1: ファルコンアロー(東京都)@\(^o^)/ 2015/07/28(火) 20:00:25.13 ID:sf0shGjN0.net BE:123322212-PLT(13121) ポイント特典
■特派員リポート 津阪直樹(経済部)
ギリシャ人は怠け者――。EU(欧州連合)などから2度の金融支援を受けながら再度、財政破綻(はたん)の危機に陥ったギリシャを、こう批判する声が最大の債権国であるドイツ内で強まっている。チプラス首相をはじめ、ギリシャ国民はこの指摘を完全に否定するが、実際、ギリシャ人は怠け者なのか。
「怠け者のギリシャ人を助ける必要はない」「財政危機は、ギリシャ人が招いたことだ」。ドイツのタブロイド紙にはこの1カ月、連日のようにギリシャ人の怠惰さが今回の危機の原因だとする記事や、読者からの投稿が掲載されている。今月17日の独公共放送の世論調査では、49%が「ギリシャへの支援交渉の再開に反対」とし、賛成の46%を上回った。
メディアを通して伝わるこうした批判に、ギリシャ人は真っ向から反論する。その一人がギリシャの労働省に勤めるジョイ・カピチャさん(55)だ。
ジョイさんの仕事の一つは、労働環境の立ち入り調査。ほとんどの商店や会社で従業員は1日8時間以上働いていて、
むしろ長時間労働させられているケースが散見されるという。ジョイさんは「ギリシャ人の労働者は真面目。今の不況で低賃金でこき使われているのが実態だ」と話す。自身も毎日朝7時半に出勤、定時の終業時間である午後3時半を過ぎて残業する日も少なくない。
勤勉さの基準は、国によって異なる。ギリシャ人以外はどう受け止めているのか。
http://www.asahi.com/articles/ASH7P575JH7PULFA024.html