企業,投資

 車産業


1: 田杉山脈 ★ 2020/11/30(月) 18:33:50.26 ID:CAP_USER
「人民の足」がテスラを超えた――。

 10月中旬、こんな見出しが中国の経済ニュースをにぎわせた。7月に発売されたばかりの中国の小型電気自動車(EV)が、9月に2万150台を売って、EV世界最大手の米テスラを抜いたというものだった。

中国のEVでトップに立ったのは、中国の自動車メーカー、上汽GM五菱の「宏光ミニEV」。全長2・9メートル、幅1・4メートル。見た目は日本の軽ワゴン車に似ているが、全長がさらに30~40センチ小ぶりのコンパクトカーだ。

 なにより世間を驚かせたのが、価格だった。家庭用電源を使った6~7時間の充電で120キロ走れる最安モデル(エアコンなし)が2・88万元(約43万円)、エアコンありが3・28万元(約49万円)。そして170キロ走行できる遠距離モデルが3・88万元(約58万円)と中国でも飛び抜けて安い価格に設定された。短距離向けのためコストがかかる電池代を抑えられたほか、部品をほぼ国産化したことも大きい。

 「中国も一家に2台、3台の時代に入った。コンセプトは買い物や通勤用の『人民の足』です」。同社の対外担当者がこう話すように、高級車テスラとは客層も用途も異なる。しかし、EVが大都市だけでなく、地方都市や農村にまで広がるきっかけにもなると受け止められ、中国メディアは「国内の新エネルギー車メーカーも慌てさせた」と報じた。

 だが、こんなに安くて大丈夫な… https://www.asahi.com/articles/ASNCX575KNC5UHBI04F.html

マネー,企業,投資,経済

 不動産


1: 田杉山脈 ★ 2020/11/26(木) 21:33:07.95 ID:CAP_USER
静岡県熱海市で中古マンション市場が活況だ。新型コロナウイルスの影響によるテレワークの浸透が背景にあるとみられ、周辺の不動産業界に「特需」が来ている。ただ、首都圏在住者による別荘目的の購入が多く、移住は限定的となっている。

複数の仲介業者によると、問い合わせは4~5月頃から急増し、前年同期と比べて約2倍、成約件数も1・5倍以上にそれぞれ増加した。物件価格も1~2割上昇している。

 JR熱海駅前の「伊豆太陽ホーム」熱海店の内藤ちづる店長は、「10月は2日しか休めなかった。毎日電話が鳴りっぱなしです」と語る。二十数年の仲介キャリアの中で、リーマン・ショック(2008年)前の好況期を除きこれほど忙しい経験はなかったという。

 「ロイヤルリゾート」熱海駅前店の矢野憲治店長も、営業歴の32年を振り返り、この多忙さは「バブル経済の時期と今回だけ」と話す。中堅営業マンの保坂究生(きゅうせい)さん(28)は「1日4組ぐらいのお客さんを3、4か所案内する」という。

■■働き方の変化

 テレワークの定着が熱海の中古住宅に活況をもたらした。熱海駅近くのマンションを下見していた夫婦は、「仕事はテレワークでできる。東京にいなくていいことがわかった」と購入検討の動機を打ち明けた。

 熱海は日本有数の温泉地、相模灘の眺望といった魅力に、東海道新幹線で東京まで40分台という交通の利便性を併せ持つ。周辺を楽しみながらテレワークをし、必要に応じて東京の会社に通う人にとって、適した立地となっている。

 購入希望者の中心は50~60歳代で、経営者や会社役員が目立つ。中には30~40歳代のクリエイターなどもいる。いずれにしても高所得者が多いとみられる。

 売れ筋は1LDKや2LDK、70~80平方メートル程度の温泉付きリゾートマンションで、価格帯は2000万円~3000万円台が中心だ。テレワークに必要なインターネットの通信環境が悪い地域は敬遠されている。低金利も追い風で、三島信用金庫熱海支店によると、4、5月頃から「ローンを組みたい」という相談が増えた。

■■移住は限定的

 購入者の多くは都内に拠点を持ちつつ、別荘(セカンドハウス)を求める人たちだ。休暇での利用が多い従来の別荘と異なり、テレワークを前提に平日も含めて長く滞在するという「コロナ禍」ならではの特徴がある。

 このため不動産の活況は、熱海への移住につながっていない。市の人口社会動態(転入・転出集計)では、今年9月末時点で転出が33人超過した。

 斉藤栄市長は、「不動産業の活況は経済効果につながる」と歓迎している。その一方で、人口増にならないことは、「過渡期を迎えたと前向きに考えたい」と受け止めている。市は通信環境を整備し、本拠地から離れた拠点「サテライトオフィス」やベンチャー企業などの誘致に取り組む意向だ。 https://news.yahoo.co.jp/articles/600b30a10b07afcb091e03babcc9fad0349129af

企業

 働き方


1: へっぽこ立て子@エリオット ★ 2020/11/26(木) 13:56:42.26 ID:CAP_USER
ソフトウエア開発のインターコム(東京・台東)は企業向けに、ファクスの送受信をパソコンなどの端末上でできるサービスを30日に始める。従業員はファクスのやり取りを自宅でもできるようになり、出社の必要がなくなる。小売業などでも在宅勤務が導入できるようになるとして、2021年11月までに50社への販売を目指す。

クラウドサービス「まいと~く クラウド」を開発した。ウェブブラウザからサイトにログインすると、受信したファクスを画像で確認できるほか、PDFファイルにした資料をファクス送信できる。受信した書類は宛先別に振り分けて管理することも可能だ。参考価格は回線基本料含め、送受信それぞれ千枚までで月額税別3万4千円。

管理者の承認による誤送信の防止など追加機能も用意した。21年3月からは帳票システムなど他のシステムとの連携も可能になる。

製造業や小売・流通業の帳票のほか、金融業の信用書類となる手書き文書のやりとりでは、ファクスを使用している場合が多い。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で在宅勤務をしたくても、ファクスを処理するためだけに出社を余儀なくされているケースもあるという。

2020/11/26 13:23 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66657470W0A121C2000000/

マネー,企業,副業,経済

 働き方


1: 田杉山脈 ★ 2020/11/23(月) 18:48:55.31 ID:CAP_USER
新型コロナウイルスの影響による失業者が7万人を超える中、雇用の受け皿となってきたウーバーイーツの配達員に逆風が吹いている。配達員の増えすぎで収入が落ち込んだとの声が続出。参入企業も相次ぎ、今後はさらに報酬が引き下げられる恐れがある。失業や収入の低下に悩んで飛び込んだ世界でも、窮地に陥りかねない。

東京・三軒茶屋のマクドナルド前。ウーバーからの配達依頼が多く、稼ぎを狙う配達員が行列するため「ウーバー配達員の聖地」と呼ばれる。「コロナが拡大した3月ごろから配達員が急増し、10月にGo To イートが始まり宅配需要が落ちた。仕事の奪い合いで収入は3割減った」。派遣会社を辞め配達員を本業にした男性(52)は肩を落とす。  配達員の人数について、ウーバーイーツ日本法人に問い合わせても回答はない。配達員らでつくる労働組合ウーバーイーツユニオンの土屋俊明執行委員長は「以前、東京エリアで1万人と言われたが、今は数倍ではないか」と語る。  新宿や池袋を中心にバイクで配達する土屋氏は「8月までは時給にして1500~2000円は稼げたが、最近は1500円に達しない」。ガソリン代を考えれば「最低賃金(東京都は1013円)を下回る」と嘆く。

大学院で修士号を取得したが…  半年前に配達員を始めた男性(35)は「以前のバイク便のようになってしまうのでは」と不安を抱く。バイク便はバブル期に急拡大、その後、過当競争により配達員の報酬が引き下げられ「かつては月に100万円稼ぐ人がいたが、今は20万円ぐらい」(バイク便協同組合)という経緯がある。  男性は東京の私大大学院で化学の修士号を取得。リーマン・ショックで就職に苦労し、ようやく恵まれた会社員生活を送り始めたところでコロナ禍に。在宅勤務となって労働時間の報告を何度も求められ、心身を崩して退職した。  配達員は1回の配達で約500円の収入。朝から晩まで約30件こなし、週6日で月収約35万円。さらに週2日、福祉施設で夜勤のアルバイトも。「稼げるうちに稼いでおきたい」と疲れた体にむちを打つ。 ◆新規参入も相次ぎ競争激化  業界はウーバー、出前館の二強にフードパンダ、ウォルトなど新規参入も相次ぐ。出前館は2020年8月期決算で過去最高の売上高を記録したが、人件費がかさみ最終赤字だった。調査会社エヌピーディー・ジャパンの東さやか氏は「働き手が次々集まる現状では、待遇改善は期待できない」と今後の報酬引き下げもあり得ると警鐘を鳴らす。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/70009

企業,経済

 教育


1: trick ★ 2020/11/22(日) 21:45:13.90 ID:CAP_USER
経団連が学校に喝「人材育成の気概を持て」(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/99c006afeeb07d4e137efb6f5526cb3c0e8e8b24
11/22(日) 8:01配信

経団連は、AIやビッグデータの活用で社会が急速に変化していて、これに伴い、社会で求められる能力も変化しているとして、将来、活躍できる人材を育成するためには、学校教育や教員も変わるべきとする提言を発表した。

■“就活で初めて将来の仕事を考える”は遅い

経団連は、現状では、高等学校では将来の職業を念頭に置いた教育を受ける機会が不足していると指摘。職業観を養うことを重視し、そのために、高校は、学習内容を実社会での活用につながるものに改善する必要があるとしている。

一例として、経済界や大学、自治体との連携で、企業の社員などを講師として招くことや、高校生が大学の研究室のプロジェクトに研究助手として参加する取り組みを紹介した。就職後のミスマッチが起きないように、カリキュラムを共同開発することなども提案した。

■教育デジタル改革 規制見直しも必須

経団連はまた、AIを活用することで、生徒一人ひとりのレベルにあった個別指導が可能になるとして、教員には、生徒の関心や能力に応じてテーマを設定する「ファシリテーター」としての能力が新たに求められるとしている。オンライン教育に関する法規制の改善点もあげた。

現行の規制は、教室内でネットなどを活用したオンライン教育を受けることを想定していて、自宅など遠隔でオンライン授業を受ける必要性は考えられていなかった。

そのため、オンライン教育の際に、「受信する生徒のそばに教員がいること」が義務付けられている。

コロナ禍での緊急措置ではこの要件が特別に緩和されたが、今後もこの条件は撤廃されるべきとしている。

また、“オンライン授業への参加は、全単位数のおよそ半分までしか認められていない”などの制度も見直すべきとしている。

さらに、デジタル教科書の利点として、紙にはできない「動画」や「音声」を活用できることをあげ、現在、デジタル教科書に課されている“紙の教科書と同一の内容でなければいけない”というルールに疑問を呈した。

デジタル教科書を、まずは「主な教材」と位置づけ、その後、一定の移行期間を経たあとは「デジタル教科書のみとすべき」というところまで踏み込んだ。

■未来を担う人材の育成 気概持て

経団連は、日本は他の先進国に比べて、学校教育でのデジタル活用が圧倒的に少ないことを示すデータを引用し、「旧態依然の教育が行われていることの証左」だと指摘した。

その上で、「学校の教職員や教育委員会は、“未来の社会を支える人材を育成している”という気概を持つことが重要である」として、学校改革の重要性を強調した。