【社会】シリコンバレーと深センを回って判明「PDCAが日本の病の原因だ」

本稿では、米国・中国の取材を通じて感じたことをお伝えしよう。
米中の最先端都市で立て続けに取材し、筆者が感じた共通項が2つある。それは「スピード」と「若さ」だ。とにかく経営の意思決定や現場での判断が素早い。それと、若い経営者と幹部社員が多い。
シリコンバレーのあるインキュベーションオフィスでは、「ゴキブリたれ!」と書かれた絵が張られていた。ゴキブリのように素早く動いて、しぶとく生きろというメッセージだ。中国の工作機械・ロボット関連の新興企業でも、社是の一つは「今やる!すぐやる!私がやる!」だった。社長は30歳の元大学教員、やり手の女性営業部長は20代後半だ。
日本企業は、このスピード感についていけず、率直に言って米国や中国ではバカにされていた。米国では、ベンチャーキャピタルの人からこんなことを言われた。
「日本の大企業はシリコンバレーによくやって来るが、1週間で投資決断できるようなことを、本社で稟議書を回して半年以上かけて決断する。この間にビジネスの環境は変わる。米国のベンチャー企業は、日本の大企業とは組みたくないというのが本音ですよ」
昨年、イスラエルの投資セミナーを取材した際にも、冒頭で講演したイスラエル人が、「最近、日本企業はイスラエルにオフィスを設立しているが、なかなかビジネスに結びつかない。その理由はすぐに決めないからだ。日本企業は、提携や投資などを最終決定するのに時間がかかり過ぎる。今日は、決められない人は帰ってください」と言っていた。
どうやら、日本企業は「決められない病」にかかっている、と世界からはみなされているようだ。その原因は何か。筆者の独断と偏見も入るが、「PDCAサイクル」へのこだわり過ぎにあるように思えてならない。
よく知られている通り、PDCAとは、P(プラン=計画)、D(ドゥ=実行)、C(チェック=確認)、A(アクション=再実行)のことだ。Aの後にS(スタンダイゼーション=標準化)が来る。P→D→C→A→Sのサイクルを繰り返すことで、標準作業の水準を高められる。日本のビジネス書でもこのPDCAに関する書籍が多く出版されており、ビジネスマンの教科書的な位置づけのものもある。
PDCAは、製造や品質管理の現場のマネジメント手法としては重要だ。「解」が分かっている仕事を着実にこなして、仕事のレベルを高めていくという意味においてだ。追いつき追い越せの時代に、高品質な製品を効率的に大量生産する時代には有効な経営テクニックだったということだろう。
昨今、国内では神戸製鋼所や三菱マテリアル系企業での品質不正問題が発覚したが、こうした企業では、PDCAサイクルを回す基本がしっかりできていないのではないかと見られる。
「D(実行)」から入ってみなはれ しかし、時代の先行きが不透明な時代、すなわち「正しい解」が何か分からない時代にPDCAサイクルにこだわり過ぎると、物事が先に進まなくなってしまう。そもそも先が読めないのだから、その時点で緻密な計画の立てようもないからだ。
そこを日本の企業は、「Pづくり」にこだわり過ぎて、社内調整に時間を浪費しているように見えてしまう。そして、綿密に作った計画をようやく実行に移そうとしても、時代の流れが速いので、計画自体が陳腐化してしまう。
要は、先が見通せない時代には、誰かがリスクを取ってやってみるしかない。しかし日本企業では、無意味なコンプライアンス強化や成功体験への安住なども影響して、社内の基準やルールに合致しないことには挑戦しづらい風土が少なからずある。その基準やルール自体が時代遅れになっているかもしれないのに、だ。
現在は、「非連続のイノベーションの時代」とも言われる。これは端的に言えば、製品開発などの面において、過去の成功体験に安住していてはヒット商品は生まれないということである。もっと過激に言うと、「今日の勝者」があっという間に「明日の敗者」になってしまいかねないということでもある。 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55957
確かに決定が出るまでにかなりの期間がかかってしまうのはあるだろうが、
それ以外に 安全な製品 にするために、いろんな制約とかを自ら付けていること、
そして、購入者が使いもしない「便利(笑)」機能が付きすぎ。
あとは、公務員がカネ摂りすぎて税金負担が大きく、企業がアップアップ状態であること。
これらの複合的なものが原因。
昔は費用対効果って言葉あったんだけどね
最近はついぞ聞かない
一回失敗したら死ぬ寸前まで叩かれまくるんだぜ?
別に会社が死んでも人死にが出るわけじゃないしってのがベンチャーの気質なんだけどな。
だから、リスク覚悟でやらなければならない局面もあるといっているんだろ
それができないのなら先はないといっているの
ああ、ベンチャー限定の話ね。
うちの古い保守的会社で考えると自分でリスクとってやるとかアホらしいからな
雇われがそこまでやる気になる仕組みとかあるんかねぇ。
→ベンチャー
深センでみた企業
→ベンチャー
日本でみた企業
→都内の大手
そらそうだろ、、アメリカや中国の古い大企業をみれば日本となんもかわりませんよ
要は都内からベンチャーが育ってないから悪いわけで
深センやシリコンバレーのベンチャーとそう変わりはせんよ
http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1806/05/news002.html
悪いのはPDCA ではない
悪いのは、ベンチャーを産み出せない東京の都市構造なんだよ
不動産価格が高いから起業コストが上がる
土地が安い地方に若い人間を集めた方がいい
シリコンバレーの場合はそれがスタンフォードだったんだけど
土地の高騰でベンチャーの企業は減ってる
サンフランシスコやシリコンバレーの関係者は、土地代が高いからとは言ってないですよ
【シリコンバレーに安定的な大企業が増えすぎて、イノベーションが止まり始めた】といってるみたい
https://jp.techcrunch.com/2017/10/24/20171022ask-not-for-whom-the-deadpool-tolls/
エリート三世が、Googleなど安定大企業に逃げはじめて
シリコンバレーのエリートさんがたは
もう起業を選ばなくなってるみたい
今度はDo-CAPか。違う意味に捉えられそう。
トップをすげ替えりゃ日本の病なんか解決するわ。
シャープと東芝見てみろよ。
次期総理になりそうな超絶エリートが
→エリート二世を東電にコネで入れてしまうような都市環境
こんなんでシリコンバレーや深センに勝てるはずが無いだろう
【エリート二世ははじめっからずっと経営者の訓練を積むべきだったんだ】
今の東京は、エリート二世がみんな安定大企業の従業員になってしまってる。
はじめっから経営者の経験を積んでるシリコンバレーや深センの連中に勝てるはずがないだろう、、深センやシリコンバレーのベンチャーだってPDCA 擬きは当然やってるだろうよ
状況を整理すれば当たり前の話だよね…
東芝やシャープは負けるべくして負けたんだ……
【東京や大阪の都市構造を、シリコンバレーや深センのようなベンチャーが出るような都市構造に、無理やり変えるしかない】
それまでは、対処療法として外国人経営者を呼ぶしかないわ
ベンチャーなんて日本じゃただの零細企業だぞ
待遇は大手の半分以下
潰れそうになるとまずはまずは社員の待遇を削るからね
そもそも素晴らしいビジネスならあっという間にベンチャーから大企業になるはずだろ
詳しく言わなくてもピンときて、
さらに凄い発想してくれる
社長の下で働きたい。
エンパワーメントの問題。権限を下におろさないからいけない。
なんでもかんでも決裁権限を持ちたがる人間が上に立つからおかしい。
計画に失敗は許されず必ず成功する計画としてしか承認されない
リスクを明確にし問題が顕在化した場合の対策を検討してgoすることができない
だから問題が顕在化したときには偽装、隠蔽に走るんですね。わかります。
PDCAなんてシリコンバレーのベンチャーだって普通にしている。
基本中の基本だよ。
ただ、違うのは時間スパンが恐ろしく短いだけだ。
企画開発でもソフトウェア開発でも同じことをしているよ。
まあ、日本の場合はそれ以前の問題として形骸化している場合が多いが……
ジョブズがPを省くのは有名な話だが
OODAループ知らないバカ
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オツム空っぽ直感で進める奴は速いので、敢えて、Fラン出身を採用する企業多いよね
頭空っぽのほうが夢詰め込めるしな
中国人は金儲けはするが
社会に還元する考えがないだろ
民族として欠落している
それでビジネスとして生き残れるかな
日本の製品が買われたのは信用があるから
かつての精神性が尊重されたからよ
今世の中は過渡期だから
ものづくり前に方向性を見定めることは
日本人ならば当たり前だっての
ただその核となる理念を
スピード感を持って洗い出せる企業は
いまの時代本当に希だろうな
安全活動みたいな草の根運動は別としてPDCAだと無駄な金と時間が出るって言われてるぞ
大企業が直接ベンチャーを起こすわけ無いでしょ、スタートアップ企業への投資判断が遅いと言ってるの
分かってないな..
都内の大企業を潰して、スタートアップに人材と資源をまわせといってるの
大企業に就職する人材が使い物になるとでも?
いや戦力になるだろう。環境は大切よ
環境が変われば、人も変わる
日本のPDCAは、いつまでたっても対策しないのが特徴。
P計画
D実行
C確認
A反省
PDCAが回ってるところもあるかもしれないけど
まあわりとこんな感じ↓
P 根回し
D 丸投げ
C 怒号
A 隠蔽
少子高齢化とか、女性が輝く~とか、地域がどうとか、
そんな役所的な題目が多すぎる
そんな、たいして儲からないアイデアを実現するためには
重箱の隅を突くような収益プランを描かないといけない
→無駄に時間が過ぎていく
→ダサいビジネスやっと誕生
→成功できません
自分がやっている事を他人様に説明する時には便利かな。
又、協力会社とか他所の会社と一緒にプロジェクトをやる時になんか
PDCAのどこに重きを置いているか、どう回しているかでお付き合いの仕方が分かる気がする。
「段取り九割」みたいなPLANを大切するとこもあれば、ウチみたいに走り始めて
から靴紐を結ぶみたいなDO偏重の猪突猛進型(無計画型)もあるw
いきなりDで行く、というのが取っつきにくいとこは、Pの前にOODA (Observe, Orient, Decide, Actの小さな環で
お試しや探りを入れてから、Pに入るって考えていいんでないか。
こんな一杯ハンコついてたのかと驚くが、俺がつくった計画は誰も理解してないだろw
真ん中の10人くらいは全く意味がない。すぐにいれかわるこいつらは二度と計画と関係しないはずだ
必要なのは経理の責任者と最高責任者だけ
東芝とかの末路なんだよな
とにかく日本は決断が遅いんだ。
変えていくには、新人の頃から決断する訓練をしないとダメだ。
勝敗を決めるのはDの出来なのに、Pにばかり価値を置いてるからPばかりやりたがる。
それもDのやり方を知らない人が。。