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【経済/エネルギー】サウジアラビア、「シェール潰し」で減産に動かず? 原油先安感をOPEC静観、11月の総会注目
1:かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/10/28(火) 23:26:48.87 ID:???0.net
原油先安感で始まったサウジの「シェール潰し」 OPEC静観、11月の総会注目
http://www.sankei.com/economy/news/141028/ecn1410280046-n1.html
産経新聞(宇野貴文) 2014.10.28 22:49更新
下落基調が続いている原油価格の先安観が強まっている。中東などの産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)の価格防衛の動きが鈍いためだ。産油国にとって原油安は痛手だが、「シェール革命」で急増する米国産原油を牽制(けんせい)するため、価格維持の減産に動かないとの見方が広まっている。
原油安が長期化すれば、採算割れで米国のシェールオイル開発に歯止めがかかる可能性がある。原油安をどこまで容認するのか、11月27日開催予定のOPEC総会が注目される。
27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しが一時1バレル=79・44ドルに下落。今月16日につけた約2年4カ月ぶりの安値(79・78ドル)を更新した。
ロイター通信によると、米投資銀行最大手のゴールドマン・サックスは2015年第1四半期のWTIの価格予想を従来の1バレル=90ドルから75ドルに引き下げた。
原油安の背景には、世界経済の減速に伴う需要減に加え、米国産原油の急増がある。米エネルギー情報局によると、米国の足元の原油生産量は前年比約15%増の日量850万バレルと27年ぶりの高水準となり、輸出も約40年ぶりに一部再開した。これに伴い米国の原油輸入は激減し、中東・アフリカの産油国がアジアの需要を奪い合い、価格下落につながっている。
これまでなら価格維持のため、OPECは加盟国の減産調整に動く。だが、 中東一の産油国・サウジアラビアのヌアイミ石油相は9月、「価格は常に上がり下がりするものだ」と発言し、原油安を静観している。これについて、石油連盟の木村康会長(JX日鉱日石エネルギー会長)は「シェールの大増産に対する牽制の意味があるのかもしれない。原油価格の急落でシェールの大増産にブレーキがかかるとの見方もある」と指摘する。
地下1千メートル以上の地層を水圧破砕して取り出すシェールオイルの生産には巨額のコストがかかる。米バーンスタイン・リサーチは、原油価格が1バレル=80ドルを下回ると、米国のシェールオイル生産の3分の1は採算割れとなると試算する。
サウジが価格下落を容認するのは“シェール潰し”のほか、対立関係にあるイランに打撃を与えるためとの見方もある。
ただ、OPEC諸国が国家予算を維持するうえで、「100ドルを大きく割れる水準は長く続かないのではないか」(石連の木村会長)との分析もある。
原油安の先行きを左右するサウジの動向は、日本の景気への影響も大きい。
http://www.sankei.com/economy/news/141028/ecn1410280046-n1.html
産経新聞(宇野貴文) 2014.10.28 22:49更新
下落基調が続いている原油価格の先安観が強まっている。中東などの産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)の価格防衛の動きが鈍いためだ。産油国にとって原油安は痛手だが、「シェール革命」で急増する米国産原油を牽制(けんせい)するため、価格維持の減産に動かないとの見方が広まっている。
原油安が長期化すれば、採算割れで米国のシェールオイル開発に歯止めがかかる可能性がある。原油安をどこまで容認するのか、11月27日開催予定のOPEC総会が注目される。
27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しが一時1バレル=79・44ドルに下落。今月16日につけた約2年4カ月ぶりの安値(79・78ドル)を更新した。
ロイター通信によると、米投資銀行最大手のゴールドマン・サックスは2015年第1四半期のWTIの価格予想を従来の1バレル=90ドルから75ドルに引き下げた。
原油安の背景には、世界経済の減速に伴う需要減に加え、米国産原油の急増がある。米エネルギー情報局によると、米国の足元の原油生産量は前年比約15%増の日量850万バレルと27年ぶりの高水準となり、輸出も約40年ぶりに一部再開した。これに伴い米国の原油輸入は激減し、中東・アフリカの産油国がアジアの需要を奪い合い、価格下落につながっている。
これまでなら価格維持のため、OPECは加盟国の減産調整に動く。だが、 中東一の産油国・サウジアラビアのヌアイミ石油相は9月、「価格は常に上がり下がりするものだ」と発言し、原油安を静観している。これについて、石油連盟の木村康会長(JX日鉱日石エネルギー会長)は「シェールの大増産に対する牽制の意味があるのかもしれない。原油価格の急落でシェールの大増産にブレーキがかかるとの見方もある」と指摘する。
地下1千メートル以上の地層を水圧破砕して取り出すシェールオイルの生産には巨額のコストがかかる。米バーンスタイン・リサーチは、原油価格が1バレル=80ドルを下回ると、米国のシェールオイル生産の3分の1は採算割れとなると試算する。
サウジが価格下落を容認するのは“シェール潰し”のほか、対立関係にあるイランに打撃を与えるためとの見方もある。
ただ、OPEC諸国が国家予算を維持するうえで、「100ドルを大きく割れる水準は長く続かないのではないか」(石連の木村会長)との分析もある。
原油安の先行きを左右するサウジの動向は、日本の景気への影響も大きい。
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