
【国際】中国人富裕層の資産合計額、日本のGDPに匹敵

世界的な金融機関の調査によると、100万ドル以上の投資可能資産を持つ富裕層は、10年の88万2300人から、14年には134万7700人へと増えた。増加幅は52.8%。中国人富裕層の資産合計額は、日本の国内総生産(GDP)に匹敵する4兆8000億ドルに達した。
資産3000万ドル以上の超富裕層は8366人、うち194人が億万長者だった。億万長者の平均資産額は1億8000万ドル。19年までに資産100万ドル以上の富裕層の資産合計額は9兆5000億ドルに達する見通し。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150603-00000042-xinhua-cn
バブル崩壊? 中国の輸出、3カ月連続前年割れ リーマン時以来の事態

中国の税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、輸出が1908億ドル(約23・9兆円)で、前年同月より2・5%減った。3、4月に続いて3カ月連続の前年割れとなり、リーマン・ショックの影響で約1年間、輸出が前年を下回り続けた2008~09年以来の事態となった。
5月の輸出は欧州連合(EU)向けが6・9%、日本向けも8・1%減った。東南アジア諸国連合(ASEAN)向けも前年を0・1%下回った。米国以外は不透明感の高い世界経済の状況が、中国の外需にブレーキをかけ、国内経済の減速に追い打ちをかけている。
1~5月の累計の輸出も前年比0・7%増で、前年からはほぼ横ばい。中国は今年の貿易目標を前年比6%増としているが、達成は早くも微妙になっている。
一方、輸入は前年同月比17・6%減の1313億ドル(約16・4兆円)で7カ月連続の前年割れとなった。今年に入ってからは毎月、10%以上の大幅減を記録している。中国向けの輸出に期待するアジアなど他の新興国にとって、中国の輸入減が打撃となっている。
中国の輸出、3カ月連続前年割れ リーマン時以来の事態
http://www.asahi.com/articles/ASH6843DMH68UHBI00R.html