1: ばーど ★ 2017/07/13(木) 11:51:51.93 ID:CAP_USER9
社長・会長の高額役員報酬と日産ゴーン社長
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/209/304/240f87d167d5fc472282f0c22ecdf2b920170712160339383.jpg
上場企業の1億円プレーヤーの人数が過去最高を更新した。東京商工リサーチによると、17年3月期の役員報酬が1億円を超えたのは457人(221社)で、前年を43人上回った。
会社別では三菱電機の22人が最多で、以下、伊藤忠商事(11人)、ファナック(10人)、ソニー(同)、パナソニック(同)と続く。
個人の全体トップは報酬額が103億円を超えたソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長だった。
日産自動車のカルロス・ゴーン会長(10億9800万円)や、武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長(10億4800万円)などは10億円を超えた。
「役員報酬の上位陣ばかりに目が向きますが、業界別で見ると、『えっ、あの社長は案外、少ない』とか、『もらい過ぎでしょう』といった見方が出てきて面白いかもしれません」(市場関係者)
そこで自動車や電機、銀行など業界別に、会長・社長の役員報酬額を調べた。
自動車は、日産のゴーン会長が予想通りダントツ。2位も同じく日産の西川廣人社長(3億9600万円)で、トヨタ自動車の豊田章男社長(3億2200万円)より多かった(別表参照)。
電機はソニーの平井一夫社長(9億1400万円)が1位で、こちらも他をよせつけない独走ぶり。
「家電といえばソニー対パナソニックという時代がありましたが、報酬額はソニーがパナソニックの約5倍です。差が開いた……という印象です」(電機関係者)
商社は伊藤忠、三菱商事、三井物産が上位にズラリだ。証券も野村HDと大和証券グループ本社で落ち着いた。
一方、銀行はトップ5が1億円台で並んだ。スルガ銀行の岡野光喜会長(1億9600万円)はメガバンクより高額報酬で、堂々の1位。
ちなみに、6月に体調不良で頭取を辞任した三菱東京UFJ銀行の小山田隆氏は1億6400万円の報酬額だった。
「日本では、社長の年収は新入社員の50~100倍が常識の範囲内とされてきました。新人の年収が300万円だとしたら、社長はその100倍の3億円が限度でしょう」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)
となると、日産のゴーン会長やソニーの平井社長に対し「もらい過ぎ」批判が起きても不思議はないか……。
東京商工リサーチ
2017年3月期「役員報酬1億円以上開示企業」調査(最終まとめ)
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170707_01.html
配信 2017年7月13日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209304/1
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/209/304/240f87d167d5fc472282f0c22ecdf2b920170712160339383.jpg
上場企業の1億円プレーヤーの人数が過去最高を更新した。東京商工リサーチによると、17年3月期の役員報酬が1億円を超えたのは457人(221社)で、前年を43人上回った。
会社別では三菱電機の22人が最多で、以下、伊藤忠商事(11人)、ファナック(10人)、ソニー(同)、パナソニック(同)と続く。
個人の全体トップは報酬額が103億円を超えたソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長だった。
日産自動車のカルロス・ゴーン会長(10億9800万円)や、武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長(10億4800万円)などは10億円を超えた。
「役員報酬の上位陣ばかりに目が向きますが、業界別で見ると、『えっ、あの社長は案外、少ない』とか、『もらい過ぎでしょう』といった見方が出てきて面白いかもしれません」(市場関係者)
そこで自動車や電機、銀行など業界別に、会長・社長の役員報酬額を調べた。
自動車は、日産のゴーン会長が予想通りダントツ。2位も同じく日産の西川廣人社長(3億9600万円)で、トヨタ自動車の豊田章男社長(3億2200万円)より多かった(別表参照)。
電機はソニーの平井一夫社長(9億1400万円)が1位で、こちらも他をよせつけない独走ぶり。
「家電といえばソニー対パナソニックという時代がありましたが、報酬額はソニーがパナソニックの約5倍です。差が開いた……という印象です」(電機関係者)
商社は伊藤忠、三菱商事、三井物産が上位にズラリだ。証券も野村HDと大和証券グループ本社で落ち着いた。
一方、銀行はトップ5が1億円台で並んだ。スルガ銀行の岡野光喜会長(1億9600万円)はメガバンクより高額報酬で、堂々の1位。
ちなみに、6月に体調不良で頭取を辞任した三菱東京UFJ銀行の小山田隆氏は1億6400万円の報酬額だった。
「日本では、社長の年収は新入社員の50~100倍が常識の範囲内とされてきました。新人の年収が300万円だとしたら、社長はその100倍の3億円が限度でしょう」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)
となると、日産のゴーン会長やソニーの平井社長に対し「もらい過ぎ」批判が起きても不思議はないか……。
東京商工リサーチ
2017年3月期「役員報酬1億円以上開示企業」調査(最終まとめ)
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170707_01.html
配信 2017年7月13日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209304/1