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負担
1: 海江田三郎 ★ 2016/07/06(水) 09:12:14.70 ID:CAP_USER
http://www.asahi.com/articles/ASJ6P4DVJJ6PULFA019.html
 年金や医療など社会保険の負担は低所得の人ほど重い現状がありました。社会保障は集めた税や保険料で所得の偏りをただすはずなのに、この「再分配」が機能していないように映ります。どうなっているのでしょうか。

国保保険料、最大1.7倍の差 都市部68市区調査
 6月中旬。雨のなか、埼玉県に住む元派遣社員の女性(42)は地元の市役所を訪れた。「保険料の減免措置をうけたいのですが……」。窓口で緊張気味に切り出した。
 海運会社に派遣されていたが、3月末で雇い止めにあった。国民年金は月約1万6千円の保険料がかかるし、前年の所得や家族の人数などで市町村ごとに決まる国民健康保険料(国保)は女性の場合1万7千円だ。失業中の身には負担が重すぎる。窓口で年金、国保ともに保険料が減免できると知り、ようやくほっと一息ついた。

 30代半ばに体調を崩して正社員だったIT関連会社を辞め、派遣に。最長2年、短くて3カ月で仕事がなくなった。そのたびに厚生年金から国民年金へ、企業の健康保険から国保へと切り替えた。保険料は貯金を取り崩して納めてきた。失業期間が長くなり、年金だけ納付を免除してもらったこともある。次の派遣先が見つかると、数カ月分の給料の中から免除された期間の保険料をさかのぼって支払った。国保の減免を受けるのは、今回がはじめてだ。 銀行の口座に残るのは数十万円。仕事が見つかっても、月の手取りは多くて20万円。食費や洋服代を切り詰める生活が続く。

 それでも、「社会保険を負担するのは国民の義務。生活はつらいけど、きちんと払って当然」と思う。
 40歳を過ぎると派遣の仕事は少なくなる。早く安定した職を見つけたい。日増しに焦りがつのる。正社員での採用をめざし、数万円かかる講習会やセミナーにも通ってきた。唯一の息抜きとして時々楽器を習っていた。そんな余裕はしばらくなさそうだ。 国税庁の統計では、「ワーキングプア」とも言われる年収200万円以下の給与所得者は全体の2割超を占める。この人たちにも、年金や医療など社会保険の負担はのしかかる。育児と仕事を一手に担うひとり親世帯では、なおさらだ。

■ひとり親世帯、年金の未納も 関東に住む契約社員の30代女性は、長男(12)と長女(10)を育てるシングルマザー。8年前に離婚して働きづめの生活だった。 電話営業したり、スーパーでレジ打ちしたり。「正社員にならないか」と持ちかけられても育児のため残業はできず、泣く泣く断った。

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 satori
1: 海江田三郎 ★ 2016/07/04(月) 15:56:15.39 ID:CAP_USER
http://president.jp/articles/-/17763?page=3
前々回( http://president.jp/articles/-/17376 )は「マシュマロ実験」に耐えて自制心を保った4歳児達の「戦略その1」についてお話しました
マシュマロ実験とは、4歳の園児に「目の前のマシュマロ1個をすぐもらう」か、「20分間待って2個もらう」かを選ばせる、という内容。
結果は、我慢できず1個だけもらった子が3分の2、我慢して2個もらった子が3分の1だった。
実験したスタンフォード大学の教授は、園児たちのその後を追跡。欲求に打ち勝った自制心の強いグループは、欲求に負けたグループより、大学進学適正試験の点数が高く、中年時の肥満指数が低く、ストレスにうまく対処する、といった共通点があったという。
驚くべきは、4歳児が考えた自制のための最大の戦略に、「マシュマロを見ない」「マシュマロを遠ざける」というものがあったこと。その戦略は、現代ビジネスマンがコンビニなどで習慣的にムダな買い物をしてしまうのを避けるときにも役立つのではないか、というのが前回記事の概要です。

今回は、そのマシュマロ実験に耐えた4歳児達の「戦略その2」についてお話します。
その前に、読者の方からの質問をいただいていますのでご紹介しましょう。
〈どうしても性欲に勝てません。少し余裕が出たらいかにいい女とセックスするかにしか頭が及びません。 男は大なり小なり同じかと思いますがどうすればいいのかわかりません。金森先生はどうお考えでしょうか? 男には共通の悩みかと思います〉(36歳・男性)
「マシュマロ」の流れとしてはあまりふさわしいとはいえない「大人の事情」ですが、今回の「戦略その2」を読んでいただければ答えがおのずから出てくると思います。
マシュマロ実験では、実は担当の大学教授によりある試みがなされました。それは……。
【1】一方の子ども達には「もっちりして甘いマシュマロの味」という欲求を刺激する面に着目するよう促す。
【2】もう一方の子ども達にはマシュマロを「宙に浮かぶ丸くふっくらした雲」というイメージとしてとらえるよう促す。 すると、(2)の子ども達は(1)の子ども達の2倍の時間も「マシュマロを待つ」ことができました。 ちなみに、この(2)の子ども達に(1)のように仕向けると、たちまち待ち続けることができなくなりました。
逆に、さっきはほとんど待つことができなかった(1)の子達に(2)の指示を与えると、簡単に待つことができたのです(『マシュマロ・テスト』ウォルター・ミシェル著)

この実験から何が言えるのか。
自制心が保てるかどうかは、その人に忍耐力があるかどうかという個性の問題ではなく、頭の中で「外部の報酬」をどうイメージするかという認知的な問題(認知的再評価)だということが分かったのですここで、「セックスしか頭にない」質問者の悩みに対して、2500年前に認知的再評価をした人の言葉についてお話したいと思います。前もって申し上げますが、僕は無宗教です。その言葉を発したのは、釈迦です。『スッタニパータ』という経典でこう述べています。
「われは(昔さとりを開こうとした時に)、愛執と嫌悪と貪欲(という3人の悪女)を見ても、かれらと婬欲の交わりをしたいという欲望さえも起らなかった。 糞尿に満ちたこの(女が)そもそも何ものなのだろう。わたくしはそれに足でさえも触れたくないのだ」(『ブッダのことば スッタニパータ』岩波文庫・中村元翻訳)
これは、バラモン(インドの最高位の僧侶)が釈迦に自分の娘を妻として受けていただきたいと頭を下げた際、釈迦がその依頼に対して語ったものといわれています。
仏教の世界には人間を「糞袋(九穴の糞袋)」とする言葉があります。曹洞宗の鈴木正三(1579-1655、江戸時代初期の僧侶)も、
肉体を「九穴の臭い皮袋」と表現しています。

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何言ってるの
1: 野良ハムスター ★ ©2ch.net 2016/07/05(火) 09:02:26.99 ID:CAP_USER9
浜矩子氏が警鐘 「EUショックはコストカットの口実に」
2016年7月5日

日本企業の多くは、「欧州の玄関口」である英国に進出しても、奥の間の大陸欧州に上がろうとはしませんでした。理念とレトリックを並べ立てる大陸よりも、成り行き任せで実利を求める英国の方が、ビジネスをしやすかったからです。EU離脱が決まったといっても、生産活動の拠点を構える日本企業が押っ取り刀で逃げ出すことはないでしょう。

大陸側に新たな拠点をつくるのもコストがかかります。日本人スタッフを送り込み、現地スタッフもかき集めなければなりません。相当な手間がかかるし、リスクだって大きい。それよりも、離脱に伴う英国の制度変更に細かく対応していく方が現実的です。

外国企業に出ていかれると困る英国は、出血大サービスをするはず。それこそEUの縛りが解かれたので、自由に引き留め策を講じられます。日本企業が大きなダメージを受けるような姿は想像しにくいですね。

それでも日本で暮らす人たちの生活は影響を受けるでしょう。少しでも理由が見つかればコストを削ろうとしている人たちからすれば、今回の事態は格好の口実になります。「こんな状況では賃金を上げるのが難しい」と言ったり、本当は10人が必要なのに「とりあえず5人で」と判断したりするケースも出てきそうです。雇用環境の悪化は避けられません。中小企業も無理難題を突き付けられかねない。しわ寄せは、いつも弱いところになりますからね。

■「びびった雰囲気」が広がっている

この先、しばらくは世の中が荒れます。離脱交渉はスムーズに進みません。首相交代で保守党内もガタガタします。その先は総選挙で民族主義政党が台頭する恐れも排除できない。嫌なムードはどんどん広がっていきます。

株価がリーマン・ショックを超える大幅下げになったように、日本国内もかなりびびった雰囲気になっています。消費増税を先送りする際に「リーマン」を口にした安倍首相は、このような事態を想像していなかったと思いますが、「サミット議長国の日本は、すでに準備をしていた」と吹聴しています。チームアホノミクスは、内需の腰折れ防止を優先し、分配に回されるはずの予算を減らして帳尻を合わせにかかる。もともと財政赤字削減の本丸を社会保障費ととらえているのだから、EU離脱を神風として、医療や福祉の予算を刈り込むわけです。「まずは成長」と叫び、生活保護の基礎的な部分なども削るつもりでしょう。

直接的な影響はなくても、生活は苦しくなっていく。そんな覚悟が必要だと思います。

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184961

FX 2ch

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1: 海江田三郎 ★ 2016/07/03(日) 13:15:52.73 ID:CAP_USER
http://diamond.jp/articles/-/92877?page=2
(中略)
【野口】「投資の話をしてください」という講演依頼をいただくことがよくあるんです。「どんな話がいいですか?」と聞くと、ほとんどの場合「FXの話をお願いします」と言われるんですよ。FXはみんながやっているからと。仕事中もできるし、市場も24時間開いている。理論的にはもう完全市場に近い。
【楠木】近いですね。
【野口】取引コストはゼロで、24時間いつでも、どんな量でもできる。理想の市場のように思えますが、違います。市場って基本的に出し抜けないんです。だから必ずいつかは損をする。長期的に見れば負けるようにできているんです。
僕が以前、ゴールドマン・サックスなどにいたときには、「伝説の為替トレーダーがいる」という話をよく聞きました。でも一度もそういう人に会ったことはありません。
【楠木】なるほど、売買の技術が伝説なのではなくて、存在自体が伝説なんですね(笑)。
【野口】そうです。だいたいそういうトレーダーの伝説のパターンは決まっていて。ある年、ものすごく儲けるわけですね。その実績がすごいから、翌年、
別の会社から引き抜かれるんです、破格の待遇で。「破格の待遇」とは、給料ももちろんそうですが、それとともに、より大きな「リスクの許容量」が与えられるんです。前の会社よりも大きな取引をしてよいと。するとその「伝説のトレーダー」は、そこで決まって大損をする。より大きなリスクをとっているから、本当にひどい負け方をする。
もちろん、FX投資家が10万人いたとしたら、ある年は半分の5万人が儲けて、次の年はそのうちの2万5000人が儲けると考えると、勝ちが10年続いている人も必ず何人かはいます。でもほとんどは、みんな勝ったり負けたりなんですよね。市場は出し抜けない。
【楠木】だから、やっぱりFXをガンガンやってる人たち、「昨日はこれだけ勝った。今日はこれだけ負けた」って毎日一喜一憂している人たちに『あれか、これか』を読んでもらったら、面白いですよね。
【野口】本当にそうですね。
【楠木】そういう人に「自分のやってることをどう思います?」と聞くと、たぶんこう答える人が多いと思うんですよ。「いや、俺がFXをやってるのは、このハラハラドキドキ一喜一憂のプロセスが楽しいのであって、カネのためにやってんじゃねえんだ」って。
【野口】そういう人も多いと思いますね。
【楠木】「このハラハラドキドキこそがプライスレスなんだ」と。そうなるともう「運用してお金を増やす」という視点とは別物ですよね。運用した結果ではなく、運用のプロセスによって報われてしまっているから。
【野口】ギャンブル依存症のようなものなのかもしれませんね。
【楠木】そう。でも面白いですよね。いかにもカネのことばっかり気にしていそうな、FXのデイトレーダーが、じつはプライスレスなことに価値を感じていたり、そうかと思えば一方で、表向きは「お金よりも大切なモノがある」なんて言っている人のほうがよっぽどカネの亡者だったりするわけですから。
こういう「人間の価値観の深さ」を考えさせてくれるところが、類書にはない『あれか、これか』の面白い部分なんですよ。ファイナンスの人間臭さを改めて感じました。普通のファイナンス解説書を読んでも、そんなことは考えない。
【編集担当?藤田】そう思います。企画段階から野口さんともそういうお話をしていて、ファイナンスって一見、すごく冷たい学問に思えるけれど、実はとても奥が深い。価値をめぐる哲学的な問題に触れている学問だなと思いました。
【野口】楠木先生が教えていらっしゃる一橋大学でもそうかもしれないですけど、僕がいま教えているグロービスだと、ファイナンスっていちばん人気のない科目の一つなんですよ。マーケティングや戦略は、社会人として何年かやっている人たちからすれば入り込みやすいじゃないですか。でもファイナンスは、なかなかその世界に入り込めない。人によってはさっぱり理解できないという人もいます。
【楠木】ちょっと数式が複雑だったりしますから、たしかに難しそうなイメージがついてしまっているかもしれませんね。
【野口】そう、イメージなんですよ。それがある種の数字アレルギーを引き起こしているんですよね。これをどう打破して、ファイナンスの「人間臭さ」を伝えていくか。これが自分の役割だと考えています。

マネー

年金
1: 海江田三郎 ★ 2016/07/04(月) 10:19:21.41 ID:CAP_USER
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/201637-7c72.html

安倍政権は老後の生活を支える国民の財産である公的年金資金=GPIFの資金運用配分比率を変更する運用方針を2014年10月31日に大きく変更した。年金資産の資金運用の資産別配分比率を大幅に変更したのである。従来の資金配分比率である国内債券60%、国内株式12%、外国債券11%、外国株式12%を国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25% の新しい資金配分比率に変更した。 国内株式の運用比率が12%から25%へと2倍強に引き上げられた。外国証券の運用比率も23%から40%へと大幅に引き上げられた。2015年12月末のGPIF運用資産残高は139兆8249億円、この時点での日本配分比率23.35%を基準にすると、日本株式残高は2015年12月末で32兆6491億円だった。民進党の玉木雄一郎議員が仮定計算しているように、昨年12月末の株価水準はTOPIXで1547.3。6月27日のTOPIXは1225.76で、日本株式が20.8%下落した。この下落率を当てはめると、日本株式残高は25兆8664億円に減少していることになり、日本株式だけで、年初来、6兆7847億円の損失が生じたことになる。

日経平均株価は2012年11月14日に8664円の水準だった。2014年10月31日の終値は16413円だった。つまり、安倍政権は政権発足直前の水準から2年で、株価が約2倍の水準に暴騰した局面で、日本株式での運用比率を2倍に引き上げたのである。8664円の水準だった2012年11月に日本株式の運用比率を2倍に引き上げて、株価が2倍になった2014年10月末に元の比率に戻したと言うなら適正だが、その逆をやった。ところが、株価は2015年6月をピークに下落トレンドに転換した。円安・株高の流れが円高・株安の流れに転じたのだ。その結果、年金資産の損失が急拡大している。また、外国証券の比率が40%に引き上げられているから、円安の局面では利益が生まれるが、円高の局面では損失が拡大する。円高・株安のトレンドが生じるなかで、日本株式、外国証券偏重の資産配分は、国民に甚大な損害を与えており、その責任が問われるのは当然のことだ。安倍政権は年金資金運用で巨大な損失を発生させているから、そのデータを参院選前に公表することを避けて、参院選後に公表期日を先送りした。目的のためにはいかなる卑劣な手段でも用いるという、おぞましい姿だ。野党関係者の発言については、マスメディアを総動員して総攻撃するくせに、自分の不正については一切の報道、論評を許さない。文字通り、日本は暗黒国家への道を転げ落ちている。