1: 海江田三郎 ★ 2016/05/31(火) 09:23:36.28 ID:CAP_USER
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2785651.html
安倍総理は、来年4月に予定される消費税増税を延期したい考えで調整を進めています。
そもそも前回の増税見送りのとき、総理は「アベノミクスの成功を確かなものにするため」と理由を説明しましたが、果たして景気は良くなったのでしょうか。家計簿から検証しました。
千葉県に住む川名さん。夫と3人の娘の5人家族です。少しでも節約するきっかけにと、6年前から家計簿をつけてきました。
「(食費は月)2万9497円です。やっぱり上がってますね、年々」(川名笑美さん)
パートを始めたことなどで世帯収入は増えたはずなのに、なぜか“景気の回復”は実感できないといいます。
「今までは生活費分が余って、レジャーに使ったり貯金に回したりしていたが、(最近は)ギリギリ収まっている感じ」(川名笑美さん)
実は川名さんはおととし、私たちの取材を受けていました。当時、家計簿を基に食品などが1年間でどのくらい値上がり
したのか調べてもらいました。 なんと、10日分の買い物の値上がりはあわせて1700円。出費は月に7000円増えていました。増えた給料から差し引いても、出費は毎月3000円も増加していたのです。
実は、当時は原材料の高騰や円安などで物価の変動の影響を除いた実質の賃金は、12か月連続で下がり続けていました。
つまり、家庭で使えるお金が減っていたのです。景気の悪化をおそれた政府はおととし、消費税増税の延期を発表し、そしてこう約束したのです。
「2017年4月に確実に消費税を10%へと引き上げていきます。必ずや、その経済状況をつくり出すことができる」(安倍首相)
あれから家計はどうなったのでしょうか。前回の取材と同じスーパーで同じブランドの食材を購入。値段を調べてみると、46品目のうち半数を超える24品目が値上がりし、おととし取材したときよりも、ひと月1万4000円も出費が増えていました。
「給料はそんなに変わらないが、出費額が増えてしまって結果的に負担が増えてしまった」(川名笑美さん)
昨年度のGDPの実質消費はマイナス0.3%と、2年続けて下落。10%への増税を見送っても消費は回復しなかったのです。
みなさんの意見を聞いてみると・・・
「(Q.おととしの増税延期で景気は良くなった?)ならない。全然良くない、変わらない」(男性)
「特にお給料が上がったということもない。今までの食費よりも上がった」(女性)
一方で、来年4月の消費税増税の再延期について聞いてみると・・・
「生活用品もどんどん高くなっていくと家計が赤字寸前で(消費税が)上がると困る」(女性)
「孫の世代どうなるのって思うので、やっぱり辛いけど今(消費税)上げてもらったほうが良い。
覚悟してた、来年上がると。それなのに、えーまた2年半?」(女性)
結果は50人中、12人が予定どおりに増税すべきと答える一方、38人が延期すべきと答えました。(30日16:28)