1: サッカーボールキック(空)@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/16(月) 20:00:01.07 ID:3dkmL5XV0.n
新車が実質2千円 ふるさと納税、富裕層の節税策に
房総半島の中央にある人口約1万人の千葉県大多喜町。返礼品は町で使える金券で、 ふるさと納税をする富裕層には有名な自治体だ。2014年12月に金券を贈り始め、 15年度の寄付額は前年度の40倍近い約18億円に急増した。4月下旬、ネット上で 高級ブランド品販売をうたい、金券の使用先として富裕層に人気の「店」を訪ねた。
ふるさと納税額、3倍超に 返礼競争でお得感高まる
建物の2階に「大多喜百貨店」の看板。入り口がわからず、1階の飲食店で尋ねると「鍵を預かっています」。 案内されたアパートの一室には千円のサングラスやしゃもじが並ぶ。案内してくれた女性は 「普段は誰もいません。専らネット通販の会社だそうです」という。
「店」はなぜ人気か。
例えば、給与年収1億円の男性が昨年、町に400万円をふるさと納税したとする。 自己負担は2千円で、399万8千円は男性の所得税と住民税から減額される。 町からは寄付額の7割、280万円分の金券が贈られ、2千円を引いた279万8千円分が「もうけ」になる。 金券を資産に換えれば節税完了だ。
「大多喜百貨店」は客に金券を郵送させ、高級品を送るのが売りだった。 東京の業者が町に「支店」を登記したのは15年4月。町は金券を扱える業者として登録した。 業者が持ち込んだ金券は町が換金する。 業者は「町にまずはネット販売でいいと言われた」。最近になってネット通販はやめたという。
町は3月から、寄付に対する金券の額の割合を7割から6割に下げるなど規制を始めたが発行は続く。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ5H5GM6J5HULFA005.html