1:Twilight Sparkle ★@\(^o^)/ 2014/09/20(土) 06:47:04.71 ID:???0.net
9月18日(木)6時0分配信
一度「仕事」を失ってしまうと、もう戻れない……。今の日本社会は、一度失敗してしまうと極度に再チ
ャレンジしにくい仕組みになっている。『「10年後失業」に備えるために読んでおきたい話』の著者、城
繁幸氏と、『無業社会-働くことができない若者たちの未来』の共著者、西田亮介氏が、日本の「失業・
無業」の厳しい実態と、社会的な対応策、そして、「私たちが今できること」を語り合った。
西田:新刊のタイトルにもした「無業社会」とは、字面としては、ただ単に「仕事がない社会」ということ
になります。でも、本書ではもう一歩踏み込んで、「仕事を失いやすく、誰もが無業状態になる可能性
があるにもかかわらず、いったんその状態になってしまうと抜け出しにくい社会」のことを「無業社会」
と呼んでいます。
15~39歳の若年無業者の数は、200万人にも上るわけですが、これはもう「一部の若者の問題」で
はなくて、日本社会全体で解決に知恵を絞るべき「社会問題」だというのが僕たちの認識です。
城:無業状態に陥る人というのは、何か特徴があったりするのでしょうか。
■ 「怠け」や「やる気不足」で片付けていいのか
西田:実は無業の人とそうでない人の間に明確な線引きはできません。「無業状態になった」と言う
と、日本では基本的に「働かないあなたが悪い」という話になります。「ニート」が注目された時もそう
でしたが、多くの人は「どうせ家に引きこもってゲームをしているだけだから仕事が見つからないんで
しょう」と思っている。
でも、厚生労働省の統計を見ても、僕らが独自に2333人にアンケートした結果を見ても、無業状態
になるきっかけとしては、病気とケガが主たる原因となっています。つまり、必ずしも自己責任で片付
けることはできない理由によって無業状態に追い込まれている人が多い現状があります。
学歴の観点からみても、四大卒であっても無業状態に陥ってしまう事例はたくさんあります。対人関
係の構築が苦手な人が営業職に配属されて何もかもうまくいかなくなってしまったり、就職してみたら
ブラック企業で、その会社を辞めたら次の就職が見つからなくなってしまったり……。予見不能で、誰
にでも「無業状態」に陥る可能性はある。これは個々人の「怠け」や「やる気不足」で片付けていい問
題ではないはずです。
次へ
>>2014/09/20時点で一般公開が確認出来た記事の一部を引用しました、全文は元サイトでどうぞ
東洋経済オンライン http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140918-00048187-toyo-bus_all
一度「仕事」を失ってしまうと、もう戻れない……。今の日本社会は、一度失敗してしまうと極度に再チ
ャレンジしにくい仕組みになっている。『「10年後失業」に備えるために読んでおきたい話』の著者、城
繁幸氏と、『無業社会-働くことができない若者たちの未来』の共著者、西田亮介氏が、日本の「失業・
無業」の厳しい実態と、社会的な対応策、そして、「私たちが今できること」を語り合った。
西田:新刊のタイトルにもした「無業社会」とは、字面としては、ただ単に「仕事がない社会」ということ
になります。でも、本書ではもう一歩踏み込んで、「仕事を失いやすく、誰もが無業状態になる可能性
があるにもかかわらず、いったんその状態になってしまうと抜け出しにくい社会」のことを「無業社会」
と呼んでいます。
15~39歳の若年無業者の数は、200万人にも上るわけですが、これはもう「一部の若者の問題」で
はなくて、日本社会全体で解決に知恵を絞るべき「社会問題」だというのが僕たちの認識です。
城:無業状態に陥る人というのは、何か特徴があったりするのでしょうか。
■ 「怠け」や「やる気不足」で片付けていいのか
西田:実は無業の人とそうでない人の間に明確な線引きはできません。「無業状態になった」と言う
と、日本では基本的に「働かないあなたが悪い」という話になります。「ニート」が注目された時もそう
でしたが、多くの人は「どうせ家に引きこもってゲームをしているだけだから仕事が見つからないんで
しょう」と思っている。
でも、厚生労働省の統計を見ても、僕らが独自に2333人にアンケートした結果を見ても、無業状態
になるきっかけとしては、病気とケガが主たる原因となっています。つまり、必ずしも自己責任で片付
けることはできない理由によって無業状態に追い込まれている人が多い現状があります。
学歴の観点からみても、四大卒であっても無業状態に陥ってしまう事例はたくさんあります。対人関
係の構築が苦手な人が営業職に配属されて何もかもうまくいかなくなってしまったり、就職してみたら
ブラック企業で、その会社を辞めたら次の就職が見つからなくなってしまったり……。予見不能で、誰
にでも「無業状態」に陥る可能性はある。これは個々人の「怠け」や「やる気不足」で片付けていい問
題ではないはずです。
次へ
>>2014/09/20時点で一般公開が確認出来た記事の一部を引用しました、全文は元サイトでどうぞ
東洋経済オンライン http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140918-00048187-toyo-bus_all