
市場では「円安基調を背景に循環物色が広がっており、利益確定売りが出ても押し目買いを入れる投資家が多い」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)との声が出ている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6740億円、売買高は6億5506万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1074と、全体の54%を占めた。値下がりは749、変わらずは162銘柄だった。
日産自やマツダなど自動車株のほか、パナソニックや富士フイルムも円安進行にあわせて上げ幅を広げた。積ハウスや東ガス、SOMPOも上昇している。一方、コマツは上げ幅を縮小した。日電産は朝高後は下げに転じた。三菱UFJや三井住友FG、三井住友トラは10時前に安値を付けた。
東証2部株価指数は小動き。TOREXやアートSHDが上昇し、マーキュリアやフライトHDが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS12_V21C16A1000000/?dg=1&nf=1 2016/11/25 10:21