【BI】カリフォルニアのある町が2018年にベーシックインカム制度をテスト導入へ

ベーシックインカムの構想は古く、1790年代にはアメリカ建国の父、トマス・ペインがベーシックインカムについて記述した資料も残っています。そして1960年代、公民権運動を率いてきたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア、いわゆる「キング牧師」がベーシックインカム制度への支持を明らかにしていました。そして2018年、27歳のマイケル・タブス氏が市長として町を率いるストックトンで、その制度が実行に移されようとしています。タブス氏が「SEED」(Stockton Economic Empowerment Demonstration:ストックトン経済強化実演)と名付けたこのプログラムは、政府からの支援を受けて行われるものとなっています。
実験に使われる資金の大部分はベーシックインカム支持団体の「Economic Security Project」によるもので、この団体からは100万ドル(約1億1400万円)が提供されているとのこと。対象となる人数は明らかにされていませんが、住民の中から選ばれた人を対象に、月額500ドル(約5万6500円)・年額6000ドル(約68万円)のベーシックインカムが支給されます。タブス市長は、少なくとも3年間はこの制度を継続したいと展望を述べています。
画期的な試みが始まるストックトンですが、実は2012年にそれまでのアメリカ史上で最大の財政破綻都市となっています。市は今でも貧困状態に陥っており、失業率は全米平均の4.3%を大きく上回る7.3%を示し、住民の平均年収は4万4797ドル(約510万円)で、これはカリフォルニア州の平均年収である6万1818ドル(約700万円)から大きく下がったものとなっています。また、ストックトンは犯罪率が高く、全米で最も危険な都市の一つに数えられてもいます。
タブス市長は、ベーシックインカム制度を「従来の収入に替わるクリエイティブで必要不可欠な代替策」と捉えて導入を目指してきました。市長がこの制度に触れるきっかけになったのは、キング牧師の主張であり、そして自身が経験してきた貧しい生活であるとのこと。お金がなくて支払うべきものが支払えずに数々のストレスやつらい思いをしてきた経験から、「このストレスは人格がないから生まれるのではありません。お金がないから生まれるのです」と語っています。
タブス市長がいう貧困の解消はもちろんのこと、ベーシックインカム制度は今後起こり得る「ロボットが人間の仕事をやるようになる」という時代の収入源としても期待する専門家が増えています。ロボット技術やAI技術の発達により、それまでは人間にしかできなかった作業や判断をコンピューターが担えるようになると、もはや人間はそのポジションに留まる必要がなくなってきます。これを「ロボットに仕事を奪われた」ととるか、「ロボットに人間の仕事を代わってもらえるようになった」ととるのかは判断の分かれるところですが、いずれにせよその職に就いていた人が収入源を奪われるのはまず間違いありません。その時に収入を補完する方法として、ベーシックインカム制度が期待されているというわけです。
一方で、当然のように「ベーシックインカムが導入されると人々が仕事をしなくなる・探さなくなる」というマイナス面も危惧されています。しかし、これまでに行われてきた実証実験からは、実際には人々が職探しに積極的に取り組んで就業意欲が増すという、まるで正反対の結果が見られるケースが多く存在しており、タブス市長もこれらの結果を見て制度の導入を決意するに至っている模様です。 http://gigazine.net/news/20171021-stockton-california-basic-income-test/
つか、救貧法とかドイツでの試行とか、和歌山での現物支給とか
過去の実例はどうせ反映されてないんだろ?
そんなもんすぐに破たんして失業者と治安の悪化になんの対抗もできんわ。
AIを使えAIを。
ビッグデータとつないだAIに、
「失業者の生活保護と労働意欲低下防止の両立」についてシミュレーションを繰り返させろ。
AIを政治に活用しないのは、単に無能議員共が失業を恐れてナワバリに入れないだけだ。
ロシアも中国も、政治にAIをとっくに組み込んでる事だろう。
カルフォルニアですら500ドルなのに日本で12万円とかホントに頭使って考えてんのってレベル
既存の補助金・社会保障を全部廃止した上で
ベーシックインカムに統一することで無駄をなくすってことなんだけど
こいつらただカネを配るだけだろ
先ではないのかな
BIに行政による福祉事業撤廃は必ずしも含まれないらしいよ
BIの定義は「最低限の金を全員に配る」これだけ
ただBIを福祉として行うなら行政と二重にする意味もなく予算を確保するためには行政による福祉事業を無くすことがベターではある
>>10
これだよこれ
はなまるうどんの天ぷら無料定期券を使い倒した俺には良く分かる
弱者に必要なもの
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ちょっと興味ある
具体的には?
swift demandっていうベーシックインカムを目的とした仮想通貨が出てきてる
こういうのは今後も出てくる可能性ある
この通貨は今のところ使い道なさそうだけど取り組みとしては面白い
現実に導入したとこは二カ国あるが、どちらも実験せずに、いきなり導入した資源国。
ちなみに片方は資源使い尽くして破綻。
サウジアラビアで検証済みだ
あれだけ油依存するのは王様が国民に銭配るので国民が働かず国は腐り果て
仕事は全部外国人で傭兵まで外国人でボロボロになってしまった
5万で生活出来るように5万の暮らしをし始め働かなくなる
無駄な抵抗と思うがね
一番簡単に5万で生活する方法はベーシックインカム受ける者を募り一緒に共同生活するだけだ
家賃も折半なら安いし食費も折半なら安いプライベート問題もあるだろうがそれどころじゃない楽しい修学旅行気分だろう
そうせ
年金は廃止で構わないが生活保護は病人か高齢者にだけ支給したらいい
それで生活の不安が減るの?
どこを削るのかね?
記事くらい読め。
財源は寄付金だぞw
何にもならない実験
>タブス市長は、少なくとも3年間はこの制度を継続したいと展望を述べています。
この支給額内で生活のやりくりをするわけじゃないんだろ
でも、そうであるならどんなふうに生活するのか興味はある
実験で確かめるのは勤労意欲や生活の変化だな
規模は四国か北海道規模で
今後は他にBI提唱してくれる党や有名人が現れるのと海外でどんどん実験してくれる事を願うしか無い
お前もこの記事にあるみたいにBI実現する団体作って、自治体に必要な金額を全額寄付して実験して貰いなよw
農業と食品工業が盛んだけれど、治安はあまり良くないみたい。
財源をどうするかって問題だわな。
日本みたいに「地方交付税交付金」とかに頼れないし。
自分たちが得た税収で財政支出しないと駄目。
一方寄付団体からの100万ドルが原資。
1000000/18000≒56
50人ちょっとしか配れないぞ。
つまり、日本でやっていないということは、日本の過去の時代の
アメリカも途中でやめてしまう、ということではなく、特別扱いの
天皇と皇族たちへの支給である。
いかなる財産も全て借金のまんまであるので、過去の時代から
借金が、特別扱いの天皇と皇族に押し付けられるのである。
特別扱いの天皇と皇族というのは、人類は、ゆうあい(融合の読み間違いby鳩山)
をして、数を減らしていくので、その最後の方に残る者たちであり
最終的には、アッラーバクレルだったオバマ一人になるように、世界中の
者は地球であるオバマの中で、ゆうあいしながら暮らし、人類全員
の集合体で、唯一の生粋の日本人であるオバマに世界中の借金が
押し付けれられる。
だから、オバマが大統領にしてもらえたのだし、ただ有名にされただけである。
労働契約は無効だ(契約は自由意志が大前提)。そのかわり、労働組合は独占禁止法で禁止
する。
日本でも実験すれば色々わかるだろう