1:ケマルパシャ ★ 2015/08/22(土) 10:41:11.55 ID:???.net
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150822/eca1508220500004-n1.htm 2015.8.22 06:28
東京市場で2万円割れとなった株価だが、年末までに2万~2万3000円まで上昇するとの強気の見通しを崩さない市場関係者は多い。
日本企業の業績が依然として好調なことや日銀、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの“官製マネー”による買い支えが続いていることが理由だ。楽天証券経済研究所の窪田真之氏は「原油安、円安、米景気回復と日本企業を取り巻くトリプルメリットは続く。日経平均の2万円割れは買いの好機」と指摘する。明治安田生命保険の謝名憲一郎氏も、「日経平均がほぼ右肩上がりで上昇してきたことによる一時的な調整局面の側面もある。今後は徐々に上がる」と分析する。また、米利上げを意識した動きとの見方もある。野村証券の若生寿一氏は「世界的な金融緩和で金余りの資金が株式市場に流れていたが、利上げで引き締まる。こうした転換期には下落はつきもの」と、再び株価が上昇基調に戻るとみる。
ただ、中国経済の減速によって日本企業が打撃を受ける事態が鮮明になれば、平均株価が一気に下落することも予想される。中国・天津市の大規模爆発も懸念材料だ。「タイの洪水や東日本大震災でも当初、影響は軽微とされていたが実際は違った。爆発の影響がどこまで広がるか注視していく必要がある」(証券アナリスト)との見方もある。さらに、日本企業の業績見通しについても一部で慎重論が出ている。 ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「今期の業績は、強気の見通しを期初に立てた企業が多い。中間決算時点で大きく上方修正されるとは考えにくい。一本調子の株価上昇は期待できない」としている。(飯田耕司)
東京市場で2万円割れとなった株価だが、年末までに2万~2万3000円まで上昇するとの強気の見通しを崩さない市場関係者は多い。
日本企業の業績が依然として好調なことや日銀、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの“官製マネー”による買い支えが続いていることが理由だ。楽天証券経済研究所の窪田真之氏は「原油安、円安、米景気回復と日本企業を取り巻くトリプルメリットは続く。日経平均の2万円割れは買いの好機」と指摘する。明治安田生命保険の謝名憲一郎氏も、「日経平均がほぼ右肩上がりで上昇してきたことによる一時的な調整局面の側面もある。今後は徐々に上がる」と分析する。また、米利上げを意識した動きとの見方もある。野村証券の若生寿一氏は「世界的な金融緩和で金余りの資金が株式市場に流れていたが、利上げで引き締まる。こうした転換期には下落はつきもの」と、再び株価が上昇基調に戻るとみる。
ただ、中国経済の減速によって日本企業が打撃を受ける事態が鮮明になれば、平均株価が一気に下落することも予想される。中国・天津市の大規模爆発も懸念材料だ。「タイの洪水や東日本大震災でも当初、影響は軽微とされていたが実際は違った。爆発の影響がどこまで広がるか注視していく必要がある」(証券アナリスト)との見方もある。さらに、日本企業の業績見通しについても一部で慎重論が出ている。 ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「今期の業績は、強気の見通しを期初に立てた企業が多い。中間決算時点で大きく上方修正されるとは考えにくい。一本調子の株価上昇は期待できない」としている。(飯田耕司)