところが、お金持ちの方たちは携帯やスマホのチェックはほとんどしません。 私が何かの用事でお会いしている最中はもちろん、ビジネスとはあまり関係のないゴルフをしている間や昼休みのときでも、携帯やスマホを見ることはないのです。その代わり、ゴルフをセッティングするような、富裕層の下で働いている人たちはしょっちゅう携帯やメールを見ます。
なぜ、お金持ちの人たちが携帯やメールを気にしないかといえば、たいていのことは自分の“右腕”に任せているからです。信頼できる幹部を育てているので、最終判断は自分でするにせよ、細々としたことに煩わされることはありません。もちろん経営に関する一番重要な数値や情報は右腕から聞いています。だから、商用でもプライベートでも、お会いしている間に携帯やメールの着信音が次々と鳴る人は、まだまだその域にまでいっていない証拠といえるのです。
【2】通勤や移動中は、オーディオテープを お金持ちの方たちはクルマで移動することがほとんどです。飲食店をたくさん持っていて現場をあちこち回らなければいけないような経営者は運転手付きですが、そうでなければ通勤もゴルフの往復も自分でクルマを運転します。 わりあいと多いのが、運転しながらオーディオテープを聴く人です。 たとえば「日経トップリーダー」という経営者向けの雑誌があって、毎月CDが付いてきます。内容は、著名な経営者やコンサルタントの講演とか、税務アドバイス、マーケット情報などです。1時間半程度で聴き終わります。それを1回きりでなく、何回も聴きます。本は1度読んだら終わりですが、オーディオテープは腑に落ちるまで聴き込むことができます。 そのほか、『人を動かす』で知られるデール・カーネギーや松下幸之助、稲盛和夫さんなどの著書がCDになっているので、そういう経営の古典、名著をよく聴いています。経営コンサルタントの小宮一慶さんも人気です。 富裕層はドライブ中も時間をムダにせず、格好の勉強時間にしています。
【3】昼・夜の会食を上手に使います 富裕層が昼の会食に選ぶのは会員制のレストラン。サービスが行き届き、スタッフとも顔見知りなので気張らないのがいいようです。細かいことに気がつきやすい方たちなので、どんな扱いを受けるかわからない店には行きません。 けっして豪華メニューではありません。ランチでイタリアンなら前菜、パスタ、コーヒーといった軽めのコースです。メーンの肉や魚まで食べる人はあまりいません。1時間くらいで切り上げます。 夜の会食もやはり10年、20年と通っているところです。ミシュラン三ツ星のような店はあえて行きません。どんなに人気の寿司屋でも、隣に若い女性を連れてシャンパンを開けるような無粋な客がいたら台なしだからです。 ワインがお好きな方が多く、万人に美味しさが伝わりやすいカリフォルニアワインを選びます。3万~5万円くらいのボトルが多く、「インシグニア」や「オーパスワン」といった高級銘柄です。フレンチや懐石のコースで2時間くらい過ごし、その後はサッと帰るのが定例ですが、まれに馴染みのクラブに飲みにいくこともあります。