1: brown_cat ★©2ch.net 2016/07/11(月) 10:51:43.83 ID:CAP_USER9
日経平均上げ500円超す、米雇用堅調と参院選で与党大勝-全業種高い
鷺池秀樹
2016年7月11日 08:04 JST 更新日時 2016年7月11日 10:32 JST
11日午前の東京株式相場は、日経平均株価の上げ幅が500円を超えた。米国の雇用統計が市場予想を大幅に上回ったほか、
参院選で自民、公明の与党が大勝し、今後の積極的な経済政策運営が期待されている。鉄鋼やガラス・土石製品、繊維など素材株、証券など金融株と東証1部33業種は全て高い。
午前10時29分時点のTOPIXは前日比38.25ポイント(3.2%)高の1248.13、日経平均株価は501円47銭(3.3%)高の
1万5608円45銭。東証1部の値上がり銘柄数は1901、値下がりは45。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の折見世記シニア投資ストラテジストは、米雇用統計について「一番インパクトが大きかったのは米景気の下振れ懸念が後退したということ。ショート筋は買い戻さざるを得ない」との見方を示した。
8日発表の6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から28万7000人増加し、市場予想18万人増を大きく上回った。これを受け、同日の欧米株はリスク資産見直しの動きからストックス欧州600指数が続伸、米S&P500種株価指数は昨年5月以来の高値を付けた。リスクオンの動きは商品市況にも波及し、農産物を含む国際商品指数のトムソン・ロイター・コアコモディティCRB指数も反発した。
国内では参院選が10日に投開票され、NHKの開票速報によれば、改選121議席のうち自民、公明の両党は目標としていた改選議席の過半数に当たる61議席を上回った。非改選と合わせると、与党と憲法改正に前向きな「おおさか維新の会」や無所属などを含めた勢力で国会発議に必要な3分の2を確保した。安倍晋三首相は10日夜のNHK番組で、「選挙結果は力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声」とし、「包括的、大胆な経済政策を早速策定していきたい」と述べた。
三菱モルガン証の折見氏は、街角景気の先行き判断DIが大きく悪化するなどアベノミクスに対する国民の信認が落ちている現状、
「景気浮揚のためのカンフル剤が必要」と言い、安倍首相の発言通り、大胆かつ力強い経済対策の概略が「今週内にも出てくるようなら持続的な日本株上昇も可能」と話している。
東証1部33業種の上昇率上位はその他製品、ガラス・土石製品、鉄鋼、証券・商品先物取引、繊維、保険、機械、その他金融、不動産、建設など。売買代金上位では任天堂が連騰、独フォルクスワーゲンが電気自動車(EV)向け電池製造で提携を検討していることが分かったパナソニックは急伸している。トヨタ自動車やソフトバンクグループ、大成建設、ディー・エヌ・エー、コマツ、三井不動産も高い。半面、鹿児島県新知事に川内原子力発電所の一時停止と点検を公約した候補者が当選し、九州電力は大幅安。個別では、四半期減益のチヨダ、みずほ証券が目標株価を下げた島忠も安い。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-10/OA4FDS6TTDS001
鷺池秀樹
2016年7月11日 08:04 JST 更新日時 2016年7月11日 10:32 JST
11日午前の東京株式相場は、日経平均株価の上げ幅が500円を超えた。米国の雇用統計が市場予想を大幅に上回ったほか、
参院選で自民、公明の与党が大勝し、今後の積極的な経済政策運営が期待されている。鉄鋼やガラス・土石製品、繊維など素材株、証券など金融株と東証1部33業種は全て高い。
午前10時29分時点のTOPIXは前日比38.25ポイント(3.2%)高の1248.13、日経平均株価は501円47銭(3.3%)高の
1万5608円45銭。東証1部の値上がり銘柄数は1901、値下がりは45。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の折見世記シニア投資ストラテジストは、米雇用統計について「一番インパクトが大きかったのは米景気の下振れ懸念が後退したということ。ショート筋は買い戻さざるを得ない」との見方を示した。
8日発表の6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から28万7000人増加し、市場予想18万人増を大きく上回った。これを受け、同日の欧米株はリスク資産見直しの動きからストックス欧州600指数が続伸、米S&P500種株価指数は昨年5月以来の高値を付けた。リスクオンの動きは商品市況にも波及し、農産物を含む国際商品指数のトムソン・ロイター・コアコモディティCRB指数も反発した。
国内では参院選が10日に投開票され、NHKの開票速報によれば、改選121議席のうち自民、公明の両党は目標としていた改選議席の過半数に当たる61議席を上回った。非改選と合わせると、与党と憲法改正に前向きな「おおさか維新の会」や無所属などを含めた勢力で国会発議に必要な3分の2を確保した。安倍晋三首相は10日夜のNHK番組で、「選挙結果は力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声」とし、「包括的、大胆な経済政策を早速策定していきたい」と述べた。
三菱モルガン証の折見氏は、街角景気の先行き判断DIが大きく悪化するなどアベノミクスに対する国民の信認が落ちている現状、
「景気浮揚のためのカンフル剤が必要」と言い、安倍首相の発言通り、大胆かつ力強い経済対策の概略が「今週内にも出てくるようなら持続的な日本株上昇も可能」と話している。
東証1部33業種の上昇率上位はその他製品、ガラス・土石製品、鉄鋼、証券・商品先物取引、繊維、保険、機械、その他金融、不動産、建設など。売買代金上位では任天堂が連騰、独フォルクスワーゲンが電気自動車(EV)向け電池製造で提携を検討していることが分かったパナソニックは急伸している。トヨタ自動車やソフトバンクグループ、大成建設、ディー・エヌ・エー、コマツ、三井不動産も高い。半面、鹿児島県新知事に川内原子力発電所の一時停止と点検を公約した候補者が当選し、九州電力は大幅安。個別では、四半期減益のチヨダ、みずほ証券が目標株価を下げた島忠も安い。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-10/OA4FDS6TTDS001