1: ムヒタ ★ 2020/07/09(木) 07:59:03.02 ID:CAP_USER
【シリコンバレー=佐藤浩実】米半導体大手エヌビディアの株価上昇が続いている。8日終値ベースの時価総額は2513億ドル(約26兆9400億円)となり、老舗の米インテル(2481億ドル)を初めて上回った。米半導体メーカーの首位が入れ替わるのは6年ぶり。世界では台湾積体電路製造(TSMC)、韓国サムスン電子に次ぐ3位となる。
エヌビディアは最高経営責任者(CEO)のジェンスン・ファン氏らが1993年に設立し、99年にナスダックに上場した。当初はゲーム用の画像処理半導体に特化していたが、2015年ごろから大規模で素早い処理を求める人工知能(AI)計算に技術を応用し始めた。画像や音声認識の開発が進むとみて、株式市場が注目し始めたのもこの時期からだ。
18~19年の業績は仮想通貨ブームに翻弄されたものの、AI関連の事業は堅調に拡大を続けた。足元で市場の評価を集めているのも、5月に出荷を始めた新設計のAI用半導体だ。データセンターで使うと、従来品と比べて最大20倍の処理性能を出せるという。米グーグルなどが採用し、成長期待から株価は8日まで5日連続で最高値を更新した。
一方、売上高ではエヌビディアの6.6倍あるインテルの株価は直近1カ月で約7%下げた。米アップルがパソコン「Mac(マック)」のCPU(中央演算処理装置)を自社開発品に切り替えると表明したほか、「ドル箱」のデータセンター向け半導体でもエヌビディアや米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が攻勢をかける。競争が激しくなるとの懸念が株価の重荷になっている。
インテルはIT(情報技術)バブルのさなかだった1999年と2000年に米テキサス・インスツルメンツ(TI)に、スマートフォン市場の成長が著しかった12~14年にかけては米クアルコムに、米半導体メーカーとして時価総額のトップを譲った時期がある。ただ過去30年間の大半は首位に立っており、再び盛り返せるかが焦点となる。 2020/7/9 6:11 (2020/7/9 6:51更新) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61314490Z00C20A7000000/
エヌビディアは最高経営責任者(CEO)のジェンスン・ファン氏らが1993年に設立し、99年にナスダックに上場した。当初はゲーム用の画像処理半導体に特化していたが、2015年ごろから大規模で素早い処理を求める人工知能(AI)計算に技術を応用し始めた。画像や音声認識の開発が進むとみて、株式市場が注目し始めたのもこの時期からだ。
18~19年の業績は仮想通貨ブームに翻弄されたものの、AI関連の事業は堅調に拡大を続けた。足元で市場の評価を集めているのも、5月に出荷を始めた新設計のAI用半導体だ。データセンターで使うと、従来品と比べて最大20倍の処理性能を出せるという。米グーグルなどが採用し、成長期待から株価は8日まで5日連続で最高値を更新した。
一方、売上高ではエヌビディアの6.6倍あるインテルの株価は直近1カ月で約7%下げた。米アップルがパソコン「Mac(マック)」のCPU(中央演算処理装置)を自社開発品に切り替えると表明したほか、「ドル箱」のデータセンター向け半導体でもエヌビディアや米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が攻勢をかける。競争が激しくなるとの懸念が株価の重荷になっている。
インテルはIT(情報技術)バブルのさなかだった1999年と2000年に米テキサス・インスツルメンツ(TI)に、スマートフォン市場の成長が著しかった12~14年にかけては米クアルコムに、米半導体メーカーとして時価総額のトップを譲った時期がある。ただ過去30年間の大半は首位に立っており、再び盛り返せるかが焦点となる。 2020/7/9 6:11 (2020/7/9 6:51更新) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61314490Z00C20A7000000/