1: ノチラ ★ 2017/06/18(日) 12:47:14.59 ID:CAP_USER
6月1日から企業の選考開始が始まり、就職活動が本番を迎えている。今年の就活も売り手市場が続き、採用の早期化が進んでいるようだ。そうした中、学生の人気企業ランキングがまとまった。学生が行きたい企業はどこか。
厚生労働省の調査によると、今春の大学卒業生の就職率は4月1日段階で97・6%の高率だった。前年同時期を0・3ポイント上回り、1997年の調査以来、過去最高の就職率となった。特に女子は98・4%の高率だ。女子の就職は厳しいなどというのは、ひと昔もふた昔も前のことだ。
来年卒業見込みで就活真っ盛りの大学生にとっても、売り手市場が続いている。就活のスケジュールは昨年と同じ。企業の学生への採用の広報活動が3月1日から、企業の選考は6月1日からだ。まさに短期決戦だ。企業の採用支援を行っているワークス・ジャパン(本社・東京)の清水信一郎社長が今年の就活について説明する。
「今年の特徴は、インターンシップ、リクルーター、OB・OG交流会の三つが主流になっていることです。リクルーターと学生の接触は今までも行われていますが、今はインターンシップに参加した学生と、現場で働くOB・OGとの交流会を3月前などに開催し、企業の中身をもっと理解してもらうことに力を入れ、それが選考の一つにもなっています」
その就活中の4年生の人気企業はどこなのだろうか。ワークス・ジャパンが今年1~4月、2018年卒業見込みの大学生と修了見込みの大学院生約10万人に、ウェブとセミナー会場でのアンケートを実施し、1万1209人から回答を得た。主に文系の学生からの調査結果だ。
まずは「総合人気企業ランキング」を見てほしい。トップは3年連続で損保ジャパン日本興亜だ。2位も昨年と変わらず三菱東京UFJ銀行。来年4月には三菱UFJ銀行に社名変更を予定している。3位が6位から上がった三菱商事、4位が3位からダウンした東京海上日動火災保険で、5位は7位から上がった伊藤忠商事だ。
トップ5に総合商社が2社も入っている。トップ10を見ても7位に三井物産、9位に18位から上がった住友商事が入った。5大商社のうち、15位の丸紅を除く4社がトップ10入りする人気ぶりだ。これ以外にも昨年の53位から上がった双日が30位、91位から上がった豊田通商が50位など、商社全体の人気が高い。業績が回復したことも商社人気の追い風となったようだ。周囲に現役社員などがいない限り、総合商社の仕事をもともと知っている人は少数派だろう。大学入学後、先輩の就職状況などから認知が進むのが一般的だ。グローバルに活躍できる業界であり、給与も高いところが人気の理由だ。
「金融と不動産、鉄道などのインフラ系が人気ですが、総合商社の強さが際立ちました。中でも今年は、学生と早くからリアルな接点を持つ企業の人気が高いように思います。トップの損保ジャパン日本興亜も数年前からインターンシップを実施していて学生の受けもよく、幅広く採用してきた実績も評価されています」(清水さん)
また、上位には三菱や三井系の企業が多く、ブランドの強さが目立つ。学生の安定志向は変わらないといえよう。 https://mainichi.jp/articles/20170616/org/00m/100/029000c https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/06/16/20170616org00m100026000p/7.jpg https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/06/16/20170616org00m100027000p/6.jpg
厚生労働省の調査によると、今春の大学卒業生の就職率は4月1日段階で97・6%の高率だった。前年同時期を0・3ポイント上回り、1997年の調査以来、過去最高の就職率となった。特に女子は98・4%の高率だ。女子の就職は厳しいなどというのは、ひと昔もふた昔も前のことだ。
来年卒業見込みで就活真っ盛りの大学生にとっても、売り手市場が続いている。就活のスケジュールは昨年と同じ。企業の学生への採用の広報活動が3月1日から、企業の選考は6月1日からだ。まさに短期決戦だ。企業の採用支援を行っているワークス・ジャパン(本社・東京)の清水信一郎社長が今年の就活について説明する。
「今年の特徴は、インターンシップ、リクルーター、OB・OG交流会の三つが主流になっていることです。リクルーターと学生の接触は今までも行われていますが、今はインターンシップに参加した学生と、現場で働くOB・OGとの交流会を3月前などに開催し、企業の中身をもっと理解してもらうことに力を入れ、それが選考の一つにもなっています」
その就活中の4年生の人気企業はどこなのだろうか。ワークス・ジャパンが今年1~4月、2018年卒業見込みの大学生と修了見込みの大学院生約10万人に、ウェブとセミナー会場でのアンケートを実施し、1万1209人から回答を得た。主に文系の学生からの調査結果だ。
まずは「総合人気企業ランキング」を見てほしい。トップは3年連続で損保ジャパン日本興亜だ。2位も昨年と変わらず三菱東京UFJ銀行。来年4月には三菱UFJ銀行に社名変更を予定している。3位が6位から上がった三菱商事、4位が3位からダウンした東京海上日動火災保険で、5位は7位から上がった伊藤忠商事だ。
トップ5に総合商社が2社も入っている。トップ10を見ても7位に三井物産、9位に18位から上がった住友商事が入った。5大商社のうち、15位の丸紅を除く4社がトップ10入りする人気ぶりだ。これ以外にも昨年の53位から上がった双日が30位、91位から上がった豊田通商が50位など、商社全体の人気が高い。業績が回復したことも商社人気の追い風となったようだ。周囲に現役社員などがいない限り、総合商社の仕事をもともと知っている人は少数派だろう。大学入学後、先輩の就職状況などから認知が進むのが一般的だ。グローバルに活躍できる業界であり、給与も高いところが人気の理由だ。
「金融と不動産、鉄道などのインフラ系が人気ですが、総合商社の強さが際立ちました。中でも今年は、学生と早くからリアルな接点を持つ企業の人気が高いように思います。トップの損保ジャパン日本興亜も数年前からインターンシップを実施していて学生の受けもよく、幅広く採用してきた実績も評価されています」(清水さん)
また、上位には三菱や三井系の企業が多く、ブランドの強さが目立つ。学生の安定志向は変わらないといえよう。 https://mainichi.jp/articles/20170616/org/00m/100/029000c https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/06/16/20170616org00m100026000p/7.jpg https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/06/16/20170616org00m100027000p/6.jpg