1: 海江田三郎 ★ 投稿日:2015/11/17(火) 20:32:58.45
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NXXRTV6JIJUZ01.html
(ブルームバーグ):日本は7-9月期に2四半期連続のマイナス成長になった。海外の経済事象や国内の自然災害がその原因ではない。日本は過去20年で7回、2四半期以上連続のマイナス成長を経験しており、そのうち2回は2012年遅くの安倍政権発足後だ。四半期当たりの平均成長率はプラス0.8%。 一方、中国はこの間に絶え間なく成長を続け、日本を抜いて世界2位の経済大国となった。ジャパンマクロアドバイザーズの大久保琢史チーフエコノミストは、16日の日本の国内総生産(GDP)発表後のリポートで、労働人口の急速な縮小に伴い、日本の潜在成長率は極めてゼロに近いと指摘。さらに日本にとってゼロ成長や緩やかなマイナス成長はもはや大した問題ではないと分析した。日本の7-9月期GDPは前期比年率0.8%減で、4-6月期は0.7%減。昨年の2期連続のマイナス成長の引き金となったのは消費増税だった。今回のマイナス成長は、設備投資の減少のほか、多数の企業が生産増より在庫調整を進めることを決めたことが要因となった。BNPパリバ証券の白石洋シニアエコノミストは、マイナス成長に頻繁に陥るようになったため、事情をさらに深く調べる必要があるとの見方を示した。同氏は今回の2期連続マイナス成長を日本がデフレに逆戻りしているという見方に結びつけるのは誤りだと指摘。物価の傾向を考える際にはGDPだけではなく、労働市場のひっ迫も考慮することが重要だと分析した。
(ブルームバーグ):日本は7-9月期に2四半期連続のマイナス成長になった。海外の経済事象や国内の自然災害がその原因ではない。日本は過去20年で7回、2四半期以上連続のマイナス成長を経験しており、そのうち2回は2012年遅くの安倍政権発足後だ。四半期当たりの平均成長率はプラス0.8%。 一方、中国はこの間に絶え間なく成長を続け、日本を抜いて世界2位の経済大国となった。ジャパンマクロアドバイザーズの大久保琢史チーフエコノミストは、16日の日本の国内総生産(GDP)発表後のリポートで、労働人口の急速な縮小に伴い、日本の潜在成長率は極めてゼロに近いと指摘。さらに日本にとってゼロ成長や緩やかなマイナス成長はもはや大した問題ではないと分析した。日本の7-9月期GDPは前期比年率0.8%減で、4-6月期は0.7%減。昨年の2期連続のマイナス成長の引き金となったのは消費増税だった。今回のマイナス成長は、設備投資の減少のほか、多数の企業が生産増より在庫調整を進めることを決めたことが要因となった。BNPパリバ証券の白石洋シニアエコノミストは、マイナス成長に頻繁に陥るようになったため、事情をさらに深く調べる必要があるとの見方を示した。同氏は今回の2期連続マイナス成長を日本がデフレに逆戻りしているという見方に結びつけるのは誤りだと指摘。物価の傾向を考える際にはGDPだけではなく、労働市場のひっ迫も考慮することが重要だと分析した。