1: 海江田三郎 ★ 投稿日:2016/01/24(日) 20:22:08.75 ID:CAP
http://www.sankei.com/economy/news/160124/ecn1601240008-n1.html
市場で盛り上がる追加緩和論に対し、経済界からは牽制する発言が相次ぐ。
背景には「追加緩和による円安より為替の安定が一番」との本音が見え隠れする。
昨年12月の日銀企業短期経済観測調査(短観)で、大企業・製造業の平成27年度下期の想定為替レートは1ドル=118円。20日には一時、1年ぶりに115円台まで上昇し、企業収益の悪化懸念が出てきた。このままでは脱デフレのカギを握る賃上げや設備投資に悪影響が及ぶ懸念もある。
このため、市場は追加緩和を催促し、政府・与党内でも待望論が高まる。 ただ、経済界には効果に対する疑問や副作用への懸念が根強い。
「追加緩和の必然性はない」。日本商工会議所の三村明夫会頭は22日、金利が十分に低く、
さらに緩和しても資金需要が増える効果は見込めないと指摘した。
経済同友会の小林喜光代表幹事も「想定外の原油安を考えれば、2%の物価目標にこだわるべきなのか。 これ以上の緩和はもうやめた方がいい」と訴えている。
企業マインドの改善を狙って「黒田バズーカ3」を放っても逆効果になる恐れがある。
市場で盛り上がる追加緩和論に対し、経済界からは牽制する発言が相次ぐ。
背景には「追加緩和による円安より為替の安定が一番」との本音が見え隠れする。
昨年12月の日銀企業短期経済観測調査(短観)で、大企業・製造業の平成27年度下期の想定為替レートは1ドル=118円。20日には一時、1年ぶりに115円台まで上昇し、企業収益の悪化懸念が出てきた。このままでは脱デフレのカギを握る賃上げや設備投資に悪影響が及ぶ懸念もある。
このため、市場は追加緩和を催促し、政府・与党内でも待望論が高まる。 ただ、経済界には効果に対する疑問や副作用への懸念が根強い。
「追加緩和の必然性はない」。日本商工会議所の三村明夫会頭は22日、金利が十分に低く、
さらに緩和しても資金需要が増える効果は見込めないと指摘した。
経済同友会の小林喜光代表幹事も「想定外の原油安を考えれば、2%の物価目標にこだわるべきなのか。 これ以上の緩和はもうやめた方がいい」と訴えている。
企業マインドの改善を狙って「黒田バズーカ3」を放っても逆効果になる恐れがある。