シャオミの戦略で肝になったのが、オンラインでのフラッシュセールだ。 Xiaomi’s Mi3 sold out in 5 seconds, says Flipkart – The Economic Times(英文)
https://economictimes.indiatimes.com/tech/hardware/xiaomis-mi3-sold-out-in-5-seconds-says-flipkart/articleshow/39250575.cms
その戦略は実に見事で、廉価モデル「Redmi」はインドの消費者の間で大歓迎された。 These 4 Xiaomi mobile phones account for 26% of all smartphone sales in India(英文)
https://www.livemint.com/Technology/a2j0Jdan6FDbWWcCzpn27O/These-4-Xiaomi-mobile-phones-account-for-26-of-all-smartpho.html
100~200ドルという価格でありながら、500ドルクラスの人気スマートフォンに搭載されていそうな機能をすべて備えていたため、インド市場でたちまちセンセーションを巻き起こすことになった。 Xiaomi: The Chinese brand dominating India’s smartphone market – BBC News(英文)
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-50135050
市場シェアも増え始めて2016年には3%に達したが、それでもシェア25%を占める巨鯨サムスンの前には、まだ小魚にすぎなかった。インドでは、ごく一部でしかオンライン化が進んでおらず、まして、インターネットで買い物をする消費者は少なかったため、オンライン限定だったシャオミは、変わった企業としか認識されなかった。型破りでやや安く、そしてサムスンと同じ土俵に立ってさえいないという印象だ。
すぐに思いつく答えは、価格だろう。今では、インド市場の66%以上が中国メーカーのスマートフォンで占められている。だが、インドの消費者も目を疑うほどの低価格で、魅力的なスマートフォンを最初に投入したのは、シャオミだ。消費者は、Flipkartなどのサイトに殺到し、早い者勝ちのクリック合戦を運よく勝ち抜いてシャオミのスマートフォンを手に入れようとした。なにしろ、わずか8秒間で、オンライン店舗から数万台が消えたのだ。 India Smartphone Market Share: By Quarter – Counterpoint Research(英文)
https://www.counterpointresearch.com/india-smartphone-share/
75,000 Redmi Note Units Go Out of Stock in 8 Seconds, Says Xiaomi | Technology News(英文)
https://gadgets.ndtv.com/mobiles/news/75000-redmi-note-units-go-out-of-stock-in-8-seconds-says-xiaomi-632140
>>2 へ続く
2020年01月13日 07時30分 CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35147636/