2020年10月21日マネー,企業,経済

 半導体


1: 田杉山脈 ★ 2020/10/16(金) 17:50:49.31 ID:CAP_USER
サムスン電子が今年上半期、世界スマートフォン用メモリー半導体市場売上の半分を占めたことが分かった。

15日、市場調査企業であるストラテジー・アナリティクス(SA)によると、今年4-6月期の世界スマートフォン用メモリー半導体の売上は97億ドル(約1兆214億円)だ。前年同期比3%増加した。4-6月期を含めた今年上半期の場合は192億ドルだった。

サムスン電子は今年上半期のスマートフォン用DRAM市場でシェア54%を記録した。昨年末基準(50.9%)に比べると3.1%ポイント増加した。次いでSKハイニックス(24%)、マイクロン(20%)の順となっている。サムスン電子はNAND型フラッシュメモリー市場でも昨年(42.1%)に比べて小幅で増加したシェア43%で1位を維持した。キオクシアは22%、SKハイニックスは17%でこの後に続いた。SKハイニックスの上半期NAND型フラッシュメモリーのシェアは昨年末に比べて0.8%ポイント増加したが、DRAMは5.2%ポイント下落した。

SAは「スマートフォンの需要減少にもメモリー半導体市場は高性能メモリーチップの出荷と価格上昇で売上が増加した」とし「サムスン電子が今年上半期の市場を主導した」と分析した。

下半期の見通しも明るいほうだ。SA戦略分析副社長のスティーブン・エントウィッスル氏は「より多くの保存能力と速さを望むスマートフォンメーカーの要求とスマートフォン市場の季節的要因でスマートフォン用メモリーチップの需要が増加するだろう」と見通した。ただし、エントウィッスル氏は「ファーウェイ(華為)に対する米国の制裁はメモリーチップ供給企業に否定的な影響を及ぼす」と予想した。 https://japanese.joins.com/JArticle/271263

政治,経済

 経済


1: 田杉山脈 ★ 2020/10/16(金) 17:54:13.91 ID:CAP_USER
政府は16日、成長戦略を議論するための有識者会議として「成長戦略会議」を開催すると正式発表した。安倍政権での未来投資会議に代わる存在として経済財政諮問会議の下に設立する。委員には元ゴールドマン・サックスのデービッド・アトキンソン氏や竹中平蔵慶大名誉教授ら菅義偉首相と関係の深い有識者が並ぶ。

議長は加藤勝信官房長官、副議長は西村康稔経済再生相と梶山弘志経産相が務める。有識者メンバーはアトキンソン、竹中氏に加え、金丸恭文・フューチャー会長兼社長、国部毅・三井住友フィナンシャルグループ会長、桜田謙吾SOMPOホールディングスグループCEO、南場智子ディー・エヌ・エー会長、三浦瑠麗・山猫総合研究所代表、三村明夫・日本商工会議所会頭。

未来投資会議では議長は安倍首相が務めていたが、菅政権の成長戦略会議では官房長官に委ね、同会議も諮問会議に報告する位置づけ。諮問会議が示す基本方針のもと成長戦略の具体化推進を目指す。

安倍政権の未来投資会議は経済産業省が主導的だったが、首相直轄での政策決定プロセスを意図しているとみられる。 https://jp.reuters.com/article/jp-str-meeting-idJPKBN271047

2020年10月20日マネー,投資,経済

 コロナ経済


1: 田杉山脈 ★ 2020/10/17(土) 02:41:33.45 ID:CAP_USER
米国でギターが売れている。米大手フェンダー(アリゾナ州)の売り上げは過去最高に伸びたほか、ネット経由の楽器販売会社は経営陣も含め社員総出で出荷作業に追われる。新型コロナウイルス禍で在宅勤務が続くなか、時間やお金を習い事に使う人びとが増えているようだ

「異変」が起きたのは今年3月だ。1940年代に創業した老舗の楽器メーカー、フェンダーではオンライン注文が急増し、その後も止まらない。アンディ・ムーニー最高経営責任者(CEO)は「今年の売り上げは2ケタ増、過去最高になる」と話す。

ムーニー氏を驚かせたのは、コロナ禍での地域貢献にと3月に始めた無料オンライン・レッスンの人気ぶりだ。通常は有料の「フェンダー・プレー」を無料で受講できるプログラムを打ち出したところ、定員枠の10万人を3日で達成。100万人に枠を広げても数週間でいっぱいになった。

売れ筋は初心者向けのエレキギターで、若者が多くその半分が女性だという。米著名歌手のテイラー・スウィフトさんの弾き語りに憧れ、アコースティック・ギターを購入するファンも多い。ムーニー氏はギターファンが広がれば「生涯に1人5~7本の購入が見込まれる」と、ファン層の拡大を喜ぶ。

10月上旬には米国で伝説のギタリストとして知られるエディ・ヴァン・ヘイレンさんが死去したことが大きく報じられており、ギター人気に拍車をかける可能性がある。

「毎日がブラックフライデーのようだ」。ブラックフライデーはクリスマス商戦幕開けとなる大型セール。米最大の楽器のネット通販会社スイートウオーター(本社インディアナ州)のチャック・スラックCEOはうれしい悲鳴をあげる。

同社の売上高は9月時点で前年より4割多く、過去最高になっている。注文殺到に人出が足らず、経営陣も含め社員総出で倉庫に入り商品の梱包や配送作業に追われる。今年の売上高は過去最高の10億ドル(約1千億円)台に達する見通しで、従業員の追加採用を急ぐ。

コロナ特需ともいえるギター人気だが、背景には消費者の生活様式の変化がある。在宅勤務で通勤時間が浮くほか、外食や旅行の機会も減った。余暇の過ごし方は「ステイケーション」(自宅で過ごすバケーション)が主流だ。浮いたお金や時間を趣味や技能の習得に回している。

語学やアートのオンライン講座にも参加者が集まる。ニューヨークに拠点を置く「スキルシェア」は年間会費99ドルでクラス取り放題のサービスを提供する。新型コロナの外出規制下で1日当たりの新規会員数は3倍以上増えた。ビデオの撮り方から賢い起業の方法まで数千種類の講座があり、1200万人が利用する。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65137410X11C20A0000000/

経済

田舎

1: 朝一から閉店までφ ★ 2020/10/11(日) 18:17:37.65 ID:LlST+ZK49
田舎暮らしを夢見る人が知らない獣害のヤバさ
「のどかで治安のいい田舎」が消滅しつつある

田中 淳夫 : 森林ジャーナリスト

2020/10/11 9:10

丹精込めて育てた農作物の強奪、荒れ果てた田畑――日本では年々、イノシシやシカなどの野生動物による「獣害」が加速しつつある。獣害リスクの現状を森林ジャーナリストの田中淳夫氏が解説。新書『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち』より一部抜粋・再構成してお届けする。





筆者は森林ジャーナリストとして、日本中の山・森林をめぐっている。その道中、山間の集落を訪れると、異様な風景に圧倒されることがある。集落周辺が柵だらけなのだ。

高さ2メートルぐらいはある金網が延々と延び、田畑などが柵で囲まれているのだが、まるで監獄のように見える。棚田の場合、山裾に柵が建設されるため、まるで山を柵で取り囲んだ砦のようだ。さらに平地の農地も柵が張りめぐらされ、道路と川に沿って迷路をつくっているかのような景観になる。ときに人家までモノモノしい柵に囲まれていることもある。もはや要塞である。

さらに畑の周囲を柵で囲むだけでなく、その上、つまり畑のうねの上空までネットをかけて完全に塞いでいる場合もある。周辺の柵は主にイノシシやシカ対策だろうが、上部を塞ぐのはカラスなどの鳥に作物を荒らされないためだろう。こうなると柵というよりは、檻だ。そして、檻の中に入るのは人間だ。農作業は檻の中で行うのである。

ちなみに農地を囲む柵は、電気柵の使用が増えている。不用意に触れたら危険だ。人体に影響のない微弱な電流と聞くが、やはり感電したくない。自作の電気柵に家庭用の電源から電流を弱める安全装置なしで配線したため、知らずに小川から近づいた親子二人を感電死させてしまった痛ましい事件も起きている。こうした柵は、もちろん違法である。だが、通常の柵では防げないからやりすぎたのだろう。これが田園風景か。なぜ、こんな状態になってしまったのだろうか。






シカもイノシシも平気で柵を飛び越える

獣害対策の防護柵にも変遷がある。初期の柵は腰くらいの高さの簡易な柵だった。トタン板を並べ、針金を張っただけのものもあった。いかにも農家の自作である。これでは、イノシシは地面すれすれを掘って、くぐり抜ける穴をつくってしまう。柵を飛び越えるような害獣もいる。シカはもちろんイノシシもジャンプ力は意外とあり、容易に柵を飛び越えられる。そこでだんだん柵も高くなっていくが、体当たりで柵を破る害獣もいる。そこで電気柵を仕掛けるようになったわけだ。

しかし、万能ではない。イノシシは剛毛に覆われているから、電気柵に触れてもあまり電気を感じないらしい。唯一、鼻面は濡れているので触ると感電する。しかし鼻面に触るように電気柵を仕掛けるには工夫がいる。イノシシも、柵の弱点を探し出してしまう。また草が繁り、柵に触れると漏電しやすい。
https://toyokeizai.net/articles/-/379695

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