
【数学】ビジネス数学は「実数と%」の2つで十分

ビジネスで使う数字は大きく分けると2種類しかありません。「実数」と「割合」です。
実数は文字通りリアルな数字。たとえば売上高100万円、社員数70人といったものです。一方で割合は前年比90%、男性従業員が60%といったものです。
私たちは実数を使って実数をつくる計算は比較的簡単にできるはずです。たとえば男性従業員30人、女性従業員40人なら、全従業員は足し算して70人。誰でもストレスなくできます。ところが「%」が出てくると計算が一気に面倒くさくなる。たとえば消費税8%の計算、面倒くさく感じませんか。
さて、この連載をお読みいただいた方なら、「マイ電卓」を持っているはずですので、正確な「%」の計算をすべき局面なら、迷わず電卓を取り出しましょう。
しかし、もし正確な数字でなくても問題ない場合、わざわざ電卓を取り出さなくても「だいたいこのくらい」が頭の中でつかめたら完璧です。
「1200円の64%はだいたいどのくらいか」といった割合を使った計算をするとき、頭の中で素早く計算をしてしまうコツがあります。実は、その割合を「◯人のうち△人」と置き換えてみると、ほとんどの「%」がだいたいどのくらいかをつかめるのです。
たとえば、10%というのは100人のうち10人、つまり10人のうち1人という意味の数字です。25%なら4人のうち1人ですね。
さて、「3人のうち1人」だと、およそ33%です。ということは「3人のうち2人」はおよそ66%。ですから先ほどの「1200円の64%はだいたいどのくらいか」は、1200円を3で割り算して(400円)その答えを2倍すれば、だいたい近い数字がつかめます(800円)。
実際、電卓で正確に計算してみると768円で、誤差はわずか32円。ざっくり数字がわかればOKな局面ではこれで十分でしょう。
「%」の計算はわずらわしいものです。ならば「◯人のうち△人」という考え方に変換してしまい、シンプルな割り算や掛け算だけでざっくり計算できるようにしておくとよいでしょう。時間があるときに、右表を使って頭の中でざっくり計算し、その後にマイ電卓で正確な数字を確認してみてください。少しエクササイズするだけで、「%」の計算が体に(脳に)馴染んでくるはずです。
http://president.jp/articles/-/23205
【悲報】ワイ転売屋、任天堂ミニSFCを転売して赤字になる
【経済】“超売り手市場”中小企業の採用ピンチ 面接に来る学生には最大限のおもてなし

「学生さんを引き留めるためにどうすべきかというのは、本当に答えがわからないです」「こちらとしては真摯(しんし)に真摯に、親切に、親切に対応していく」と話すのは、協立機電工業・採用担当の杉政頼明さん。面接に来る学生には、深々とお辞儀をして、見えなくなるまで“お見送り”をするなど、最大限のおもてなしをする。
企業側は、なぜここまで丁寧な対応をするのか。今年の就活事情は、学生にとってはバブル期以来の売り手市場だと言われている。さらに大手企業を目指す学生の割合は、2013年を境に年々増加(マイナビ調べ)。2018年卒では8年ぶりに半数を超えた。
杉政さんが内定通知を出した学生に電話をすると―
「先日お送りした内定承諾書なんですけど、こちらのほうはいかがでしょうか。…かしこまりました。すいません、失礼いたします」
学生に内定を断られてしまった。そんな中、杉政さんが内定確実と期待している就活生がいた。そしてこの日、役員面接に臨んだ。社長のジャッジは―
社長「真剣なんだって!」「採用って人の一生が決まるわけでしょ、ある意味で」「人生かかってるんだからさ」
社長から「焦りから入社に積極的でない就活生を面接にあげたのでは?」と指摘されてしまった。
このままでは採用者を確保できないと感じた杉政さん。解決策を上司に相談すると「大手にない魅力を学生に伝える」のが一番だという結論になった。杉政さんの奮闘は続く。
配信2017年10月5日 14:32
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2017/10/05/07374316.html