1: 海江田三郎 ★ 2017/02/08(水) 22:55:33.77 ID:CAP_USER
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/020800410/
外資系人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは2017年2月8日、アジア5カ国・地域での給与水準と雇用実態の調査結果「2017年 ヘイズ アジア給与ガイド」を発表した。
同ガイドは、日本、中国、香港、マレーシア、シンガポールにおける、同社の人材紹介の実績をベースにした1200の職務での給与水準と、3000社に対して実施した雇用実態調査をまとめたもの。調査は2008年から毎年実施し、今年で10年目となる。調査期間は2016年10~11月、日本人の回答者数は542人。
調査結果から明らかとなったのは次の4点。(1)日本の昇給率はアジアで最も低い、(2)高度なスキルが必要な職務では、中国や香港、シンガポールの給与が日本を上回る、(3)転職理由として「給与」が増加、(4)現在の給与に不満を抱く人は半数以上──である。
例えば(1)については、中国では6%以上昇給したと回答した割合が56%だったのに対し、日本ではわずか11%。さらに日本では、3%未満の昇給が58%、昇給しなかったのは18%だった。
IT分野では、データアナリストやシニアアナリストプログラマーの給与はアジアで最も高いが、データ分析やプロジェクト部長、営業部長、CIOになると中国や香港、シンガポールよりも低くなる(もしくは同等)。同社マネージング・ディレクターのマーク・ブラジ氏は「一定レベルまでは日本の給与は高いが、マネージメント職以上になると他国と比べて低くなる。
特にCIO(最高情報責任者)はかなり低い水準だ」と説明する。
また、データサイエンティストや自動運転技術者、AI技術者、IoT専門家といった急成長分野で必要とされる人材が特に不足している。
「米国でのAI技術者の給与は日本の2倍以上」(ブラジ氏)という。ブラジ氏は「現在の給与に満足せず転職を考えている人が増えている雇用主と従業員の間には大きなギャップがあり、やる気が損なわれて離職につながっている。企業は国際的な視点から、チャンスと脅威を認識すべきだ」と話した。
外資系人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは2017年2月8日、アジア5カ国・地域での給与水準と雇用実態の調査結果「2017年 ヘイズ アジア給与ガイド」を発表した。
同ガイドは、日本、中国、香港、マレーシア、シンガポールにおける、同社の人材紹介の実績をベースにした1200の職務での給与水準と、3000社に対して実施した雇用実態調査をまとめたもの。調査は2008年から毎年実施し、今年で10年目となる。調査期間は2016年10~11月、日本人の回答者数は542人。
調査結果から明らかとなったのは次の4点。(1)日本の昇給率はアジアで最も低い、(2)高度なスキルが必要な職務では、中国や香港、シンガポールの給与が日本を上回る、(3)転職理由として「給与」が増加、(4)現在の給与に不満を抱く人は半数以上──である。
例えば(1)については、中国では6%以上昇給したと回答した割合が56%だったのに対し、日本ではわずか11%。さらに日本では、3%未満の昇給が58%、昇給しなかったのは18%だった。
IT分野では、データアナリストやシニアアナリストプログラマーの給与はアジアで最も高いが、データ分析やプロジェクト部長、営業部長、CIOになると中国や香港、シンガポールよりも低くなる(もしくは同等)。同社マネージング・ディレクターのマーク・ブラジ氏は「一定レベルまでは日本の給与は高いが、マネージメント職以上になると他国と比べて低くなる。
特にCIO(最高情報責任者)はかなり低い水準だ」と説明する。
また、データサイエンティストや自動運転技術者、AI技術者、IoT専門家といった急成長分野で必要とされる人材が特に不足している。
「米国でのAI技術者の給与は日本の2倍以上」(ブラジ氏)という。ブラジ氏は「現在の給与に満足せず転職を考えている人が増えている雇用主と従業員の間には大きなギャップがあり、やる気が損なわれて離職につながっている。企業は国際的な視点から、チャンスと脅威を認識すべきだ」と話した。