【経済】英エコノミスト紙「日本は最も生産性の悪い国。日本人の労働は経済に恩恵をもたらしていない。そんな国で過労死するのは無意味」

最近、日本では過労死の問題が大きな話題になっている。電通に勤めていた女性社員が過労で自殺したニュースや、長時間勤務で死亡したフィリピン人男性のケースが過労死と認定された話などが大きく報じられてさまざまな議論を生んでいる。ちなみに2015年、過労死で労災認定されたのは96人にもなり、未遂も含む過労自殺は93人が労災認定されている。
10月7日、日本政府は「過労死等防止対策白書」を閣議決定した。
2014年に施行された過労死等防止対策推進法を受けて、厚生労働省は日本の企業や労働者に対する大規模な調査を行なって白書にまとめている。
「過労死」の労災認定の目安となる月80時間を超えた残業をする正社員がいる企業は22.7%に達していることや、正社員の36.9%が高いストレスを抱えていることが判明した。
今さらだが、この状況は世界的に見ると普通ではない。過労死などが声高に叫ばれるようになった80年代から、日本の過酷な労働状況は世界でたびたび報じられ、外国人の目に奇妙に映っている。
また経済大国である日本は実のところ「生産性が悪いのではないか」との指摘まで出ている。外国のメディアで報じられている報道から、日本の労働環境について見てみたい。
(中略)
そんな意識が原因となっているのかどうかは分からないが、海外メディアから「日本の会社は労働生産性が悪い」といった指摘も出ている。例えば、英エコノミスト紙(10月15日付)は、一連の過労死問題についてこのように書いている。
「仕事の成果よりも会社で過ごす時間や仕事への献身さに価値を見出している(日本のような)文化では、仕事のビジネス慣行を根本的に変えるのは容易ではない。あるIT企業の会社員(42、匿名を条件に取材に応じた)は、『会社は大きなチームのようなもの。私が早く帰ったら私の仕事を誰かが引き継いでやる必要が出てきて、かなり罪悪感を感じる』と話す」
外国や外資系企業で働いたことがある人なら分かるはずだが、多くの外国人にはこういう「責任感」はないと言っていい。筆者は英企業に勤めた経験があるし、米国でもいくつもの企業や大学、研究所を訪問したり、友人などから話を聞いたりするが、勤務終了時間になれば、見事なまでにオフィスから皆いなくなるし、他人の仕事を気遣って残業するなんてことはまずない。特に米国では、上司が帰るのを待ってから、とか、ダラダラとオフィスに残って仕事をするなんてことがない。
ただそんな米国は、今も世界最大の経済大国である。これについては、なぜなのかと疑問に感じていたが、英エコノミスト紙はその理由を皮肉たっぷりに書いている。
「(日本の)超過労働は経済にあまり恩恵をもたらしていない。なぜなら、要領の悪い労働文化と、進まないテクノロジー利用のおかげもあって、日本は富裕国からなるOECD(経済協力開発機構)諸国の中でも、最も生産性の悪い経済のひとつであり、日本が1時間で生み出すGDPはたったの39ドルで、米国は62ドルである。つまり、労働者が燃え尽きたり、時に過労死するのは、悲劇であるのと同時に無意味なのだ」
◇日本人の労働生産性
日本人の労働生産性は世界的に見て、非常に低く、ほかのOECD諸国より劣る。ちなみに、世界各国は1時間でどれほどのGDPを生み出しているのか。
ランキングにするとこうなる(2014年)。
1. ルクセンブルグ 79.3ドル
2. ノルウェー 79ドル
3. アイルランド 64ドル
4. 米国 62.5ドル
5. ベルギー 62.2ドル
6. オランダ 60.9ドル
7. フランス 60.3ドル
8. ドイツ 59.1ドル
(G7の平均は54.5ドル)
いかに日本の生産性が悪いかが分かるだろう。
エコノミストの指摘を見れば、過労死をなくすには、日本の非効率な労働を見直す必要があるということなのだ。どうすれば米国などのように、時間内に帰れるのかを真剣に議論しなければならないのである。
(▼続きはリンク先の記事ソースでご覧ください)
ITmedia ビジネスオンライン 2016年10月18日 06時36分
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/18/news019.html
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/18/news019_2.html
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/18/news019_3.html
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/18/news019_4.html
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/18/news019_5.html
で、エコノミストの価値は?
金融かな。
でもEU離脱でシティも逃げ出しそうだし、どうなるんだろね。
知らないうちにオレたちが時代の最先端をまた走ってた
(´・ω・`)
いや、生活できてないから人口減ってんだろw
年収500万だが親の面倒だの何だので全く生活は楽ではない。
日本の平均年収は自分より下だという話だが、自分より生活レベルが下の人間が数多くいると思うと
全くもって裕福な国だとは思えんな。
公務員の給与の平均を上げている老害を減らし
役職が多すぎるので
役職を減らす(遊んでいる上司多すぎ)
「遊びかた」を知らないんだと思うよ
「仕事が終わったら、あれをやりたい」とか思うものが無いから
ただ、ダラダラと仕事をしてしまう
俺のように('A`)
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良く分かるわー
自営業だけど未だに自己管理が下手
スコットランドのこと考えろよ
本当に必要な人材は、実はタイプBの中に埋もれている
ただ、タイプBは日本人気質と日本の雇用システムに極めて
不向き。タイプBで能力ある連中は日本から出ちゃう。
で、日本にタイプAとCだけ残り、生産性+創造的な産業を
産み出す芽も出なくなる
そして結局訳も分かってない奴まで回して説明しなければいけない時間の浪費
やってらんねーよ
かつて江戸幕府が「敢えて」馬車を採用しなかったように
イギリス人にはわからんだろうな
生産した価値のかなりの部分は合衆国に召し上げられてる
仕方ねぇだろ
比較するならEU全体でしないとな
儲かってる都市部(ドイツだけとか東京だけとか)限定で出されてもね
おまえら遅刻もせずに納期もまもって残業もやまほどして、しかも給料あんまもらってなくてさ
でもGDPバブル以降横ばい。他の国3倍とか。なにこれ
団塊の下の世話は団塊がやれ
介護保険は団塊だけが不当な利益を得ている最悪のシステム
普通は時間指定されてそれ越えたら人件費オーバーで評価下がるだろ?
人件費度外視で残業出来る職場って赤字でやっていけないんじゃないの?
夜の10時に先生が寝ちゃったから今日は無理とか言われて休日出勤。残業代も、休日出勤手当も付いたけど
仕事の単価は変わらなかったとか。こうやって、生産性がドンドン落ちていくんだなー。
印刷業は命削って仕事してるよな
昔からそうやって経済発展してきた
上司は数字だけ見て改善しろと文句垂れてまた余計な時間を喰わせる
以外、延々ループ
そりゃアカンわ
全くムダ
効率悪いだけ
無駄なことをやる人間をバカにするような
ホリエモンみたいな人間ばっかりだったら嫌だろ?
日本のメディアがそうやって英国叩いたことあるか?
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