1:Hi everyone! ★ 2015/01/04(日) 08:08:02.35 ID:???.net
2014年12月8日、東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=121円台後半をつけた。これは、リーマンショック前の2007年7月23日以来、約7年4か月ぶりの円安水準だ。急激に進む円安はどうして起こったのか。それはアベノミクスが大きく関係している。
為替相場は第2次安倍政権が発足した2012年12月26日からの2年間で約35円も円安に振れている。これは、安倍政権がアベノミクス「第一の矢」として進めた金融政策「日銀による大規模な金融緩和」によって、世の中に出回るお金の量を増やしたことで円の価値が下がったことが大きな要因の一つだ。
一方、景気回復が進むアメリカがこれまでの金融緩和策を終了させる方向で動いていることもドル買い・円売りの動きを活発化させている。
円安は私たちの生活にどのような影響を与えるのか。円安になると輸入コストが上昇することから、輸入企業・多くの中小企業にとっては減益を招き、海外からの輸入品が値上がりするため、一般消費者の家計にとってもマイナスの効果を持つ。
一方で円安は海外から見て日本の商品が安くなるので輸出企業・大企業の多くに収益改善をもたらしたり、株価を上昇させたりするプラスの効果も持つ。
このことから、大企業の利益をいかに中小企業、消費者の家庭にまで行き渡らせるかという知恵が求められている。
2015年、円安はさらに進行するのか。2014年12月23日に発表されたアメリカの7~9月期実質GDP(=国内総生産)確定値は前期比プラス5.0%と11年ぶりの高い伸び率となった。市場関係者の多くは、日米の景気状況や金融政策の方向性の違いから今後もしばらくドル高円安が進むとみている。
ソース(日テレNEWS24) http://www.news24.jp/articles/2015/01/03/06266471.html