
【経済】伸びない物価、2018年度も1%割れに

テレビやビデオレコーダーなどを含む「教養娯楽用耐久財」は1月も1.6%値下がりし、全体の指数を押し下げた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮崎浩氏は「景気拡大の勢いが鈍り、景気に敏感とされる耐久財の動きが弱い」と指摘する。
18年度を通してみると、電気代やガス代を含む「光熱・水道」が値上がり基調にあった。秋までの原油価格上昇が影響した。診療代など「保険医療サービス」も上昇傾向にある。支出が避けられない品目の値上がりで消費者が節約志向を強め、他の商品の需要を鈍らせた可能性がある。
物価の伸びは今後も鈍いとの見方が多い。19年10月に消費増税が予定されているが、日本経済研究センターがまとめた民間予測の平均は増税分を加味しても0.97%上昇にとどまる。19年度は携帯電話の通信料も下がると予想され、さらに物価は弱含むとの見方もある。
日本経済新聞 2019年2月22日 20:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41636830S9A220C1EA4000/
【経済】】大型10連休、国内ホテル旅館の6割満室 後半に空きも

2019年2月20日12時03分
https://www.asahi.com/articles/ASM2M3GHNM2MULBJ008.html?iref=comtop_list_nat_n01
10連休となる今年のゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)の期間中に、国内のホテル・旅館の6割がすでに予約で満室になっていることがわかった。連休前半が特に混雑しており、宿泊料金は2週間前より約1・5倍に高騰していた。一方、連休後半はまだ余裕があり、料金もあまり上がっていないという。
宿泊検索サイトを運営するベンチャー「ウイズトラベル」(https://withtravel.net/)が今月17日までに、インターネットで申し込める全国2万8千軒のホテルや旅館の10連休中の予約状況をまとめた。
最も混雑が目立ったのは京都府…
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【貿易収支】1月の対中輸出17%減、2カ月連続 貿易統計

財務省が20日発表した2019年1月の貿易統計速報(通関ベース)によると、中国向けの輸出は前年同月比17.4%減の9581億円となり、大きく落ち込んだ。減少は2カ月連続で、減少率は18年12月の7.0%減よりも一段と拡大した。米中貿易戦争の影響や中国経済の減速などが響いており、半導体製造装置などが落ち込んだ。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆4152億円の赤字で、4カ月連続で赤字を計上した。
中国向け輸出では、電気回路などの機器が約39%、半導体製造装置が約25%、それぞれ大幅に減少した。アジア全体への輸出も13.1%減少した。米国向けは自動車や機械などの輸出が伸びたが、欧州連合(EU)向けは船舶などを中心に輸出が減った。
2019/2/20 9:30 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41494070Q9A220C1000000/
【経済】去年12月の機械受注 「足踏みがみられる」に下方修正

内閣府が発表した機械受注統計によりますと、主な機械メーカーが国内の企業から去年12月に受注した金額は、変動の大きい船舶と電力を除いて8626億円で、前の月を0.1%下回り、ほぼ横ばいでした。
内訳を見ますと、通信業からコンピューター関連の受注が好調だった一方、石油・石炭製品の製造業からのボイラーやタービンの受注が落ち込みました。
受注額は2か月連続で横ばいとなり、内閣府は基調判断から「持ち直しの動き」という文言を削除し、「足踏みがみられる」に下方修正しました。
内閣府では、ことし1月から3月の受注額も減少する見通しだとしていて、「受注額の水準自体は引き続き高いものの、中国経済の減速などもあって今後、受注額が上向いていくとは考えにくい状況だ」と話しています。
NHKニュース 2019年2月18日 11時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190218/k10011818721000.html