【経済】米大物投資家ウォーレン・バフェット氏、韓国株“大量売却” 財閥企業と政界の“深い闇”に嫌気か[4/04]


“投資の神様”バフェット氏が全株売却した韓国鉄鋼大手ポスコ。問題は業績だけではなさそうだ(ロイター)

ウォーレン・バフェット氏(ロイター)
韓国の株式市場が「バフェット・ショック」に揺れている。世界トップクラスの富豪で、最強の投資家としても知られるウォーレン・バフェット氏(84)率いる投資会社が、保有する鉄鋼大手ポスコの株をすべて売り払っていたことが判明したのだ。背景にはポスコや鉄鋼業界だけの問題ではなく、韓国の財閥企業と政界の“深い闇”に対する疑心暗鬼があったと専門家は指摘する。
バフェット氏が率いる米投資会社、バークシャー・ハサウェイは2007年にポスコ株を取得、約4・5%を保有していたが、昨年4~6月期の時点ですべて売却していたことが今年3月末になって判明した。
ポスコの株主はパニック状態となり、同社の株価は年初来安値まで急落した。
バフェット氏は約50年にわたる投資で資産を7000倍に膨らませたことで知られる。投資先は長期的な成長性が見込まれ、株価が割安な銘柄を選択する。自分が理解できない会社の株には投資しない方針で、ITバブルの際にもハイテク株に手を出さなかった。コカ・コーラやアメリカン・エキスプレス、ナイキ、ジョンソン&ジョンソン、ウォルト・ディズニーなどがこれまでの主な投資先だ。
最近ではバークシャーが投資ファンドとともに買収した食品大手のクラフトフーズ・グループが、ケチャップで知られるハインツと合併を決めたことが話題となった。
自身の出身地で、バークシャーの本社を置くネブラスカ州オマハの地名から「オマハの賢人」と呼ばれるバフェット氏は、原則としていったん取得した株は長期保有することで知られるが、今回ポスコ株を全株手放したことについて韓国ではさまざまな憶測を呼んでいる。
ポスコの会長がバフェット氏に面会を求めたが、遠回しに断られたことや、業績が悪化し、株価も09年末以降、下がり続けたことで、ポスコの成長について疑念が持たれたとの推測もある。
また、新日鉄住金は、ポスコが特殊鋼板の製造技術を盗用したとして、損害賠償や製造・販売の差し止めを求めた訴訟を起こしている。
さらに鉄鋼業界全体についても、中国の供給過剰と需要低迷によって、今後の成長が伸び悩むと懸念されている。バフェット氏のポスコ株売却についても「中国経済の低迷が長期化すると考えたのではないか。中国の経済成長率が一時の2ケタ成長から7%程度に減速するほか、デフレ懸念も台頭している」(国内証券アナリスト)との見方もある。
一方、「鉄鋼業界の現状や将来を見れば妥当な判断とも思える。ただ、ポスコの経営方針そのものや背後にある韓国の政財界に関して疑問を持ったのではないか」と指摘するのは、『バフェットに学ぶ永久不滅投資法』(同友館)の著書もあり、中韓経済にも詳しい大原創研社長の大原浩氏。
「バフェット氏は単に業績が悪いという理由で株を売却することは少ない。業績が悪化したIBMに投資を続けているし、下がったところで株を買い増すこともある。今回の売却はかつてのペトロチャイナのパターンに近いのではないか」とみる。
ペトロチャイナ(中国石油)は、中国の国有企業、中国石油天然気集団公司(CNPC)の子会社で、バフェット氏は02~03年に同社株を買ったが07年にすべて手放した。
その後、CNPC出身で石油閥の周永康氏が汚職で失脚した際、ペトロチャイナ幹部らも調査対象となるなど政争に巻き込まれた。
「バフェット氏は国が関わっている企業への投資を嫌う。株をどれだけ買ってもコントロールできないためだ。ポスコなど韓国の財閥企業も政権との関係が深い」(大原氏)
ポスコは旧国営企業で、00年に民営化されたが、政権が交代するたびにトップのクビもすげ替えられている。
朴槿恵(パク・クネ)政権発足後の13年には前会長が任期を残して退任を余儀なくされた。そして現在、李明博前政権の「資源外交」をめぐる捜査でもポスコがターゲットになっている。
前出の大原氏はこんな逸話を紹介する。
「バフェット氏の金言に『劇場が火事になったらその席から逃げればいいが、金融市場が火事になったら逃げる前に席を誰かに売らなければならない』というものがある。逃げ足の速さもバフェット氏の持ち味だ」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150404/frn1504041530001-n1.htm
投資するなら韓国って言ってた人?
それは、ゴールドマンサックスかな? 発言の半年後に撤退。
>>1のひとは、昨年、韓国から撤退するときに、引き留めるポスコ社長
とマスコミに韓国株は有望とリップサービス。
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ローンスターは善意の出資者って事か、そこに付けこまれたと。
しかし、1年前の売却が今頃解るって、韓国企業の情報公開性にも問題が有り過ぎだって
自白してるようなもんだ。
ただ、リーマンショックの時が最低だったから、今回切たってことは何か他の理由だろう
政財界に関して疑問ということらしいが、ナッツリターン前に手を引いたのはさすが
それは、ジム・ロジャーズ。
バフェットは、ポスコ・インドネシア爆発で逃げ遅れ、引き留める
ポスコ社長に韓国株は有望と言って逃げた程度。
ということは、韓国は今火事で燃えている最中か
火が消える要素は全くないな
このオッサン。
そんな投資家が引き上げたってことは…
こりゃ二波乱くらいありそうだな。
インドネシアの件かなあ。
寝かせるどころか超長期投資の神様
一度これと決めたら半世紀以上保有する
売却したとなると、その直近のこの事故が原因だな。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-921.html
これを見ると、2月28日の売りはバフェットだな。
普通の案件ならこういう事故で落ちた時は買い増していそうなんだがなぁ。
あと何年も生きられんと思うんだが、まだ資産を増やしたいのかね
あの世に金は持って行けないぜ
ワイに少し分けてもらえんかのう
ってか韓国って大量保有報告書の公開とかないのか?
今頃ニュースになるって。。
世界の著名な投資家と呼ばれる人って案外足元見えてないのかもな
「こんな良い席が今ならまだ安いですよ」
って売りつける訳か。
「投資家の推奨は売り」ってあってるんだな。
そりゃ、個別の株について、あれだけの事故起こしておいて買いと言うのなら、見抜けないほうがおかしくないか?
東京電力株を2011年に買いだと言ってるようなもん。
買う方がどうかしてる
気づくの遅すぎじゃね?
相場が急激に変動しないように、時間を掛けて、少量売り抜けじゃない。
>昨年4~6月期の時点ですべて売却していたことが今年3月末になって判明した。
ちゃんとスレを読んでね
これ結構鉄則なんだよね。リバモアもコーヒー業者が国に訴え、
国がちょっかいだしたことで、コーヒーで大損してる。
まあ日本でも政商みたいなのは居るけどな。
ヤバさを示す指標としてはこれ以上無いほどのシグナルだわ